石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
横山康玄の辯解
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て幕府、我が老臣を召して訊す所あるべきを傳ふ。利常乃ち横山康玄をして登營せしむ。
康玄の城中に至るや、閣老土井利勝之を延き先づ問ひて曰く、今天下泰平にして萬姓驩娯
せり。然るに汝の主君新たに多く士人を祿する者...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
一柳直興の禁錮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
年參覲の時にも亦病を以て期に後れたりしに拘らず、速かにその許可を幕府に請ふことな
く、出府の後又病状を閣老に告げず。その他常に臣屬と領民とを苦しめ、内寵多く淫行盛
なりとの風聞ありしを以てなり。綱紀幕府の命を...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
長州征討參加命令の取消
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
禁闕發炮の變の終れる後、元治元年八月十三日在京の閣老稻葉美濃守正邦は加賀藩の吏を
招き、幕府が將に長州征討の軍を發せんとするを以て、我が老臣長大隅守連恭を...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
外船に對する警戒
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
寛永十六年七月廿三日幕府の閣老等又令して曰く、基督教は既に堅く之を禁ずる所たりと
いへども、今尚密かに伴天連を來航せしめんとすといへ...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
幕府加賀藩の行動を疑ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に決し、利常は世子光高と共に十一月二十五日金澤を發し、康玄も亦從ひて十二月十日江
戸に入り、その到著を閣老に告ぐ。而も將軍は容易に引見を許さゞりしを以て、利常はそ
の異心なきを明らかにせん爲、大に土、木を興し...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
鋭鋒時に露はる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
り、織部こゝに在りと叫びてその刀を捧げたりき。而して利常は毫も聞かざるまねして尚
靜かに座に在りしが、閣老酒井忠勝その異變を生ぜんことを慮り、衆に謂ひて曰く、今日
將軍疾ありて諸侯を引見する能はず。小松中納言...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高東照宮を祀る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
寛永十七年十一月二十八日、是より先光高幕府の閣老酒井讃岐守忠勝を介し、東照大權現
の靈を金澤城の北郭に祀らんことを請ひしにこの日之を許さる。後光高登營...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
江戸城の天守築造
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
比例して費用を致さしめ、又工人の着する今織(イマオリ)の羽織五百・伊達染の帷子數千
を調へたりしが、事閣老の聞く所となり、他の諸侯が皆之に倣ひて驕奢を爭ひ、爲に無用
の資を費さんことを慮り、窃かに藩吏に告げて...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
鞱晦すといへども豪宕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に欝勃として發することあるを免れざりき。利常嘗て疾みて柳營に登らざりしが、幾くも
なくして癒えたりき。閣老酒井忠勝朝堂に利常を見て一揖し、笑つて曰く、頃者侯自恣の
病復發するかと。利常之を却けて曰く、卿の信ず...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
嶺上神祠造營の勅許
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利常がその内意を閣老に致したる後、加賀藩に在りては文献を探り、口碑を集め、異日訴
訟を提起する場合の準備を爲したりしが、そ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
高山屯戍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を告げ、次いで藩の馬廻頭永井織部正良・使番平田清左衞門・横目中村伊兵衞をしてその
任に當らしめき。初め閣老は高山城授受の順序を定め、幕府の使番たる淺野伊左衞門先づ
往きて城を金森氏に受け、而して伊左衞門は更に...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
上國の形勢一變す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
洛せんとするの意あることを發表したりしが故に、藩侯齊泰も亦隨從せんことを豫期せし
が、幾くもなく廣周は閣老を免ぜられ、之に代れる板倉周防守勝靜は反對の意見を有して
將軍の上洛遷延行はれず。加賀藩の時局に處する...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰父子幕府の徴命を辭す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りき。かくて家茂は六月九日東歸を許されたるを以て遽かに大坂に下り、軍艦に搭して十
六日江戸に入り、即日閣老井上河内守等の連署により、飛書を發して齊泰以下東北の諸侯
を招き、翌日又世子慶寧を召し、且つ内旨により...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
征長の議と加賀藩の反對
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て書を齎して西上せしめたりき。源藏命を奉じて京に至り、三月二十六日在京の家老松平
大貳康正と共に幕府の閣老水野和泉守忠精に謁して齊泰の書を致せり。その書に曰く、仄
かに聞く近者幕府長州を征するの内議ありと。知...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
なしとして沮止せんとせしに、慶寧は既に朝命を受けたるが故に幕府の容喙を許さずとな
し、大野木源藏に命じ閣老に謁して抗辯せしめ、遂に西上を強行したりき。因りて幕府は
、自らその威嚴を失はんことを慮りて前議を改め...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧鎖港の決行を促す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
大貳・近臣堀四郎左衞門・侍讀千秋順之助等皆之を助けたりき。是に因りて慶寧の志益堅
く、六月五日遂に自ら閣老水野和泉守忠精に至りて建白書を呈し、以て鎖港の決行を幕吏
に促せり。その書に曰く、頃者處士横議し、往々...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧の閣老に呈せる建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
六月五日筑前守樣水野和泉守殿え御持參被レ遊候御書面今般再度御上洛、公武御一和、天
下之大幸無二此上一儀...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
加賀藩と幕吏との交渉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
せしは、長藩に對して同盟相對峙せしむるの苦肉の計に出でたるものなりしが、藩は家老
山崎庄兵衞を遣はして閣老稻葉正邦に交渉せしめ、加賀藩が元來將軍より禁闕の警衞を委
託せられたるものなることを主張し、且つその一...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
藩軍出征と長藩の歸順
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かに安藝國安藝郡江波村に上陸することを得て、海寳寺を陣營とし、翌十五日廣島城外に
駐れる總督松平慶勝・閣老稻葉正邦及び津侯藤堂高猷を歴訪してその着陣せることを告ぐ
。十九日連恭は總督より、緩急の際廣島の西口草...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
征長反對第二次建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に行きしが、二十二日將軍も亦入朝し、二十四日京を發して大坂に向かへり。是を以て齊
泰は二十一日また書を閣老に致して將軍の輕々しく征長の役を起すべからざる理由を述べ
たりき。曰く、去年朝廷の更めて兵馬の權を幕府...