石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 殖産製造 第七節 製織
能登縮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
子十三人を選び、花絣の製織を傳習せしめたりき。是を此の地方に於ける江州風麻布製造
の濫觴とし、爲に大に越後縮の輸入を防遏するを得たり。爾來その業漸次盛況に向かひ、
傳習者亦續出し、從ひて多額の資銀を要するに至...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
祭禮と法會 花見 切米支給 越後獅子
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
山をなすもの多く、下旬までには、切米取の足輕に對し、正月より八月に至る期間の俸祿
を給せらる。又この月越後より角兵衞獅子の來るものあり、土俗之を越後獅子と呼ぶ。獅
子舞圖奉額金澤市泉野菅原神社藏獅子舞圖奉額
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
素然
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
雪も兀てや瓜茄子』等の句あり。寶永三年支考の加賀に入りしことは、家見舞によりて之
を知られ、四年には又越後・越中に遊ぶ。越の名殘はこの行の句集にして、その序文は萬
子によりて記され、『戊子のとし、東花坊越中・...
第三章 學事宗教 第五節 國學(下)
多賀秀種
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
元和元年來りて前田利常の臣となる。秀種博覽強記にして和漢の書に通ず。關ヶ原の役に
西軍に與し、罪を獲て越後に謫せられ、越後在府日記三册を著す。その書得るに從ひて記
し、凡そ一百三十八章、語釋と教訓歌とに及ぶも...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
凉莵乙由等の來遊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
。露川乃ち支考の書を送れるに應へて、『相共に年寄る聲や松の蝉』といひ、七月初旬を
以て亦越中に入る。後越後の卷耳、露川の爲にその紀行を刊し、題して北國曲といへり。
十一年萬華坊魯九再び加賀に入りて大聖寺・山中...
第四章 美術工藝 第八節 鏤工
加賀後藤
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
━━詮清━━━━━久清━━━━━清冷━━━┳━清明┃┃┃才次郎┗━清永〔金工系圖
〕市右衞門の子清永は越後に生まれ、その國守に祿せられて三百石を食み、寛永五年に歿
す。清永一諱は清定、通稱右兵衞又は兵庫頭。是...
第六章 經濟交通 第四節 交通
金澤江戸間の下街道
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
、福井・尾張の如き親藩の領域を通過するの煩なきにもよれり。この街道は、金澤より約
三十里を經たる越中・越後の國界に於いて初めて自領を離れ、同國名立より有馬川・長濱
・中屋敷を過ぎて高田に至り、信濃路に在りては...
第一章 制度法規 第二節 祿制
改作法施行前の過渡期
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
歩平均に被レ下。依レ之金澤より惣代の御禮として、前田丹後長時小松に參上す。小松衆
は、萬治二年金澤へ引越後も、加州免元の如く被レ下レ之。死後跡目のとき、一統の通り
平均免にて被レ下レ之。〔改作雜集録〕
第一章 制度法規 第四節 租税
加賀國雜税
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百十九貫二百六十一文六歩呉服役、但見圖に而征合無二御座一候。慶應三年より取立方指
止申候六十四貫五百文越後縮役、但一人十五貫文宛取立。慶應元年より取立方指止申候三
貫文暦賣捌冥加錢、但二軒分一萬九千百六十八貫...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
虫干 彌彦婆々
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
印を結ぶこと三次、錫杖を振り鳴らし、舞手は納めの九字を切る。之を彌彦婆々といふは
彌彦佛の譌なるべく、越後彌彦山に何等かの關係あるにあらずやと思はるれども、今の彌
彦神社にはかくの如き行事の存したる記録又は口...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
小瀬良正
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
せになるてふ桃のたにかげに老いず死なずの藥もぞある是その一例なり。良正享保三年八
月十日江戸よりの歸路越後名立に歿す、年五十。その友本保長益、遺詩を集めて良正集一
卷を著す。良正の絶筆の吟に曰く。事レ親年更短...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
富田景周
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吾雄藩典故レ耳矣。抑亦不二三州之光華一哉。時寛政十年歳在二戊午一春三月三日。朝散
大夫從五位下加賀國臣越後守平重政九世孫富田景周謹撰。富田景周畫像金澤市慈雲寺藏富
田景周畫像
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
中村順二郎
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月海防の爲に越中東岩瀬詰となりしが、元治元年正月本役に復し、慶應二年六月明倫堂訓
導格となり、明治元年越後戰役に從ひ、二年明倫堂助教加人を命ぜらる。廢藩の後、八年
九月前田利嗣の漢學教師を囑せられ、爾後東京に...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
安井顯比
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
じて新潟裁判所に在勤し、兼ねて會津征討中軍防局の事務を兼ぬること尚舊の如くならし
む。五月前職を免じ、越後府權判事となり、七月判事に進み、次いで藩務に當るが爲に請
ひて判事を免ぜられ、二年八月金澤藩權大參事と...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
樫田玄覺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
達し、詩歌俳諧を好み、配千代も學才ありて可吟と號し和歌を能くす。玄覺安永七年七月
二十九日江戸より歸途越後に於いて病歿せり。享年六十四。
第三章 學事宗教 第五節 國學(下)
淺井政右
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
さして其所をもとめけるに、彼瀬嵐(セラシ)の蜑の子も、おぼつかながらさしいらへて、
百年のあなたにや、越後勢亂入の比ほひ、此渡りの堂社佛閣、悉く破却せられて、今は其
道だにさだかならずと云々。甲斐々々しく案内...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
千代
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
、しらぬひのつくし人も、鳥が鳴あづま人も、此尼の風流をしらぬはなき世となりけらし
。』といひ、明和七年越後高田の太中庵畝波の著したる皐月の雨に、『素園の句とさへい
へば、考へずして甘心す。過しころ我句を尼の句...
第三章 學事宗教 第八節 科學
本多利明
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
本多利明は通稱を三郎右衞門といひ、北夷又は魯鈍齋と號す。父伊兵衞はもと加賀の産な
りしが、人を害して越後に走り、延享元年利明をその地に生めりといへども確證を得ず。
利明十八歳の時江戸に出で、中根元珪の高弟今...
第三章 學事宗教 第八節 科學
樫田玄覺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
淡泊にして救濟を志とす。玄覺安永六年十月藩命を奉じて江戸に赴き、七年七月病んで國
に歸らんとせしが、途越後長濱に至りて歿せり。享年六十四。著す所本草秘録等あり。玄
覺に七男三女ありて、その第七子を樫田北岸とし...
第三章 學事宗教 第八節 科學
吉田長淑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
五巷・内科解環十五卷を著せり。文政七年齊廣金澤に在りて復病み、急に長淑を召す。長
淑即日途に上りしが、越後高田に至りて自ら疾を發し、金澤に着したる後八月十日を以て
歿したりき。享年四十六。因りて遺骸を小立野棟...