石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第六章 經濟交通 第一節 貨幣
紙幣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
紙幣の加賀藩に發行せられたるは、第十七世前田重教の時に初まり、寶暦五年七月朔日正
通用を停止して銀札遣とせるもの即ち是にして、素より財政紊亂の極正貨の缺乏したる
結果に外ならざるなり。御家...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀札の停止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
事情既に此の如く切迫したりしかば、銀札の通用を永續するは甚だしく不利なるの觀あり
。因りて當時江戸參覲中なりし藩侯前田重教は、六月朔日書を以て在國...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銅錢と鐵錢との比較
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
寛永通寶の發行以後、寛永通寶の鑄型を用ひたる鐚錢多く行はれ、青銅錢と共に同じく一
文として通用せられたり。而も青銅錢と鐵錢とを同一價格とすることは、甚だ不條理なる
が故に、加賀藩に在りては、文久二...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
私鑄の錢貨
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
加賀藩私鑄の錢貨は越中の増山鑛山に於いて造りたりといふ加越能三百通用・加越能五百
通用及び加越能七百通用の文字ある青銅貨にして、その形状は天保通寶に倣ひ、三百のも
のは表面...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
吹貫銀今極印銀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
用銀と書して貯へたる朱封銀の大半を、大坂に輸送したることを摘發し、且つこの朱封銀
の精良なること、現今通用のものに一倍する好銀なりといへり。寛保の頃にありては、銀
質尚甚だしく劣惡ならず。然るに藩の貯藏銀が更...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
丁銀豆板銀の通用
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
かく封内通用の金銀貨は、前田利家以來常に銀座の發行する所なりしが、綱紀の寛文七年
に至り、幕府鑄造の丁銀・豆板銀を...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
錢貨
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
錢貨に關しては、慶長十三年幕府より在來の永樂錢の通用を停止し、金銀貨幣以外は鐚錢
(ビタセン)を通用すべきことを公布したるが、鐚錢とは青銅製なるものにあら...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
寛永通寳
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
寛永十三年六月幕府初めて寛永通寶を鑄造して全國に通用せしめ、從來各地に製造通用
る新古鐚錢を悉く禁止せり。因りて翌月加賀藩は、幕府の令以外別に布達を出し...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
錢貨の一緡
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
錢貨の通用に就いては、諸藩多く九十六文を緡に貫きて、百文に通用したりしが、加賀藩
に在りてはこの法によらず、實數...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
町會所發行の預錢手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
二月廿三日、錢相場復騰貴して融通圓滑を缺きしを以て、去年六月發行の預錢手形に増印
を加へて、廿六日以降通用するを命じ、更に十年六月預錢手形を止め、七月二十日までに
預銀手形を以て引換ふることゝせり。近年錢拂底...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
新貨比較通解
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
となるが如し。〔新貨比較通解〕かくの如く布告せられしに拘らず、尚新貨一圓に對し錢
札十九貫二百文内外に通用せしを以て、石川縣は同年十一月五日更に規定の相場を以て
すべき注意を喚起し、六年五月大藏省紙幣寮發...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
宗辰の病状
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。加賀守病躰同篇之内、次第不レ宜候に付、今晝より村田長安老御藥に轉申候。壹貼人參
五分宛、參附湯此間之通用申候。食餌は書載候程之儀に無二御座一候。十一日、今日御容
躰書左之通。加賀守病躰、昨夜以來相替儀無二御...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
銀札發行の失敗
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
可とせしも善連以下皆之に賛したるを以て、遂に實施せらるゝに至りしなり。然るに不換
紙幣の濫發は直にその通用を梗塞せしめしのみならず、贋造行はれ物價亦連りに奔騰せし
かば、士庶怨嵯の聲を放つものあり、翌年に至り...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
知知見銀花降銀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
令を商賣に下し、賣買には、主として知知見銀を用ひしめ、若し灰吹銀を用ふる時は、時
價を以て秤量換算して通用せしめたりき。こゝにいふ知知見銀の制は明かならず。同十六
年利長の養老領たる越中新川郡龜谷山より銀を産...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
灰吹銀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
寛永七年加賀藩に於いて灰吹(ハイフキ)銀を製せしめ、從來封内に通用したる極印銀に交
へて之を通用せしめき。灰吹銀は俗にこまがねと稱し、又きりかねともいへり。この銀は
、錢...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
錢貨の實際流通
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
以て小額の取引に當て、若しくは上代よりの慣習に隨ひて、米穀等を交換の媒介となした
るが故に、殆ど錢貨の通用を見ることなかりしといはる。然るに承應三年幕府は重ねて寛
永新錢の通用を令したるを以て、同年八月加賀藩...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀札の發行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
加賀藩が銀札の通用を命ずるや、その職員に銀札奉行を置き、御算用場奉行前田源五左衞
門・馬廻頭稻垣三郎兵衞・町奉行青地彌四...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
町會所發行手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
次いで、文政二年十二月廿八日金澤町會所より銀子預手形を出し、金銀銅と共に通用すべ
き命を發したりしが、これ亦町奉行山崎小右衞門・高畠木工二人の權限により、町會所に
於いて製造したる...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
新銀預手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
預手形を幕府發行の新貨幣と交換し、五百目札は九月、その他は翌九年三月悉く引換を了
し、同月二十日を以て通用を停止したりき。是を以て新銀預手形の通用二ヶ年にして止む
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀仲預銀手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を銀仲預銀手形と稱す。手形の表面には銀百目預・御銀(オカネ)裁許升屋次右衞門・酒屋
宗左衞門と記され、通用期限を十一月十日限とし、同日以後晦日までの間に、御算用場に
於いて正銀と引換ふべきことを條件とせり。か...