石川県立図書館/大型絵図・石川県史

本文テキスト検索結果
 
ソート機能:
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀書を幕府に講ず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
綱紀が好學の名は夙に世に顯れしといへども、その實力の將軍綱吉に認められたるは、元
祿五年を以て初とせり。この年三月二十七日綱吉能樂を催し、諸侯を召して之を觀覽せし...
第六章 大聖寺藩治一斑
釆女利昌と寛永寺の凶變
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
一萬石を割きて利昌を封ず。利昌時に齡尚幼なりしを以て、七年七月朔日初めて兄に伴は
れて柳營に登り、將軍綱吉に謁して恩を謝せり。是に於いて利昌は諸侯の班に列したりと
いへども、その新田なるものは領内各地に開發し...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
一柳直興の禁錮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を以て、更に直興の同族山城守直治をして輪王寺宮と閣老とに哀訴せしめ、又自ら牧野備
後守成貞を介して將軍綱吉に乞ふ所ありしかば、二十二年を經で貞享三年六月二十六日遂
にその譴を解かるゝことを得たり。綱紀大に喜び...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
諸侯中の好學者
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この時に當りて將軍綱吉頗る學を好み、諸侯中に在りては綱紀・水戸侯光圀と共に亦好學
者の白眉たり。而も光圀は寧ろ綱吉の憚る所た...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
は、亦提封の鉅大なりしに因るとすべし。綱紀は長命富貴治を施くこと七十九年、幕府に
在りては家光・家綱・綱吉・家宣・家繼・吉宗に亙り、皇室に在りては後光明・後西・靈
元・東山・中御門諸帝に渉る。綱紀の天稟英爽嚴...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
藩臣の叙爵
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元祿四年十二月二十六日綱吉又綱紀に許すに、その老臣二人を叙爵せしむべきを以てせり
。叙爵とは國守の稱を唱へ、朝臣の位階を授けらる...
第六章 大聖寺藩治一斑
第三世利直
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
く歿したるを以て立ちて嗣子となる。利直は幼名を大學といひ、稍長じて内記と改め、貞
享元年二月初めて將軍綱吉に謁し、三年十二月二十六日從五位下大内記に叙任せらる。次
いで元祿四年八月特に命ぜられて幕府の奧詰とな...
第六章 大聖寺藩治一斑
大聖寺築城の計畫
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利直の綱吉に近侍すること殆ど二十年、その間將軍に代りて日光廟に詣づること二回、そ
の他の職務恰も譜代大名の如し。...
第一章 領主及び領土
土方領・鳥居領・水野領
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
雄賀に與へ、而して雄賀は能登領千石の中百五十石を次子長十郎に分つ。貞享元年七月廿
一日雄隆罪あり。將軍綱吉命じて雄隆の本領武藏岩槻九千石餘と共に、能登六十一ヶ村九
千石を渡沒して幕府の直轄となす。次いで元祿二...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
中興の英主
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
加賀藩第五世の主は即ち前田綱紀にして、治世前後七十九年の久しきに亙り、將軍家光の
末期に始り、家綱・綱吉・家宣・家繼を經て吉宗の初年に及び、獨天下昌平の餘慶に浴せ
しのみならず、亦自ら政を勵みて藩治の實蹟を...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
本郷邸の興造
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元祿十四年十二月廿二日綱紀江戸城に登りしに、將軍綱吉は老中をして明年綱紀の本郷邸
に臨まんとするの意あることを告げしめき。是に於いて綱紀は、將軍を迎ふるが...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
將軍綱吉の臨邸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
時に綱紀の齡既に耳順に達したるも、尚未だ繼嗣を定めざりしが、將軍は豫めその世子に
謁を賜ふべきを告げし...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
直姫と二條吉忠の結婚
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
右大臣二條綱平は、その子吉忠の爲に綱紀の女直姫を娶らんと欲し、事の幕府の根本主義
に反するを以て、將軍綱吉の生母桂昌院の斡旋を煩し、之を綱紀に懇請する所ありき。然
るに綱紀に在りては、その女を公卿に嫁せしむる...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
綱紀と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
綱紀が藩内の能大夫をして、盡く寳生流の門下たらしむるに至りたるは、當時將軍綱吉
能樂を好みしを以て、綱紀も亦之に倣ひ、貞享三年寳生九代の大夫將監友春を聘してその
技を學ぶに至りたる...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
府庫の匱乏と儉約勵行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
しことは、その事蹟の極めて美なるに反し、決して府庫を充實せしむべき所以にはあらず
。殊に元祿十五年將軍綱吉が綱紀の本郷邸に臨むに當りて、その費す所實に莫大なりしか
ば、藩は新たに巨額の負債を生ぜざるを得ざりき...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
前田吉徳の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
今之御名(吉治)に改らるゝ故に彌不レ及二其儀一歟。』との奇論をさへ述べたり。同月
廿八日利興初めて將軍綱吉に謁し、六月九日柳營に於いて首服を加へ、正四位下左近衞權
少將兼若狹守に叙任し、偏諱を賜はりて吉治と改...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
吉徳夫人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
吉徳夫人は將軍綱吉の養女松姫にして、實は尾張中納言吉通の妹、前名を磯姫といへり。
寳永五年十一月十八日入輿し、享保五年九...
第六章 大聖寺藩治一斑
第四世利章
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
る。利章は幼名を富五郎といひしが、寳永四年七月十日富丸と改め、翌十一日また造酒丞
と改む。五年三月將軍綱吉に謁し、十二月十八日從五位下に叙し、備後守に任ぜらる。次
いで七年十二月利直病に寢したるを以て養ひて嗣...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
綱紀の講經
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
元祿五年六月三日徳川綱吉自ら大學を便廳に講じ、命を下して亦綱紀に經を講ぜしむ。綱
紀乃ち進みで中庸の首章を敷衍す。將軍讃嘆の聲...
第三章 學事宗教 第十節 佛教
心岩
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
業を畢り、元祿二年落成の供養を修せり。後又江戸に出で、増上寺の心光院に住す。寶永
元年幕命を受け、將軍綱吉の生母桂昌院の墓所に慧照院を建て、自ら發願して淨土三曼陀
羅を圖せり。寶永三年八月六十歳を以て寂す。