第三章 學事宗教 第一節 學校 經武館學生の階級 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
經武館の學生に如何なる階級ありしかも、亦同じく之を詳かにすること能はず。一説に、 文學と武術との階級を比較して、儒學の素讀生は武... |
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革 官衙の改廢と士分階級の改定 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
に對する理想にして、その實施せられたるは上述の如く僅かに一部分に止りしなり。次い で三月二十八日士分の階級を改め、舊八家を上士上列、人持組を一等上士、頭役及び頭並 を二等上士、平士を三等上士、與力を一等中士、... |
第三章 學事宗教 第一節 學校 兒童と師匠 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
れ亦習字以外多少の裨益ありしこと勿論なり。寺子屋にては毎年春秋二季に張清書を行ひ て優劣を判じ、兒童の階級を進めしむ。張清書とは、各級毎に一樣の文字を選び、三日聞 に亙りて練習し、第四日に至り嚴重なる監督のも... |
第四章 美術工藝 第六節 刀工 刀工の階級 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
當時刀工の階級はその手腕の巧拙に從ひて三等に分かたれたり。即ち貞享元年八月の鍛冶 位付調書に據れば、兼若・勝國・高平... |
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年 鷄群の一鶴 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
元)伏見の震災後、應急の建築材料として多量の竹釘を要したりしとき、之が製作に農民 を使役せずして、有閑階級たる僧徒に命じたる如きは、その手腕の非凡なりしを察すべく 、特に夙く領内寳達山に金坑を開鑿したりしを以... |
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下 寛永の市區改正と宅地の種類 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
侯より直接下附せらるゝ所なるを以て、之を拜領地と稱し、世々子孫に傳へらる。平士以 下なる與力及び歩士の階級に屬するものにありても、亦之に同じ。啻り足輕の邸地はその 各組に對して與へらるゝものにして、之を組地と... |
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動 連りに祿を加ふ |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
の次位に列し、而して組頭に准ずるものを組頭並と稱し、側用人・御廣式御肘又は學校督 學等の職に在るものゝ階級とす。朝元は初め近習頭にして物頭並たりしもこゝに至りて側 用人たりしなり。後四年を經て、寛保元年二月遂... |
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革 職制の改革 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
は八家と稱する大身、家老は人持組に屬する七十餘家の士より任用するの例なりしが、今 や共に之を廢し、その階級に拘らず一般に士人中の材幹を擇びて執政又は參政に任ずるこ とゝし、舊八家を假に芙蓉問溜と稱して禮遇せり... |
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還 現石支給法 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
は尚從來の草高といはんが如く、家格に對する待遇を示すものにして、現石は即ち收納米 に當る。こゝに於いて階級の低き者にありては收入尚舊時と大差なかりしも、高祿の徒は 十の一に足らざるに至る。現石は皆五斗入の俵數... |
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還 平士並たりし者の現石算出法 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
以上は凡べて舊平士たりし者に就いて言へるが、與力その他平士並の階級に至りては、元 來下免と稱して加州免三ツ五分・能越免四分の割合にて、支給せられたるが故に、その免 附は平... |
緒言 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
に、小名の名漸く世にその跡を絶つ。次いで室町幕府の時には、語義頗る局限せられ、諸 將中格式の最も高き一階級を大名といひ、更に別ちて國持及び准國持とせしが、江戸時代 の制は略これに則りたるものにして、大名とは知... |
第一章 制度法規 第一節 職制 平士 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
いひ、或は御目通以上とも稱せらるゝものなるが、次の與力以下にありては、直接藩侯に 拜謁することを得ざる階級に屬す。安政三年版袖珍武鑑(上)と金澤武鑑(下)金澤市岸 秀實氏藏袖珍武鑑と金澤武鑑 |
第二章 儀式慣習 第一節 典禮 士人の式服 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
、下衣には白無垢を用ふ。太刀は或は之を帶し、或は小姓をして之を捧げしむ。その他の 場合に於ける式服は、階級によりて大紋直垂・袴・梨子打烏帽子又は素襖・袴・折烏帽子 を用ひ、着付は平熨斗目・縬熨斗目又は無地熨斗... |
第三章 學事宗教 第一節 學校 明治以後の職制 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
雍々二館に移したるが故に、明倫堂に於ける句讀師を廢することゝせり。二年三月藩治職 制を改定して、藩吏の階級を九等に別ちたりしが、この時學校主付・督學・教授等の名稱 を廢し、新たに學政・軍政の二寮を設け、知事(... |
第三章 學事宗教 第一節 學校 學生 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
壯にして習學に堪ふと認めらるゝものは、假令その年齡十五歳に達せざるも尚生徒たるこ とを得べく、且つその階級平士並以下に屬するも、俊髦なる時は亦素讀を終らずして特に 生徒たるを命ぜらるゝことあり。天保十年修補の... |
第三章 學事宗教 第十節 佛教 妙成寺の定書發布 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
レ可二著座一事。附、雖レ爲二無學僧一、四十歳餘之僧は可レ隨二時宜一。又所化中間之 列座者可レ爲二談林之階級一事。一、去午年申年兩度(元祿十五年、寶永元年)、京都本 寺方惣會合に被二相究一諸國え被二申觸一候通、... |
第四章 美術工藝 第二節 陶磁 能美郡の製陶 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
に出でざりしが爲なるが如し。然るに能美郡に起れる陶窯に在りては、その地城下を去る こと遠く、從つて武士階級の需要甚だ鮮きを以て、その製産する陶磁に在りても、優美高 尚ならんよりは實用に適するを貴び、産額の多量... |
第五章 殖産製造 第二節 農業(中) 十村 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
内に十村たるべき器量ある者なき時は、他郡出身のものを赴任せしむることあり。之を引 越十村と稱す。十村の階級には、御扶持人十村・無組御扶持人十村・平十村等の別あり。 能登口郡十村肝煎任命書鹿島郡越路村藤井藤七郎... |
第五章 殖産製造 第二節 農業(中) 農民 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
以上農吏に關して略述し終れり。次に農民の階級・種類に就きて記する所あるべし。鹿島 郡鹿島路村人別帳鹿島郡能登部村戸部達雄氏藏鹿島郡鹿島路村人別帳 |
第五章 殖産製造 第二節 農業(中) 頭振 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
ありしが、元祿三年七月又舊に復せり。水飮といふも亦通常頭振に同じといへども、能登 の一部に在りては兩者階級を異にし、水飮が頭振の上に位置する小百姓たる所あり。 |