石川県立図書館/大型絵図・石川県史

本文テキスト検索結果
 
ソート機能:
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
班軍は豫定の行動
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
今案ずるに、利長の班軍せしはさまで不可思議の行動にあらず。初め利長の家康より與へ
られたる任務は、越後の諸將を率ゐて津川口より會津に侵入し、以て上杉景...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
幕府加賀藩の行動を疑ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
舶を他國より購ひ、且つ今夏災に罹りたる金澤城を修して大に隗堞を鞏固にする等、白眼
を以て之を見ればその行動稍疑ふべきものなしとせざりき。是に於いて、加賀侯前將軍の
不豫に乘じて不軌を圖らんとすとの流言頻に江戸...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
毛利輝元たり、上杉景勝たり、石田三成たりしが故に、假令利長にして東軍に與すること
ありとも、強ち忘恩の行動としもいふべからず。是を以て利長は、欸を西軍に通じたる加
賀の山口・丹羽諸將と交刄し、徳川氏が戰勝を得...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
佐々成政の利家陷擠説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
成政にして利家の子を養はんといふも、利家如何ぞ之を諾せんや。且つ夫れ侯伯の互に嫁
娶を議するもの、その行動實に正々堂々たらざるべからず。然るに成政が初め一商賣によ
りて、利家の内意を探らしめたりといふもの、事...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
成政の退却
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
交へずして軍を班せり。利家或は成政が津幡城を襲ひてその餘憤を漏らさんことを恐れ、
遙かに之に尾して彼が行動を監視せしに、成政は津幡に注目することなく、鳥越附近を過
ぎて馬を納れたりき。是より先、鳥越の城主目賀...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
成政降伏後の秀吉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
成政の降伏以後に於ける秀吉の行動は、大村由己の記する所によりて極めて明瞭なり。即
ち閏八月朔日彼は陣を芹谷野に轉じ、二日富山城を巡視し...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長謀叛の風聞
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
出でゝ大阪に徙りしを以て、村井長頼もまた同じくその地に赴き、奧村永福と共に芳春院
を庇護し、傍ら家康の行動を監視せり。是より先、豐臣氏の奉行石田三成・増田長盛・長
束正家等相謀り、流言を放ちて曰く、前田利長封...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長西軍と斷つ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
誘惑の功を奏せざりしこと勿論なり。されば利長の西軍に抗したるは、秀頼に背けるにあ
らずして、三成一派の行動に反對せるものとして之を解せざるべからず。而も後に大阪の
二役に、前田利常が事實上弓を秀頼に彎きしもの...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長の出征
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
憂を絶たんが爲に、使を小松城の丹羽加賀守長重に遣はし、二人が固より私怨あるにあら
ざるを以て、我が軍の行動を妨ぐるなからんことを求めしに、長重一たび之を諾したりし
が、その質を代へんとするに及びて和議遂に破綻...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長家康に謁す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利長、丹羽長重を先驅たらしめて越前の舟橋に抵り、北庄の青木秀以と和を媾ぜしが、長
連龍に命じて暫くその行動を監視せしめ、木目嶺を踰ゆるに及びて之を撤せり。利長が關
ヶ原の決戰に就きて聞き得たりしもの、その何れ...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
長崎出帆後の南坊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
長崎出帆以後に於ける南坊の行動は果して如何なりしぞ。クラセに據れば、南坊及びその
妻ジユスタ等は、宣教師八名、宣教師の稱號を得ざるも...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
攻撃開始
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
次いで十二月三日に至り、前田軍初めてその攻撃行動を開始す。この日家康、諸營を巡廻
して前田軍に來り、利常に語りて曰く、この城急に薄るべからず、宜しく塹...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
大阪冬御陣日記
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この役に於ける利常の行動を詳述せるものに大阪冬御陣日記一卷あり。但しこの書は後日
の編纂に係るものにして誤謬間々これあるを見る...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
大阪夏陣之覺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
大阪夏陣に關する前田軍の行動を述べたるものに大阪表夏陣之覺一卷あり。これ亦後の編
纂に係るものなれども、先の冬陣に於ける日記とその...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
奧村榮頼の致仕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
榮頼の仕を致すや、政重友誼を思ひて倶に去らん止欲したりしが、横山長知の諫によりて
止む。榮頼の同胞も亦行動を一にせんと欲し、之を父永福に謀る。永福色を作して曰く、
汝等若し去らんと欲せば、我が首を刎ねて後に之...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
古市胤重
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
のあらん。卿若し眞に老侯の知遇を思はゞ、宜しく殉死の念を斷つべしと。而して兩使胤
重の側去らずしてその行動を監視し、後利次も亦自ら來りて之を諭せり。是を以て胤重心
に決する所ありしも、僞りて之を諾し、十月二十...
第三章 加賀藩治恢弘期 第五節 浦野事件
長連頼藩侯の裁斷を仰ぐ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
孫右衞門等の行動かく亡状を極めたりといへども、元連・右近二人は爲に勸解し、連頼を
して未だ之を知らざるが如く裝はしめ、...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
九十郎の體度
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
が爲酒肴を調へんことを宇右衞門に請ひ、談笑寅の刻に至りて寢に就けり。駿臺雜話はこ
の間に於ける九十郎の行動を述べて、『さて主人にくはしく謝辭を述べ、此程附居たる家
人へもそれ〲にねんごろにいとま乞して、さてい...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
重教の監國
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
躑躅及び茶樹の大なるを喜びて金谷殿に移さしめ、梯村の沿道なる奇松も亦同じく移植せ
しめたるが如き、その行動の頗る奔放なりしもの以て此の間の消息を解すべく、而して治
脩は初め僧となりしを還俗し、兄の恩によりて封...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
黒羽織黨
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
九月以降藩の海岸防備の任に當りて盡力する所多かりし如きは、太平の惰眠を貪るものゝ
多き中に在りて、その行動一頭地を抽けるを見るべく、之を要するに黒羽織黨の藩政に於
ける功罪は相半したるものといふべかりしなり。...