石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 學事宗教 第六節 俳諧
闌更
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
闌更の生まれたるは享保十一年に在りて、その師希因の歿年は彼の二十六歳の時に當り、
千代の物故は五十歳、麥水...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
既白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
既白は闌更と最も親交ありし人なり。寶暦九年の菰一重、十年の破れ笠、十一年の夕日烏
は皆既白の著とせらるゝものにし...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
庵號の繼承
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
梅室の頃より起りたる一種の流行にして、その基づく所は、古俳諧の花之本宗匠號が曉臺
に因りて復興せられ、闌更の之を繼承したるに倣へるものゝ如し。即ち槐庵は馬來の初め
て所居に名づけたる所にして、彼は寛政四年に歿...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
竹之坊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
闌更と同時に竹之坊といふものあり。金澤の僧にして寛政二年ちから杖を著す。その中
に曰く、『師説に、ある時、...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
千代
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
り。十年越中井波の瑞泉寺に祖師親鸞上人五百回忌法會に詣で、十一年上洛して東本願寺
を拜す。かくて十三年闌更の書ける千代尼句集の跋に『帶も袂も裾にひとしく、又平が繪
に藤の花もたせし比より、其名あまねくあめがし...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
馬來
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
闌更と前後して物故せるものに馬來・後川・玞トあり。馬來は上田氏、金澤の醫師にして
名を養元といへり。俳諧を...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
希因
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
もその才識の非凡なる、徒らに美濃・伊勢の格調に雷同するを欲せすして、直に蕉風の核
心を把握したるは、後闌更の著せる破れ笠に、『先師暮柳は見龍・麥林の門に有りながら
、風雅は古今に獨歩せり。』といふにて知るべし...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
蒼虬
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
蒼虬は成田氏、通稱時二又は庄助、諱は利定。もと加賀藩士に出づ。初名李牧、俳諧を
に學び、所居を蔦の屋といひ、次いで槐庵又は二夜庵と稱す。後洛に入り八坂に住して
對塔庵と稱し、寛政十二...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
玞卜
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
角を露したるものゝ一人なり。鳳至郡黒島の人、姓は森岡、名は又四郎。別に獅子窟又は
三木とも稱す。俳諧を闌更に學び、闌更屢之を黒島に訪ひしことあり。天明六年力ずまふ
を著し、嵐雪の力ずまふの歌仙を卷頭に置く。又...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
尼とあり。共に地方的俳壇のものにあらず。麥水稍後れて出で、新虚栗調を提唱して天明
革新の急先鋒を爲し、闌更・蒼虬・梅室の三老は、塵尾を洛陽に揮ひて、四海に號令せり
。されば江戸時代の俳諧史を講ずるもの實に加賀...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
芭蕪歿後の追悼
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
ては野睡・關雪・里楊・長水・桃妖等、皆追遠の俳諧を興行せり。後寛政五年金澤の松菊
、霜農宇都里を編し、闌更之が序を作る。亦芭蕉百年正當忌の追悼集なり。
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
萬子
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
卷を藏む。僧一匊之を書寫し、越の甘井に傳へ、二人は之を刊行するの志ありて未だ果さ
ゞりしが、後文化十年闌更補正して梓に上せたりき。萬子の俳文は、本朝文選に愛梅説あ
り。越の名殘・そこの花の序も亦その作なり。
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
天明以後の俳況
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
麥水の晩年と時を同じくして加賀より起りたるものに闌更あり。天明・寛政の俳壇に獨名
を擅にし、而して之に次げる蒼虬は寛政より天保に亙り、梅室は化政より嘉永に...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
梅室
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を方圓齋・遞速庵・餘花園・寒松庵・相應軒・槐庵などといひ、又陸々山人の別號あり。
初め馬來に學び、後に闌更を師とせり。文化元年病を以て職を辭し、出遊して西は薩隅を
窮め、東は奧羽に達し、嘉永四年終に二條家より...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
後川 北莖
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
は、特に採りて範とすべきなりと。乃ち之を卷頭に掲げ、以て一集を編せるもの、即ち梅
の草紙にして、是また闌更と同じく、麥水の虚栗調に對する反抗運動たりしなり。寛政十
二年十二月歿す。その遺吟及び追悼の句を集めた...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
眉山
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
眉山、中山氏、通稱大坂屋七右衞門。金澤の人にして俳諧を闌更に學び、北枝の趙翠臺を
繼席せしが、後に翠臺・北枝堂ともいへり。又烏兎坊とも稱す。文化十年四月十五日歿...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
蔦の家一派 北聲會
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
て活動を回復し、特に萎文は雜誌白嶺集を出し、二十九年には梅が香集を出版して、加賀
五大俳宗北枝・希因・闌更・蒼虬・梅室の句を集め、美濃・伊勢の流を汲む千代尼の作は
之を附録として、蕉風俳徒の目標を示し、三十九...