石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
必ずしも慶應に於いて侯伯たらず。慶應の侯伯は、又必ずしも慶長に於いて侯伯たりし者
にあらず。況や溯りて豐臣氏の世に及び、降りて廢藩置縣の時に至るまで、子孫奕葉祖宗
の祀を斷つことなく、星霜多年領邑の域を變ずるこ...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
豐臣氏の諸將擧兵の意を告ぐ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
豐臣氏の諸將が明らかに擧兵の意あることを告げ、前田氏に對してその助力を求めたるは
、實に慶長十九年三月に在り...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
利家と秀吉の交情
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
られ、天正十四年三月二十二日從四位下左近衞權少將となり、その年十二月十九日秀吉の
太政大臣に任ぜられ、豐臣氏を賜はりし際には、利家も亦秀吉の命によりて豐臣氏を冐す
を許され、十七年には左近衞權中將となり、十九年...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
前田利政の末路
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
敵に内通せりとは彈劾せざりしなるべし。加賀藩史稾に據れば、利政の志は、利家の遺訓
に從ひ、秀頼を輔けて豐臣氏の業を起さんとするにありき。是を以て利長と稍相善からざ
りしが、利長の芳春院を江戸に質とするに及び頗る...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
關ヶ原戰後の豐臣氏
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
關ヶ原の戰後豐臣氏の上下は、その徳川氏に對する地位早くも舊の如くならざるに慊らざ
りしが、家康の征夷大將軍に任ぜられ、秀...
第一章 領主及び領土
前田氏の三州統一
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
慶長五年豐臣氏の徳川氏と釁端を開きし時、山口氏と丹羽氏とは西軍に黨し、前田氏は東
軍に應ぜしかば、八月利長は宗永を攻...
第一章 領主及び領土
土方氏の能登領
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
る土方勘兵衞雄久といふ者ありて、後には河内守に叙爵せり。雄久初め織田信長に仕へ、
又信雄に屬し、次いで豐臣氏に臣事し、尾張犬山城に在りて四萬五千石を領したりしが、
慶長四年石田三成の讒する所となりて、その封邑を...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
家康の利家訪問
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
り。彼といへども亦汝に饗して害を加ふる所なかるべしと。この説利家夜話一本の記する
所にして、その意蓋し豐臣氏の危急に際して、黄泉に就かざるべからざりし利家の境遇に
同情するにあらんも、果して此の如くなりとせば、...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長謀叛の風聞
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
村井長頼もまた同じくその地に赴き、奧村永福と共に芳春院を庇護し、傍ら家康の行動を
監視せり。是より先、豐臣氏の奉行石田三成・増田長盛・長束正家等相謀り、流言を放ち
て曰く、前田利長封に就きたる後、城郭を修築し、...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長西軍と斷つ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
而も利長は、斷然西軍と絶ちて東軍に屬したりき。論者或は利長が豐臣氏の舊恩を忘れて
、徳川氏を助けたるを難ずるものあり。然りといへども、この時家康の秀頼に對ずる反形
未だ露...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長江戸に拜謝す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
長江戸に入り、翌日登城して秀忠に謁し盛饗を受く。而も徳川氏の前田氏に臨むこと漸く
舊の如くならず、共に豐臣氏麾下の侯伯たりし情誼を撤廢して、君臣の差別を明らかにす
るに至りしを以て、利長は頗る失望に堪へざるもの...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長の退老
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
慶長八年二月十二日家康征夷大將軍に任ぜられ、徳川氏は豐臣氏に代りて全く覇業を成し
たりき。次いで十年三月、家康は秀忠と共に西上して伏見に入れり。これその將軍職を...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
居る。十一月廿九日從五位下に叙し、肥前守に任ぜられ、十四年六月廿二日從四位下侍從
となり、十二月十九日豐臣氏を冒すを許さる。尋いで文祿二年閨九月晦左近衞權少將に昇
り、四年權中將に轉じ、慶長二年九月廿八日參議に...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
豐臣民の援を求めたる時期
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りしのみならず、家康に使したりとする本多政重は、この時前田氏の臣僚たらざりしを以
てなり。蓋し前田氏と豐臣氏との深甚なる關係あることは、世人の能く知る所なるが故に
、此の如き説を捏造せらるゝに至りたるものゝ如し...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
利長身後の計を本多政重に託す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かくて豐臣氏の擧兵は、軍に時期の問題たるに止りしを以て、前田氏に於いても素より緩
急に處するの方策を講ずるに怠らざ...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
大阪方尚秋波を送る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前田氏君臣の方針が此の如く確定したりしことは、豐臣氏の諸將の探知する能はざる所な
りしか。或は略之を知るも如何にもして自黨たらしめんと焦慮せしか。孰れにし...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
家康利常を賞す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
政、書を江戸の生島主計に致して利常の戰績を稱し、又北堂芳春院の健在を賀せり。利政
世の成敗を度外視し、豐臣氏に應ぜず、徳川氏に仕へざりしも、尚宗家の繁榮を悦びたり
しなり。而して將軍秀忠は閏六月十九日利常の官を...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
越中三箇國に跨る海内隨一の國主に居り、朝廷の恩遇を得て利家の權大納言たり、利長の
權中納言たりしは、尚豐臣氏全盛の時に屬すとするも、利常・齊泰の共に權中納言に陞り
、綱紀・吉徳・治脩・慶寧の參議に進みし如き、皆...
第三章 學事宗教 第七節 書道
和樣 池田松齋 田内鐵舟
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
前田綱紀の世に初る。その和樣を以て夙に顯れたるものに池田松齋あり。松齋は本阿彌光
悦の高足にして、初は豐臣氏の右筆たりしが、大坂落城の後來りて前田利常に仕へ、その
孫綱紀の師となれり。又田内鐵舟あり。鐵舟は一に...
第五章 殖産製造 第一節 農業(上)
江沼郡の太閤檢地
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
は菅生石部神社文書あり。その文中、山口宗永の語として御檢地と記したれば、宗永自身
の檢地にあらずして、豐臣氏の施行せしものたることを知るべし。而して秀吉はこの年八
月を以て薨じたるが故に、檢田使派遣は江沼・能美...