石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
重教の監國
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
重教が隱棲の後再び國政を監するに至りたるは、その表面の理由藩の財政窮乏の極に達し
たるを以て之を整理するに...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
由美希賢
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
泰斗の如し。希賢又詩を工みにし、徂徠の重んずる所となる。加賀藩に在ること二十五年
。明和六年十一月前田重教不破浚明に命じて冬至の詩を賦せしむ。浚明七律一篇を賦して
之を上る。曰く『淑景知下從二北陸一通上。朝施...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
繼嗣問題
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
上述の如く重教の時には財政甚だ困難を極めしも之が整理を爲すことを得ざりしが、侯は
多疾にして鋭意政務を視ること能はざ...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
前田重教の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前田重教は吉徳の第六子にして、第十世の藩主なり。寛保元年十月二十三日金澤に生まる
。母は藩士木曾氏の女實成院。...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
重教と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
又藩侯重教に就いては、時人水野知幽の著したる寳生流謠私案集の中に、侯が寳生流の能
樂を喜び、江戸よりは寳生源五郎...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
寳暦の大火災と財政難
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
火、翌十一日巳後刻火鎭り申候。風烈敷候而、書面之通燒失仕候。以上。卯五月十日(寳
暦九年)松平加賀守(重教)〔寳暦九年火事屆書〕○世のことわざにも、嬉しき悲しきこ
とは忘れぬものとかや。誠や寳暦九己卯年四月十...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
富田彦左衞門等の專恣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
重教、近臣御馬廻組富田彦左衞門好禮・池田忠左衞門正信二人を重用す。而して石川郡粟
ヶ崎の豪富木屋藤右衞門は...
第四章 加賀藩治停頓期 第三節 風教作振
治脩の施政方針
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前田氏第十一世治脩は、越中射水郡勝興寺の住持より還俗して兄重教の世嗣となり、明和
八年四月封を襲ぎたるものにして、時に齡二十七なりき。この時治脩初めて將軍家治に謁
し...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
前田重教
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
前田重教、字は道積、九皋又は以寛齋と號す。學を好み、詩賦に長じ、屢由美希賢・不破
浚明等をして詩を作らしむ。失...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀札の停止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
切迫したりしかば、銀札の通用を永續するは甚だしく不利なるの觀あり。因りて當時江戸
參覲中なりし藩侯前田重教は、六月朔日書を以て在國の老臣本多安房守政行に内旨を傳へ
、七月朔日その停止を令せしに、同月廿五日月番...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
藩主五世に亙る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
大槻朝元の事件は吉徳の時に初り、重教の時に終る。その間藩主の世を易ふること五たび
に及び、而して延享二年吉徳の卒去せしより寳暦三年重教の家...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
重教夫人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
重教夫人は紀伊侯松平宗將の女千間姫なり。夫人初の名は勝姫、後に套姫と改む。寳暦十
一年十一月二十七日入輿し...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
銀札發行の失敗
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
重教が銀札を發行したるは寳暦五年七月に在りき。當時政局に當る老臣は、本多安房守政
行・前田駿河守孝昌・長九...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
天明の凶作
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を持續せざるべからざるを令せり。次いで同月晦日又頭分以上の士に論示する所あり。曰
く、如今在江戸の老侯重教及び今侯治脩共に藩に歸らんとし、旅費及び日常の費用を要す
ること大なるも、去歳の凶作により農商金穀を有...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
質商の處罰と徳政
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
め、之に對する貸金の辨濟は三十ヶ年賦を以て要求すべきことを命じたりき。この月治脩
は、財務整理の爲老侯重教に國政の監督を請ふことゝし、同時に令して、從來藩が士人よ
り徴したる借知は到底之を廢止するの途なきを以...
第四章 加賀藩治停頓期 第三節 風教作振
高田善藏の忠義
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ことありしより後二年、また忠義の士高田善藏を出せり。善藏諱は種褎、大小將組に班し
て五百石を食み、先侯重教の近習として金谷殿に勤仕し、慷慨磊落にして忠孝を以て自ら
許せり。善藏の常に人に語りて、『武藝は士のせ...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
治脩の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を尊丸と定め、次いで寳暦六年閏十一月二日勝興寺に移り、十一年三月西本願寺に得度し
て闡眞と改め、後藩侯重教子なかりしを以て、明和五年十二月十八日闡眞に命じて還俗せ
しめき。依りて六年二月朔日移りて金谷御殿に入...
第三章 學事宗教 第一節 學校
學校創立
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
なり。その後歴世の藩主、皆國事の多端なると治世の短少なりしとによりて、之を顧みる
の暇あらず。十世前田重教に至り、綱紀の遣志を繼がんとの志ありしも亦未だ着手するに
及ばざりき。是を以て十一世前田治脩は、己之を...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
伊藤 嘏
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
伊藤嘏、字は純夫、石臺と號す。祐之の子にして本多政行に仕ふ。明和八年藩主前田重教
の徴す所となり、儒官に列す。寛政三年八月江戸大風ありて、瓦を飛ばし木を倒す。時に
重教命じて大風の詩を...
第四章 美術工藝 第三節 描金
五十嵐喜三郎系
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
七月歿したるなり。二代宗兵衞は吉徳・宗辰・重煕の時に當り、寛延三年十二月歿し、次
いで三代宗兵衞は藩侯重教が明和三年參觀の際幕府に献納せし蒔繪を製し、又越中城端の
蒔繪に新意匠を加へ、金粉を應用して好評を博せ...