石川県立図書館/大型絵図・石川県史

本文テキスト検索結果
 
ソート機能:
第三章 學事宗教 第八節 科學
宇田川玄眞と蘭法醫術の初試
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
五年前田齊廣、前侯治脩の病を診せしめんが爲、宇田川玄眞を徴す。玄眞は作州津山侯に
仕へて江戸に住したる蘭法醫にして、蘭法醫術の我が藩に試みられたること實にこゝに起
る。玄眞この年十二月八日金澤に來り、堤町の旅館...
第三章 學事宗教 第八節 科學
在藩の蘭法醫
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
蘭法醫にして我が金澤に常住するものあるに至りたるは、弘化中黒川良安の侍醫となりた
るを以て始とすべし。良安は...
第三章 學事宗教 第一節 學校
壯猶館の教科
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
め蘭學にして、炮術に關する原書を調査するが爲に之を讀ましめ、文久二年には已にその
設ありき。同年六月又蘭法醫書の會讀を初め、從來明倫堂にて試驗したる蘭法醫は、この
時以後壯猶館に於いてすることゝせり。同月館内に...
第三章 學事宗教 第八節 科學
前田齊廣の蘭法鼓吹
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
かくて加賀藩は二人の蘭法醫を有するに至りたりといへども、是等は素より江戸在住の臣
屬たりしが故に、加賀藩の醫學の發展に關しては直...
第三章 學事宗教 第一節 學校
藩末の醫育
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
て見れば、從來學校即ち明倫堂に於いて執行したる醫術開業試驗を壯猶館の主管に移した
るものにして、同時に蘭法醫の勢力が獨立せんとする經過を察すべく、次いで慶應元年に
至りては公衆衞生の爲に種痘所を設立し、黒川良安...
第三章 學事宗教 第八節 科學
吉田長淑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
入りて漢法を學び、後桂川甫周に從ひて蘭學を修む。是に於いて蘭書に就きて内科を研竅
すること年あり。當時蘭法醫は、皆外科を主として傍ら内科に及びしのみ。是を以て物議
屢起りしといへども長淑は敢へて意を枉げず、遂に...
第三章 學事宗教 第八節 科學
渡邊知行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
にして威容あり。槍術・馬術を能くし、傍ら詩賦を好む。知行初め金澤の黒川良安及び丸
岡の醫橋本某に就きて蘭法醫學を學び、年十九にして大坂に赴き、緒方洪庵の門に在るこ
と三年。更にその業大に進みたるを以て長崎に至り...
第三章 學事宗教 第九節 兵學
壯猶館創設
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
り、自ら蟹行の書を讀み鴃舌の語を解し得たるにあらず。是を以て壯猶館に於ける飜譯方
又は教授方は、凡べて蘭法醫の力を假らざるべからざりき。黒川良安が同館の創立事務に
參與したる後飜譯方となり、後文久三年軍艦方御用...