石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第六章 經濟交通 第一節 貨幣
金銀貨
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
加賀藩に於いて金銀貨を製造したるは、夙く前田利家の時に始る。こは天正中領内寶達山
に於いて金銀を産出したるが故に、利家は豐...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
吹座及び銀座の創置
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
以上の金銀貨は、いづれも加賀藩にて製造せられたるものなり。而して是等の金銀貨を製
造せる所を吹座といひ、秤量發行及...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
慶寧の政務に關する意見
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
して疑惑の念を抱かしむることなくして國用辨ずべきなり。又惡貨淘汰に關する意見に曰
く、舊來行はるゝ所の金銀貨幣は、その眞贋を論ずることなく日を刻して悉く一たび之を
楮幣と交換せば、嚴令を待たざるも私鑄を絶つを得...
第四章 美術工藝 第二節 陶磁
陶業の復興
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
得る能はざりしを以て、多く供給を肥前に仰ぎ、後更に尾張よりも輸入せらるゝこと多年
に及びたりしが、爲に金銀貨幣の藩外に流出せしめしこと鮮からず。是を以て陶業を復興
して自給自足の策を講じ、一面下層勞働者をして賃...
第四章 美術工藝 第二節 陶磁
加賀藩の若杉窯保護
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
中に屬し、産物方は村井長世が主任たりし際のことにして、當時恰も尾張・肥前等より磁
器の輸入夥しく、藩内金銀貨幣の流出するもの年々鉅額に上りしが故に、自給自足により
て財政の危難を免れんとする必要上この法令を發す...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
確實なる加州金銀貨
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
天正梅鉢大判金。梅鉢紋を刻するが故に名づくといへども、その詳細を知るべからず。寛
文元年に一枚銀四百五...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
物々交換
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
上記の如く藩初に於いて既に金銀貨ありしといへども、その數固より多からず。且つ小額
の支拂に當つべきにあらざるが故に、多く米を以て物品を...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
丁銀豆板銀の通用
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
かく封内通用の金銀貨は、前田利家以來常に銀座の發行する所なりしが、綱紀の寛文七年
に至り、幕府鑄造の丁銀・豆板銀を通用し、...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
錢貨
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
錢貨に關しては、慶長十三年幕府より在來の永樂錢の通用を停止し、金銀貨幣以外は鐚錢
(ビタセン)を通用すべきことを公布したるが、鐚錢とは青銅製なるものにあらずして鐵製
なるも...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
金銀錢貨の交換比例
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
金貨・銀貨及び錢貨の公定交換比例は、寛文七年幕府發行の金銀貨が充實したりし後は、
金一兩を銀六十四匁とし、金一分を銀十六匁、金一朱を銀四匁とし、錢貨はその一貫文を...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
兩替商發行手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
寶暦六年銀札停止の後、加賀藩にては幕府製造の金銀貨と錢貨とを混用したりしが、前田
齊廣の時、文化十一年秋金澤の兩替商酒屋宗左衞門・升屋次右衞門・森下屋九...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
新銀預手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
文政八年三月幕府は新に文字金銀貨を發行せんとせしを以て、藩をして一貫目・五百目・
百目の新銀預手形を發行して民間に藏する古金銀を引上げ...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀仲預銀手形の繼續
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
手形總額二千五百貫を増發して、正銀と混用すべきを命じたりき。かくて銀仲預銀手形の
漸次増加するに及び、金銀貨は殆ど姿を隱し、藩外に旅行する場合等を除くの外、自國内
の商取引は全く預銀手形のみにて用を辨ずることゝ...