石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
將軍綱吉の臨邸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
時に綱紀の齡既に耳順に達したるも、尚未だ繼嗣を定めざりしが、將軍は豫めその世子に
謁を賜ふべきを告げしを以て、...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の爲人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
綱紀人と爲り、英明敏慧にして仁慈忠厚、幼冲より封を襲ぎ、長ずるに及びて勵精學を勉
め、法令を定め制度を立つ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
江戸城の天守築造
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に無用の資を費さんことを慮り、窃かに藩吏に告げて是等の衣服を用ひしむることなから
しめしも、尚利常は孫綱紀と共に編笠を被りて屢工事場を巡視し、以てその誠意を示した
りき。江戸城の天守臺は、慶長十一年淺野・黒田...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀書を幕府に講ず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
綱紀が好學の名は夙に世に顯れしといへども、その實力の將軍綱吉に認められたるは、元
祿五年を以て初とせり。こ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
綱紀その夫人を迎ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
此の年春、利常は會津侯保科正之に女あるを聞き、迎へて綱紀の夫人たらしめんと思へり
。正之は二代將軍秀忠の庶子にして、三代將軍家光の異母弟に當り、而して綱紀は家...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
府庫の匱乏と儉約勵行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、而してその方法宜しきに適ひたるを以て、未だ甚だしく藩財政の破綻を見るに至らざり
き。然りといへども、綱紀が學問を好み、美術を愛し、鴻儒良工を聘し、若しくは珍籍奇
玩を蒐集するが爲、巨資を費すを吝まざりしこと...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
木曾路福島關門通過問題
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
享保二年には綱紀既に七十五歳の高齡なりしが、九月二十七日江戸を發し、十月十三日を
以て金澤に入りたりき。抑江戸と金澤と...
第三章 學事宗教 第八節 科學
博物學
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
加賀藩に於ける博物學は、前田綱紀の好學によりて起る。蓋し綱紀は、一切の事物に對し
て、正確の知識を得ずんば止まざりしを以て、その研究の...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の入部
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
寛文元年六月二十九日老中阿部忠秋、本郷の藩邸に就きて綱紀に暇を賜ふの命を傳へ、
は七月八日江戸を發し、下街道を經て十九日金澤に入れり。この年綱紀齡十九にし...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
直姫と二條吉忠の結婚
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
綱紀がその晩年に於いて上洛せし事も、亦異數として之を記せざるべからず。蓋し幕府に
在りては諸侯の公卿と親昵...
第三章 學事宗教 第八節 科學
稻宣義
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
人と號し、後若水を以て通稱とす。本姓稻生氏。宣義に至つて稻氏と改む。その彰信の諱
あることは、彼が前田綱紀に上れる書に稻若水彰信と署名せるを以て知るべし。明暦元年
江戸に生まる。父を恒軒といひ、儒醫を以て宮津...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
於いて家運の隆昌期して待つべしとせられしに、好事魔多く光高僅かに三十一歳にして江
戸邸に急死し、その子綱紀は三歳にして家を繼げり。この際幕府と加賀藩との關係を圓滑
ならしむべきもの、一に光高の後室あるによりし...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の退隱
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
享保八年綱紀の齡八十一歳に達せしが、腕部に疼痛を感じ、手指麻痺して刀欛を握る能ざ
るに至りたりき。この時に當りて藩...
第六章 大聖寺藩治一斑
綱紀の教訓
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
宗藩より來りて封を襲ぎ、江戸邸の改築を欲するの意極めて切なるものありしが、その資
を有せざりしを以て父綱紀に請ひて遂行せんと冀へり。偶綱紀利章の邸に臨む。侍臣皆利
章に慫慂して曰く、これ好機なり逸すべからずと...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
綱紀の詩學
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
綱紀壯年にして詩を好み、長篇短章往々にして則ち成る。春日三春天地暖。萬物育二其生
一。仁雨花皆發。節風竹獨...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
綱紀の圖書蒐集
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
綱紀の文學に關する事業中、最もその勞力と功果の偉大なりしものを圖著蒐集に在りとす
綱紀寛文初年を以てその...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
愛本橋の架設
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この行、綱紀は初めて領國の風物を見、民情を察し、施政上幾多の畫策を胸中に描く所あ
りしなるべく、而してその實行に移...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
一柳直興の禁錮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
後又病状を閣老に告げず。その他常に臣屬と領民とを苦しめ、内寵多く淫行盛なりとの風
聞ありしを以てなり。綱紀幕府の命を得て、藩臣淺井政右等を評定所に派し、直興を幕吏
より受けしめき。直興時に四十一歳、擧止度を失...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
入りし後、名を改めて榮君といひ、正徳三年六月三日辰君を生み、五年八月二十四日又永
君を生みしかば、祖父綱紀が上京の希望は勃々として禁ずる能はざるものあり。爲に享保
二年以降毎年之を實行せんと計りしも、常に事に...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の薨去
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
綱紀既に退老したりしを以て、先侯利常の例に倣ひ菟裘を小松に營まんと欲し、幕府に請
ひてその許可を得たり。是...