石川県立図書館/大型絵図・石川県史

本文テキスト検索結果
 
ソート機能:
第二章 儀式慣習 第一節 典禮
謠初
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
八ッ半の時刻に出仕し、江戸・京都の抱役者も來藩出仕するものあり。七ッ時を過ぐる時
は年寄以下亦登城す。藩侯は準備の成りたる報を得て大廣間に出座し、板縁敷居際に列座
する年寄以下に對して近く寄るべしとの命を與へ...
第一章 制度法規 第三節 司法
死刑の停止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
長期に亙ることあり。元文五年閏七月、櫻町天皇の女御臨月にあたらせられしを以て死刑
を廢し、明和三年八月藩侯前田重教夫人の臨月なるを以て、朔日より出産に至るまで之を
除きしことあるが如し。藩侯の大法要を執行する...
第二章 儀式慣習 第一節 典禮
叙爵せざる年寄以下の拜禮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
次いで藩侯は小書院に着座し、叙爵せざる年寄・家老及び若年寄の拜禮を受く。その献上
する太刀馬代の折紙を置くべき位...
第二章 儀式慣習 第一節 典禮
二月朔日
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
門・橋爪門及び三ノ丸の番人等は、服紗小袖・麻上下を着し、その他儀式に關係ある諸吏
も亦之に準す。この日藩侯は、服紗小袖・麻上下を着して小書院に出座し、小松城番及び
先に出頭せざりし頭分の禮を受け、次いで矢天井...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
前田直躬と朝元
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
こゝに至りし理由なきにあらず。そは直躬の家紋が元來瓜内梅鉢なるに拘らず、享保十九
年元旦の登城に際し、藩侯の徽章と同一なるものをその大紋素袍に附せしに、本多政昌が
之を非難せしことあり。これ直躬の相先直之は、...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
頻々たる改革
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
熨斗目・長袴を廢し、平日に在りては羽織を以て肩衣に代へしめ、幼年者の衣服に振袖を
用ふるを禁じ、而して藩侯自ら服飾を改めてその例を示せり。二十三日慶寧又令して、作
事奉行及び小松作事奉行の職を廢し、内外兩作事...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
任ぜられ、家老と若年寄とは人持組の巨祿より選ばる。この三者の集合執務する御用部屋
は即ち藩の内閣とし、藩侯の直接指揮を受けて諸政を總攬す。大身より以下、小將・馬廻
・定番馬廻・組外の平士、及び儒者・醫者等の平...
第二章 儀式慣習 第一節 典禮
射初 打初 乘初
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
次いで藩侯は大廣間に出座し、三ノ丸に於いて射初の式を行ひたる射手裁許・射手及びそ
の嫡男等に謁を賜ふ。この日また...
第二章 儀式慣習 第一節 典禮
正月七日
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
小袖・麻上下とす。この日出仕したる人持以下、組頭並又は物頭並以上の者大廣間に着座
する時は、年寄の一人藩侯に代りて面接す。蓋し年頭御禮の際即に藩侯に謁したるが爲に
して、その外上巳・端午・重陽に於いても藩侯は...
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下
城郭の模樣替と辰巳用水
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
しもの、即ち前掲の指令に、『二・三之丸ひとつに被レ成、御作事可レ在レ之。』といふ
ものにして、之より後藩侯の居舘は二ノ丸御殿と呼ぶを例とせり。之と同時に、かくの如
く頻々たる火災は、人をして城内水利の不便なる...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
大槻朝元の一大疑獄
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
へども、その弊の赴く所は簡朴を忘れて煩瑣に傾き、財政上爲に缺陷を生じたる跡なしと
すべからず。是を以て藩侯吉徳の時最も焦眉の急を要したりしは、世襲の大身巨室以外に
財政整理の任に堪ふべき材能を擧用するにありし...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
舊十村の復活と農吏制の改革
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前任の者を復役せしめ、新十村も亦悉く職務を免ぜられき。是に於いて改作奉行は、十村
の職務を執るものは、藩侯利常が改作法を實施したる時より連綿たる舊族にあらずんば成
績を擧ぐること能はずとなし、かの能登島に配流...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
盆正月
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この頃藩侯の襲封・昇官又は嗣子誕生の如き嘉儀あるに際し、城下の庶民をして祝意を表
せしむるを盆正月といへり。蓋し...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
河北潟流毒事件の眞相
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
次の事變も亦天候循環の因りて致す所なりと論じ、己は陪臣に列するを以て、友人湯淺彌
左衞門祇庸を介し之を藩侯齊泰に進言せり。是等の論旨極めて明晰にして、概ね傾聽すべ
き價値あるのみならず、時正に中夏に際したるを...
第一章 制度法規 第一節 職制
仲間 小者
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
小者とは雜役に服する雇傭者の總稱なり。そのうち仲間は小者の上位を占むるものにして
、一に馬捕とも稱し、藩侯の御召馬及び藩の貸馬・賃馬の口捕を掌り、御馬奉行に屬す。
小者はまた三十人組小者・御長柄小者・御小人に...
第一章 制度法規 第三節 司法
裁判
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
問に與り、年寄中の協議によりて、判決を與へたりしが、萬治の頃より、前田綱紀の親裁
主義に基づき、凡べて藩侯の下知を仰がざるべからざることゝなり、元祿七年に至りては
、年寄の訊問に與ることを廢し、毎月二十七日出...
第一章 制度法規 第四節 租税
士人の献上物
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
二仰付一・縁組御禮・子弟被二召出一・隱居御禮等の場合に當りて、定額の太刀馬代・時
服料・肴料・鳥目等を藩侯に献上して謝恩の意を表することありといへども、是等は御禮
錢又は献上物と稱し、藩侯内帑の收入となるもの...
第二章 儀式慣習 第一節 典禮
旅行の服裝
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
士人の藩侯に從ひて旅行する時は、頭役以上に在りては羽織・踏込袴一にのりせんといふ
を用ひ、脚半・甲掛・草鞋を着く...
第二章 儀式慣習 第一節 典禮
正月十五日
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
正月十五月、例月朔望に物頭以上の諸士登城する禮を缺く。乙の日藩侯は小書院に出座し
、小松城番の中、當年在番の者の拜禮と太刀代の献上を受く。小松番頭中の一人、事故の
爲年...
第六章 經濟交通 第三節 市場
御藏米と町藏米
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
凡そ百姓の生産する米穀は、その一部を藩侯又は藩侯の指定したる給人等の收納する所と
なし、一部を生産者たる百姓の作得となす。是等の中百姓が藩侯に...