石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 加賀藩治恢弘期 第五節 浦野事件
十村の口書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
じ置き申候事。一、當春金澤に罷在時分、宇留地平八殿・駒澤金左衞門殿・飯坂源左衞門
殿より、肴代之由にて子五十め、五人之十村方へ被レ下候。御使山内義兵衞にて御座候
。關左近殿より子五匁、仁岸權之助殿より金...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
藩の財政状態と仕法調達
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
先侯齊廣の時文化の祝融に由りて益甚だしく逼迫するに至りしが、文政元年十月藩は商賈
に對し初めて仕法調達を課し、その窮状の異常なるを暴露せり。その令に曰く、今や藩
の支出を要する金實に莫大の額に達すといへ...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
御召米徴收
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
出して利鞘を所得せんとする方法なりしが、秋冬海上の漕運に堪へざる間はこの米穀切手
を當時の金融業者たる仲(ギンズワイ)に質入としたるが故に、翌九年春の輸出期に至り
ては、先づ藩の借仲に辨濟して質權を...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
吉徳の歸城と病症
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前。晦日宗辰公え容躰被二仰進一候。御使御表小將神保五郎え、内藏允・勘右衞門取計に
而申渡。御目六を以白十枚、御内々よりも同段拜領。今夜早打に而發出。但六月十一日
歸。六月朔日出仕之面々え年寄中被レ謁、御不...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
享保の貸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
士人の窮乏は、藩自體の窮乏に先んじて起り、綱紀の時藩が貸を行ひてその救濟を計り
しこと四回に及びたるは既に之を言へり。吉徳の時享保十年六月朔日、復家中の諸士困...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
窃盜白屋與左衞門
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に於いて、藩治時代を通じて緑林傳中の巨魁と稱すべきものを見たるは、その理由實にこ
れに由る。その一は白屋與左衞門にして、寳暦十二年十一月晦日藩吏の捕縳する所とな
りしものなり。與左衞門は元と能登の産なりし...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
札發行の失敗
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
重教が札を發行したるは寳暦五年七月に在りき。當時政局に當る老臣は、本多安房守政
行・前田駿河守孝昌・長九郎左...
第六章 大聖寺藩治一斑
利考の訓諭
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
り。譬ば今他國寺へ寄進、又は國中にてみだりに寺參詣を止るは、敢て佛法を憎むに非ず
。愚民にては、寺へ金を寄進せざれば不信心にて、何とやらむ邪見のやうに思はるゝ故
、我先にと金を費し僧へ寄進す。其僧金を...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
利常夫人の逝去と天徳院の建立
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
詞曼陀羅花・摩詞曼珠婆華、天人迦陵頻伽管絃の繪、金石絲竹鞄土革木の有さま、あり〱
敷彩色、四方の軒に金のけまんやうらく風にひゞかせ、金襴の幡にて柱をかくし、其堂
の眞中には八方龕を臺に居て置奉る。御龕は惣...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
内通者の裁判
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後裁判の結果に依れば、大槻長左衞門は朝元の獄中に子及び火箸を送附し、久保田四郎
右衞門は朝元の妾たりし彼の妹が朝元に音信を通じたりしを默過し、高桑政右...
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下
市區の擴大
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りし時、舊と越中に在りし多數の臣僚從ひ移りしかば、城下殷昌を加へ、市制漸く整ひ、
尾山八町の租税を本役とするに對し、袋町・博勞町・今町・河原町・大工町・竪町・石
浦町を半役とし、その外に地子町及び裏屋小...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
歌舞伎者
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に祿を與へて寛濶を誇りたるものありたりと見え、十七年三月歌舞伎者を召抱へたる者に
、知行萬石以上なれば子三十枚、以下遞減して知行二千石乃至千石なれば子二枚の過
怠金を徴するの令を布き、又大髭を蓄ふる能は...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
米價低落と貸
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因たりき。是を以てその豐穰なるに及びて重ねて困難を感じたりしかば、藩は士人の甚だ
しく窮乏するものに資を貸與することゝせり。然るに光高がその財源を京阪の商人に仰
げるを以て、老侯利常は爲に藩内財界の疲憊困...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
横山外記の岡田豐前守に持參したる覺書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
川郡之山境目紛敷候間、右之通中野川を境、尾添・荒谷兩村差上、中宮村は上申間敷候事
。一、尾添村に最前者山就レ有レ之、小屋懸躰之町御座候。唯今山致二退轉一、町屋
も無レ之候。尾添村・荒谷村高辻別紙書付進レ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
の制
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
高の時に濫觴したるは前に言へるが如く、綱紀の世に及びても慶安三年と寛文二年とに之
を行ひしことあり。貸と稱するもの即ち是にして、藩士より言ふときは借なり。綱紀
又寛文四年に於いて第三次の借を許したりし...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
巳年の大借
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りしを以て、諸士をしてその負債を申告せしめしに、總額二萬貫目に達し、藩がその救濟
の爲に貸附し得べき資は、僅かに半額に達するに過ぎざりしかば、老臣等は皆その實現
を以て容易の業にあらずとせり。是に於いて綱...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
將軍綱吉の臨邸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
たまふ。父子やがてまふのぼり拜謁し、御手づからのし賜はりて退つ。けふの賜物、綱紀
に備前國宗の御太刀・三千枚・時服百・繻珍百卷・天鵞絨五十卷、御盃のとき島津正宗
の御刀・吉光の御さしぞへ、内々より師匠坊肩...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
朝元火消頭役となる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
日金澤石浦新町に火災起るや、朝元は三十人組及び御手木組の足輕を率ゐ、藩の細工所に
於いて製せしめたる惣桐葉の纏を用ひて消防の事に從へり。藩の制、古來定火消の頭役
たるものは人持組の士を以て之に充つるを例と...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
二ノ丸造營
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宅、其後新町に家求、袴等仕立物を以渡世之處、兎角勝手難澁に付、十六ヶ年前舍弟越前
介御當地へ下り候節、子貳貫目令二合力一、此子を以玉井主税人夫方株足輕に相成、
右足輕株跡式讓受候爲レ代壹貫三百目出し、殘...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
士人の蓄妾
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この時期に於いては風俗韮薄に流れ、男女間の關係亂雜殆ど言ふに忍びざるものあり。寳
暦五年藩は札を發行せしがその法宜しきに適せず、幾くもなくこれを廢するの止むを得
ざるに至れり。時人或は寳暦鈔説...