■むしくら日記 [現代訳] 1巻 元 [[現代訳]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
帰宅は定刻ではなく未(午後2時)から酉の刻(午後6時)に帰宅しておりました。この日 記は、帰宅後裏庭の小屋で日が暮れるまでの暇をみて、後の参考になればと、思い出すま まを書き付けたもので、もともと下書きをした... |
地震後世俗語之種 第1冊 [現代訳] [[現代訳]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
布施の品々を掛け並べ灯明を灯しています。床店の裏通りには、曲馬・軽業・芝居をはじ め、思い思いの見世物小屋が20軒余りも建ち並び、表に掛けた名題看板には浮世絵の名人 が彩色をほどこし、大入りやひいき役者のぶら... |
地震後世俗語之種 第1冊 [翻刻] [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
(改頁)33 燈明を輝す。床見せの裏通りにハ、曲馬・軽業・芝居をはしめ、思ひ/\ の見世物の小屋数二十有余建連ね、表に掛たる名代看板は浮世絵の上手を以て彩色に筆を 労し、大入ひいきのぶらちやうちんハ... |
■むしくら日記 [翻刻] 1巻 元 [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
十三日水災の後ハ夜の登営ハやみて昼計となりぬ、是よりハ未申酉の下宿にて定れる刻限 なし、下宿の後庭裏の小屋にありて日くるゝ迄ハ閑暇なるまゝ、後の枝折ニもと思ひ出る まゝを書付たる書(改頁)3にて、元来草稿した... |
■むしくら日記 [翻刻] 2巻 亨 [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
とく井ぎれ多くありて危き土地には候へとも、住なれし土地ハ捨難く候と答たりしとそ、 実左もありぬへし、○小屋割一政府初ハ幕囲ニして、雨の時或夜半より馬見所へ引取ぬ、 馬見所狭き故、後ハ屋根を覆ひて十六畳敷ニしけ... |
■むしくら日記 [翻刻] 3巻 利 [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
相成居候、赤沼新田ハ津野村同様通路不相成候場も有之候、中尾村ハ村内へハ水入不申候 へ共、地震之節皆潰、小屋懸も出来兼候難渋者共有之、夫々御手充申渡候、飯山御領石村 ・三才等ハ耕地水入、地震潰多く相見へ、山抜水... |
地震後世俗語之種 第2冊 [現代訳] [[現代訳]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
て焼け跡を歩き回っているということです。そのため夜は通る人もありません。さらなる 火災や盗難を恐れて、小屋ごとに拍子木を打ち鳴らし、ちょうちんで照らして小屋の周囲 を見回り、狼よけの鉄砲を撃つなど、苦難を忘れ... |
地震後世俗語之種 第2冊 [翻刻] [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
bsp;(改頁)17 跡に歩行くのよし。誰ありて通路するものもなし。此上の火害盗難 を恐れて小屋毎にひやうし木うち、ちやうちんを照らして小屋の外面を見廻り、また狼の 難を恐れ鉄炮を放し、苦患忘るゝ隙... |
■むしくら日記 [現代訳] 2巻 亨 [[現代訳]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
はありますが、住み慣れた土地は捨てがたいのです」と答えたそうです。まことにその通 りでありましょう。◯小屋割(略)◯24日の夜、町家に潰れたり壊れたりした家がことに 多く、火事が心配だったので、定火消しのほか... |
■むしくら日記 [現代訳] 3巻 利 [[現代訳]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
同様に、通行ができない場所もあります。中尾村は村内には水は入りませんでしたが、地 震の際に皆家が潰れ、小屋掛けもできずに困っている者もいます。それぞれに救済金を申 し渡しました。飯山御領の石村・三才などは耕地... |
寛保二壬戌年金井村戌出水万覚留帳 [現代訳] [[現代訳]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
場新田の名主徳右衛門の所に一間を借りて引越した。一新しい屋敷を建てる場所を代官に お願いし、6日にまず小屋を建てる場所を決め、私が最初に小屋を立て、普請にかかった 。8月11日に小屋をつくりはじめ、それから村... |
地震後世俗語之種 第1冊 [解説] 絵の解説 |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
町々に2本ずつ吹き流しが立てられているのは、御開帳中だからです。善光寺の境内には 、むしろで囲った芝居小屋や見世物小屋があります。「本城又カリネカヲカ」と書かれた 城山には、満開の桜が描かれています。善光寺御... |
■松本藩庄内組大庄屋御用留 [現代訳] [[現代訳]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
同じような状況だったので、二十五日より家の者は残らず庭の筑山の「みねぞう」(櫟、 いちい)の木のもとに小屋をつくり、この小屋へ夜は引き移った、二十八日同じ、夜零時 に大揺れ、二十九日同じ、晦日朝少し雨同じ(改... |
■むしくら日記 [翻刻] 4巻 貞 [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
抜所之下ニ家数五六軒も残り住居仕居候、右居家押埋或潰候者共、抜所より三四丁下、瀬 脇村分地之内を借受、小屋掛致し居候旨、往々も右場所かり受住居ニ致し候より外無之旨 、尤水無之、瀬脇村分地之内外ニ水道も有之趣ニ... |
寛保二壬戌年金井村戌出水万覚留帳 [翻刻] [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
近キ引越、所々ニ而みをくり、手前不残人数出場新田名主徳右衛門方へ一間借リ引越一屋 鋪場相願、六日ニ先ツ小屋かけ場所相極メ、先ツ壱番ニ手前立小屋、八月十一日ニ掛ケ始 、段々村方夫より掛ケル、同十三日ニ出場より手... |
地震後世俗語之種 第2冊 [解説] 絵の解説 |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
ヶ所に成る。所謂小松原・川田・八幡ヶ原なり。数日の間民百姓ども御救を戴き、急迫の 飢を凌ぎ、おのれが仮小屋に歓び帰る図。今爰に図を出す所は、是則川中島古戦塲に名だ ゝる八幡ヶ原の社地なり。十分の一を顕す。遠見... |
■松本藩庄内組大庄屋御用留 [翻刻] [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
ニ候、夜ニ入度々ゆり候、(改頁)44廿七日同断之事ニて、廿五日より家内不残庭之筑山 み袮ぞふの木之元ニ小屋ヲ懸ケ、右方へ夜者引移り不申候、廿八日一同断夜九ツ時大ゆり 、廿九日一同断晦日朝少シ雨一同断(改頁)4... |
■浅間山噴火の被害記 [現代訳] [[現代訳]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
があったが、百姓助右衛門という者の土蔵一つを残して、ほかはすべて流失した。一、長 野村(長野原村カ)・小屋戸村(小宿村カ)・横壁村この三か村と一つ前の二か村合わせ て五か村は両方の川岸にある。一、川平村(場所... |
■浅間山噴火の被害記 [翻刻] [[翻刻]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
隣村ニ坪井村ト申邑御座候、百姓助右衛門与申ものゝ土蔵壱ケ所相残り、外々ハ流失仕候 、一長野(原脱カ)村小屋戸(宿カ)村横壁村右五ケ村両方川岸ニ御座候、一川平(ママ )村草津村右二ケ村皆々湯次(治)場也、相分相... |
書留帳(延徳田んぼを漂流した話) [解説] [[解説]] |
NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ 1.震災・火災・水害等災害の記録 |
わら仕事は、大事な冬かせぎなのに、そのわらもない。村々の百姓は餓死しそうだ」、「 潰れ家になった百姓は小屋をかけることもできない。当分は野宿同然で凍え飢えている。 家がなければ耕作することもできないので、小屋... |