第四章 浜松藩の確立 第三節 浜松藩領の成立と他領 初期の浜松藩領 浜松領の創立期 |
浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ 浜松市史 ニ |
ように駿遠五十万石の国主であった徳川頼宣(よりのぶ)の御付家老(傅(ふ))であった。【 浜松領の確立期高力氏時代】つぎの城主高力忠房(ただふさ)は元和五年に武蔵岩槻から入 封したが、当初の所領三万一千五百石余の... |
第三章 浜松城下町の形成 第三節 御役町の成立 幕藩体制下の浜松宿 幕府と藩の二重支配 |
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に定着しつつあった。そのことを端的に示していると考えられる二、三の出来事をつぎに とりあげてみたい。【高力氏時代】元和五年(一六一九)、幕府は老中連署を以って浜松城 主高力忠房に対して、浜松宿における伝馬人足の... |
第三章 浜松城下町の形成 第二節 武家屋敷と無役町 町割 城主の町づくり |
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浜松市史史料編一・二・三』)を主として当時の概況を復原してみると、前記の諸時期が 浮び上がってくる。【高力氏の町割】浜松の町づくりが軌道にのったのは、城主高力忠房 の時代(元和五年―寛永十五年)であった。後にも... |
第三章 浜松城下町の形成 第三節 御役町の成立 御役町の成立 天林寺と高力氏 |
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高力忠房の次男長房は寛永七年江戸城中奥の小姓に就任したが翌八年死去し、浜松池川村 の天林寺に葬られた(... |
第四章 浜松藩の確立 第一節 幕府政治の推移と浜松城主 浜松城主 高力忠房 |
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高力氏は三河の高力郷を本拠とし、忠房(ただふさ)の祖父清長以来家康に仕えて功績をた てた家筋である。清長は本... |
第四章 浜松藩の確立 第一節 幕府政治の推移と浜松城主 浜松城主 青山忠雄 |
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で浜松城主であった。以上の歴代浜松城主のうち、幕藩体制確立期の浜松地方に大きな影 響力を持っていたのは高力氏・太田氏・青山氏であったと考えられる(後述)。青山因幡守 宗俊内藤氏宛書簡(浜松市貴平町内藤金弥氏蔵) |
第四章 浜松藩の確立 第四節 藩制の展開 貢租取立 村請制 |
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映したものである。年貢割付状などから「免(めん)」(年貢率)がわかる。たとえば、元和 七年(一六二一、高力氏時代)の白羽村では本田三ツ六分(三六%)新田三ツ、元禄二年(一 六八九、青山氏時代)の早出村では本田六... |