石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 學事宗教 第六節 俳諧
麥水
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の婦人たるが故に、實力以上に高名となりし點なしとせず。之に反して世人の評價以上に
手腕を有したるは樗庵麥水なり。麥水は堀氏、金澤竪町の産、藏宿業池田屋長左衞門の次
男なり。字は子傾。初號可遊、別號操叟・吐仙又...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
二柳
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
麥水の俳風を慕ひたるものゝ一人に二柳勝見充茂あり。一に桃居又は三四坊といひ、所居
を七杉堂又は不二庵と稱す...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
麥水の反對者
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
麥水の貞享調提唱に對しては、固より譏譽褒貶交々起りたりしが、就中白尾坊といふもの
、かざりなしを著して之を...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
闌更
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
闌更の生まれたるは享保十一年に在りて、その師希因の歿年は彼の二十六歳の時に當り、
千代の物故は五十歳、麥水の遠逝は五十八歳に當る。故に闌更は略麥水と同時の人にして
、夙く寶暦の頃より多數の書册を出せりといへど...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
長崎出島に於ける麥水
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
麥水の俳諧を尊重する意氣極めて旺盛、曾て長崎出島に遊べる日、『いざ給へ豚名月と興
ずべき』といへる即興の句...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
謠曲諺解察形子
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
流謠曲諺解察形子二十卷は、實に謠曲拾葉抄の後を享けたるものなり。謠曲俚諺察形子は
、加州金城の俳士樗庵麥水翁の編述せる書にして、その雅弟巣本梅三字は要人、ことに親
しく示教を蒙れる因み深によりて、自筆にものし...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
樗庵麥水と諸橋大夫
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
俚諺察形子は諺解察形子に同じ。こゝに甲寅といへるは寛政六年にして、樗庵の遠逝はそ
れより前十一年天明三...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の足跡を印するや、之が感化を受けて崛起したるものに希因と千代尼とあり。共に地方的
俳壇のものにあらず。麥水稍後れて出で、新虚栗調を提唱して天明革新の急先鋒を爲し、
闌更・蒼虬・梅室の三老は、塵尾を洛陽に揮ひて...
石川縣史 目次
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
一四頁―四一五頁北枝消息四一八頁―四一九頁秋の坊消息四二二頁―四二三頁千代尼筆蹟
四三四頁―四三五頁堀麥水自書本山中夜話四三八頁―四三九頁田内鐵舟筆蹟四五八頁―四
五九頁山本基庸筆蹟四五八頁―四五九頁淺野屋秋...
第三章 學事宗教 第四節 國學(上)
語原學 謠曲の解釋
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
謠曲發聲の理に應用して、謠要律を著したる如きは、最も學問の郷土化せるものにして頗
る珍とすべし。後に堀麥水が謠曲註釋の書を著して寶生流謠曲諺解察形子といひ、佐久間
寛臺が終にその内外四十二卷を大成して謠言粗志...
第三章 學事宗教 第四節 國學(上)
連歌の達人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
麥水の著三州奇談に據れば、淺井政右・法橋能順・惠乘坊快全を以て、當時に於ける連
歌の最も達人なりとせり。政...
第三章 學事宗教 第四節 國學(上)
稗史
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
下りて寶暦・明和を中心として堀麥水あり。奇才縱横行く所として可ならざるはなく、そ
の本領は俳諧に在りといへども、傍ら指を著述に染めて慶長...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
支考の再現
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
千化によりても亦窺ふを得べし。十二年支考和漢文藻を著す。この書亦金澤に於いて編せ
られしものなること、麥水の山中夜話に、『風曲亭は加州金澤安江町、則和漢文藻の撰場
なり。』といへるによりて知らる。而して支考の...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
美濃伊勢の俳風勃興
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
られたる元祿俳人の凋落したりし後、北陸の斯界に煌々の光輝を發揮したる暮柳舍希因も
、素園千代尼も、樗庵麥水も、皆初は教を支考に受け、後に乙由に轉じたるなり。美濃・
伊勢兩派の俳風が一時盛に行はれたりしもの、實...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
希因
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
路あり。東都に五竹・涼帒あり。越中に康工・其汀あり。越前に松因・蕉雨あり。而して
加賀に在りては闌更・麥水・如本・芦洲・江夫・可枝・倚之等擧げて數ふべからず。寶暦
二年菅公薨後八百五十年に會す。金澤の俳士歌仙...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
天明以後の俳況
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
麥水の晩年と時を同じくして加賀より起りたるものに闌更あり。天明・寛政の俳壇に獨名
を擅にし、而して之に次げ...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
後川 北莖
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
範とすべきなりと。乃ち之を卷頭に掲げ、以て一集を編せるもの、即ち梅の草紙にして、
是また闌更と同じく、麥水の虚栗調に對する反抗運動たりしなり。寛政十二年十二月歿す
。その遺吟及び追悼の句を集めたるものにとしの...