石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
劇場妓樓開設の反對
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
稟請せる町奉行山崎範侃を召し、以信等三人と相論難せしめ、自ら臨みて之を聽けり。既
にして齋廣、以信等に貧民を救ひ且つ嚝夫をして情を遂げしむるの術如何を諮詢す。以信
等良策を得る能はず、乃ち侯に應へて曰く、先づ...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
賞賜犒勞と貧窮撫恤
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りて尚此の如くなりしかば、諸寺社に於いては五穀豐饒を佛神に祈願したりき。次いで七
月非人小屋に收容せる貧民中死者を出すこと甚だ多かりしを以て殊に撫恤に注意せしめ、
八月犀川川上の芝居座を毀ちて、非常の際士民の...
第六章 經濟交通 第二節 物價
安政の貧民叫喚
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
登り、米價貴くして食を得る能はずと絶叫し、翌夜亦之を繰返せり。この日米價一升錢百
二十九文を唱へしが、貧民絶叫の効果や顯れたりけん、十三日百文となり、漸次低下して
七十八文に及べり。而も藩は此の如き不穩の行動...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
事務員及び收容者
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
その種類に藁繩・寸莎・麻かせ・草履製造等ありき。元來この收容所は、非人小屋と稱せ
らるといへども、寧ろ貧民小屋といふを適當とし、特種の技能を有するもその産を治むる
能はざるが爲、乞丐に墮落する恐あるものをも收...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
治脩時代の借知と貧民の蜂起
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
明和八年四月治脩、重教の後を享けて藩侯となる。この時藩の收支益均衡を得る能はざる
に至りしを以て、十一...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
寺島藏人等の芟除
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
と能はず、轗軻蹉跎の生涯たりしを見るべし。嘗て山崎庄兵衞に書を與へて曰く、試みに
郊外の村落に到れば、貧民の終日營々として得る所僅かに錢百五六十文に過ぎず。而して
一家五口を有すとせば、その食む所の穀價百四五...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
備荒貯蓄と窮民激増
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
める多數の窮民を藩の非人小屋に收容せざるべからざりき。非人小屋なるものは、第五世
綱紀の時に創置したる貧民收容所なるが、その人員天保元年正月に於いて七百七十人、同
年十二月に於いて八百四十人、二年十二月に於い...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
頻々たる改革
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ることゝせしなり。二十一日慶寧老臣村井長在を召して告げて曰く、聞く、余の曩きに非
人小屋を巡視するや、貧民のこゝに收容せらるゝもの皆深く之を徳とせりと。然るにその
設備を見るに、牆壁は破れて風雨を防ぐに足らず...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
鼓舞策勵相繼ぐ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
非ざるべし。是を以て窮民の賑恤は固より必要なりといへども、豫め遊民授産の法を講じ
て煢獨癈疾の外一人の貧民なからしむるを期するは、實にこれ政を行ふものゝ要務に非ず
や。諸奉行能く余の意を體し、心を盡くして存恤...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
卯辰山の開拓
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
のあり。之を金澤城東卯辰山の開拓となす。この年度寧は福澤諭吉が著したる西洋事情を
繙きて、歐洲に於ける貧民救濟と病院設備の状を記するを見大に感ずる所あり。乃ち卯辰
山を開拓してこれを經營せんと欲し、三浦八郎左...
第五章 加賀藩治終末期 第八節 本多政均の遭難
連累の裁判
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
御城下迄も罷越可レ及二歎願一勢ひ有レ之處、津幡・石動邊迄も夫々役人指出取鎭有レ之
由。又は石川・河北之貧民共も、多御城下え罷出歎願におよび候儀有レ之。右等之次第實
以不レ忍二傍觀一儀にて、富岡強兵之道不二相立...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
飢  饉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
明治二年氣候順ならずして禾穀熟せず、貢租不納多く、儲穀亦缺乏して價格騰貴し、貧民
飢餓に陷るものありしかば、金澤藩は管内三州に令して酒造高を例年の三分の一に減ぜし
め、又米十九萬六千二...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
前田齊泰の略傳
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
制を修補し、洋學及び洋式兵術を授けしめ、また農制を釐正し、義倉を設け、凶歉には租
米を蠲除し、疾疫には貧民に藥浴を施さしめ、刑律を寛にする等の善政あり。幼より能樂
を好みてその技に長じ、書はこれを市河米庵に學...
第三章 學事宗教 第一節 學校
醫學館 卯辰山貧病院
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
に在りし醫學生徒をこゝに轉ぜしめ、又病院を一般患者治療の所となし、養生所を改めて
卯辰山貧病院といひ、貧民及び獄中の患者を治療せしめ、別に小松・高岡・魚津の三ヶ所
に貧病院出張所を設け、施藥及び種痘を行へり。...
第六章 經濟交通 第二節 物價
安永の富豪強迫
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
概ね一石銀四十目より四十四五匁を上下せしが、安永五年末より物價の騰貴を見、六年正
月十六日金澤堀川町の貧民等、石川郡粟崎村の富豪木屋藤右衞門の家に至りて金錢を借用
せんと強請せり。藤右衞門の手代等之に應じ、即...
第六章 經濟交通 第二節 物價
天明の米價暴騰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の間は百二十目を支拂ふも之を賣るものなく、能美郡にては餓莩を出すに至れり。藩乃ち
所々に米賣場を設けて貧民を救濟し、七月藩米三萬五千石を一石銀四十三匁に賣出しゝに
、之より日々下落して四十目を唱へ、前日來の反...
第六章 經濟交通 第三節 市場
版籍奉還以後の米場
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
る越中新米參萬石を得て切物商を開始し得たるに過ぎず。而もその後天候穩かならず、米
價益向上を續けしかば貧民動搖し、惹きて切物商の取引圓滑なる能はざるに至り、爲に賣
買を停止せしめられたりき。之に加ふるにこの時...