石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
劇場妓樓開設の反對
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
あらずや。余輩思ふに、この二者を禁ぜずんば士氣決して旺盛なるを得ず、民俗また敦厚
なる能はざるべしと。齋廣乃ち曩にその許可を稟請せる町奉行山崎範侃を召し、以信等三
人と相論難せしめ、自ら臨みて之を聽けり。既に...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
農制振興策
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
齋廣の施政はかくの如く、勤儉節約の奬勵とし、文學武技の鼓吹とし、祖宗の遺法を恪守
すべしとする類にして、徒...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
舊十村の復活と農吏制の改革
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
臣等刑餘の人を用ひて重任に當らしむること能はずとなし、之を却下すること數次に及べ
り。因りて改作奉行は齋廣の近臣を通じ、藩侯の面前に於いて老臣と是非を論究せんこと
を請ひて許されき。この日齊廣障子を隔てゝ座し...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
齊廣の幕府に對する要望
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
侯となるや、將軍家齊これを以て己の女婿たらしめんとの意あり。則ち老中水野出羽守忠
成を遣はしてその事を齋廣に告げしめ、且つ嫁娶の約定らば藩の待遇上請ふ所必ず之を許
すに吝ならざるべしといはしめき。是を以て齊廣...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
齊廣の監國
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
齋廣が藩の政務を攝行したるは二年に滿たざりしが、その方針の常に移風易俗に在りしこ
とは尚初の如くなりき。即...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
齋廣の爲人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
齊廣人と爲り頴敏にして勤勉、仁恕にして嚴肅、弱冠より有爲の志を抱き、終始一貫して
士氣民風を振興するに...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
齋廣夫人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
齊廣は初め尾張侯松平宗睦の養女琴姫を以て室とせり。實は宗睦の弟美濃高須侯松平勝當
の女にして、その入輿...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
犀川川上の芝居
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
仕入芝居なれば、尤左も有べき事なりと世上の咄なり。同年九月十三日より重而芝居相始
る。上方役者なり。〔齋廣御傳略等抄〕
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
阿武松緑之助
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
武松緑之功と稱したりしが、力量技巧天下に比なきを以て、十一年終に日下開山横綱免許
となり、長門藩侯毛利齋廣の抱力士として廩米五十俵を得たり。是を以て相撲番附には長
州阿武松緑之助と記さる。天保四年の日記に『當...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
齊泰の治世
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の匇忙に際したるを以て、藩治も亦頗る多事多難なるを免るゝ能はざりしが、その最初に
起りたる事件は、先侯齋廣の監國政治に與りたる組頭を中心とする一派と、今侯齊泰の親
政に伴ひて新たに廟堂に立ちたる年寄に荷擔する...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
年寄と組頭との軋轢
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
中の才能を拔擢登庸するものなるが故に、二者の權力はその地位と共に著しく軒輊あるを
常態とすといへども、齋廣の晩年に於いて、齋泰の政を攝行する機關として、組頭を擧げ
て教諭局を組織せしめ、大小の政務盡くこゝに決...
第三章 學事宗教 第七節 書道
楠部屋芸臺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
きは則ち名家の字を寫し、後藏弆する所多く匹儔なきに至れり。芸臺歐法を學び、擘窠大書
を善くす。藩侯前田齋廣嘗て之を召し、字を作らしめて觀る。芸臺筆を縱にして揮灑せし
に、墨瀋飛びて侍臣の衣を汚せり。侯激賞して...
第四章 美術工藝 第二節 陶磁
木米の確實なる作品
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
赤は辰砂也]一個一、仁清寫一個以上五品右は龜田に於いては隨分珍重居候由。仁清寫抹
茶碗は、眞龍院(前田齋廣夫人)様御好にて拵上げ候殘り之品といふ。外四種は手籃入の
一揃にて、何れも春日山にて製造する所のものに...