第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣 浪士開戰を避く |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
絶對に戰鬪を欲せず、已むを得ずんば降伏するも亦可なりとの意を述べたるを以て、亮三 郎は之を許し、速かに降伏状を提出すべきを命じ、歸りて明日の總攻撃を延期せんことを 上申せり。十七日浪士等前約を踐み、武田魁介を使... |
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣 幕吏浪士の降意を容れんとす |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
ふの條理だに明瞭なるを得ば之を容るゝの意あることを加賀藩に傳へしめ、次いで穗積亮 之介を派して、浪士の降伏状中に幕府に對して謝罪すとの語を含まざるべからざるを告げ しめ、大小監察も亦書を致して、浪士が素願を貫徹... |
第五章 加賀藩治終末期 第七節 北越戰爭 青地隊の凱旋 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
青地隊乃ち十三日を以て、森重内等に降伏状を添へ三條に在りし監察永原甚七郎に送致せ り。之を本隊の干與したる最大事件なりとす。十五日青地隊は栃尾... |