石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
能役者の保護
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
加賀に於ける兩大夫以下、所謂お手役者と稱せらるゝものは、皆町會所の支配に屬し、專
能樂立方の技藝を研修するを職とすといへども、綱紀は尚その外に餘技として之に練達
するものを保護奬勵するの途...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
吉徳と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この期に在りては、士人の娯樂として能樂の翫賞せられしこと前代に優るものあり。而し
てその演技中最も規模の大なりしものを享保十年藩侯吉徳の入國...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
重教と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
又藩侯重教に就いては、時人水野知幽の著したる寳生流謠私案集の中に、侯が寳生流の
を喜び、江戸よりは寳生源五郎を首として脇方・囃子方・地方の多數を招き、京都の金
春流大夫竹田權兵衞及び...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
齊廣と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
重教の次代治脩は風教作振を念とし、儒學振興に力を致しゝ人なれば、式樂として能樂
演ぜしむる外甚だしく之に耽溺せざりしといへども、その子齊慶の時に及びて又大に盛な
るものありき。され...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
利常の凱旋
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を賞し、二十四日木野村を、發して京都本能寺に着し、二十七日には本願寺の家宰下間少
進の饗宴に列し、且つ能樂を觀覽せり。蓋し前田氏の領國は一向門徒の巣窟たるを以て、
特に之を厚遇して宗門の安全を希ひしによるなる...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
上流社會に於いて最も盛に行はれたる娯樂は能樂にして、利家最も之を好み、秀吉と同じ
くその技に練達せり。この時京師の金春流能役者竹田權兵衞は初めて利...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
寳生大夫の祿仕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かくて初期に於ける加賀藩の能樂は、金春流又は觀世流にして、就中前者最も勢力ありし
が、利常の時に至り初めて江戸の寳生大夫を祿仕せしめ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
綱紀と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
綱紀が藩内の能大夫をして、盡く寳生流の門下たらしむるに至りたるは、當時將軍綱吉の
能樂を好みしを以て、綱紀も亦之に倣ひ、貞享三年寳生九代の大夫將監友春を聘してその
技を學ぶに至りたる影響な...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
今春流の繼續
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
加賀藩の大夫として祿を食み、事あるときは金澤に下りてその技を演ぜり。寛永十九年正
月藩侯光高の在國して能樂を催しゝ時、番組七番中の五番は權兵衞の演ずる所なりしが如
き即ち是なり。次いで綱紀は、藩内の能樂を寳生...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
謠要律
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かくて能樂の流行上下を風靡したりしかば、士人にしてその邸第に舞臺を構へたるものす
ら尠からず。さればこの際、能樂...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
齊泰と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を一身に集め得たる人なり。されば一面には父祖の遺風に倣ひ、一面には江戸文化爛熟の
氣に狎れて、居常最も能樂を愛し、且つ自らその技に長ぜしかば、上下の好尚悉く之に集
中し、寳生流なるものが加賀藩の爲に存在するも...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
假面と裝束の研究
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
世情かくの如くなりしを以て世人の能樂と謠曲とに對する穿鑿、更に微に入り細を極めた
ること論を待たず。遂には浩翁の如き、頗る特殊なる方面の研...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
兼卷
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
納したるものに係る。後代兼卷は鍛造僅少なりしにや、吾人未だ之を見ず。第七世喜三郎
に至りて刀工を止め、能樂の大鼓打となり、子孫明治に及ぶ。蓋し藩の制御細工所に勤務
する諸種の工藝家は、必ず能樂に關する一藝を兼...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
南坊等の金澤出發
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
いで南坊は、その妻ジユスタ及び子十次郎と女子某等を伴ひて金澤を發せり。十次郎は容
姿極めて端麗、好みて能樂を演じたりしを以て、時人『能を見ようなら高山南坊面(オモ
テ)かけずの十次郎を』と謠へりと稱せらるゝも...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
諸橋大夫と波吉大夫
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
り、寛永十五年利常が河北郡黒津船神社を造營し、三月その遷座式を行ひし時には、波吉
大夫をして法樂の爲に能樂を奏せしめき。二世波吉喜之尉信治。永祿七年生。童名菊法師
、中頃彌三左衞門。高徳院(利家)樣御代天正十...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
男子の能樂を喜ぶに對して、婦人は舞踊・歌舞伎を愛好せり。蓋し舞踊若しくは歌舞伎を
業とするものゝ他國より入り來る...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
兒小姓踊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
老中の命によりて利常はその兒小姓踊を台覽に供し、金澤に於いては利常の在國して年賀
の禮を受け終りし時、能樂を奏せしむると共に兒小姓踊を演ぜしめ、家中の士を初とし神
職僧侶に至るまで皆之を觀覽するを許したること...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
堀善勝
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
又堀作兵衞善勝あり。祿百石。嘗て城中に能樂の催ありし時、横目永原大軍輿に乘じて登
城し、兒小姓某次ぎて至りしが、兒小姓に從へる若黨は、大學の年尚...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の入部
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
にして、士民歡喜して之を迎へたりき。綱紀乃ち二十五日より諸臣を引見し、八月十八・
十九兩日には宴を張り能樂を催し、諸臣に白銀・時服を賜ひ、又貧窮を賑恤し、次いで九
月朔日以降諸老臣の邸に臨みて盛饗を受く。初め...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀書を幕府に講ず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
顯れしといへども、その實力の將軍綱吉に認められたるは、元祿五年を以て初とせり。こ
の年三月二十七日綱吉能樂を催し、諸侯を召して之を觀覽せしめき。既にしてその終るや
、尾張・紀伊・水戸三侯は綱吉に請ふに、異日將...