石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利常、利長の養老封を受く
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この頃土井利勝は、將軍秀忠の台旨を奉じて駿府に到り、利常をして利長の遺領を繼承せ
しむべきや否やに就いて、家康の指令を請ひたりき...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長高岡移住と發病
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
遺容今尚之を見るを得べし。是より關野を改めて高岡といへり。然るに翌十五年より利長
病を發せしかば、將軍秀忠及び前將軍家康は屢書を致して状を訪ひたりき。發病の時期は
秀忠の賜書の初めて三月二十七日に在るにより...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
將軍秀忠、利常の邸に臨む
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元和三年三月利常江戸に往きしに、秀忠は五月十三日を以て公式に藩邸に臨めり。この日
貺賜甚だ隆にして、献饋亦鄭重を極め、猿樂を奏して觀覽に供...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
主從の關係明らかに顚倒するや、利長不快の念流石に忘れんとして忘るゝ能はざるものあ
り。終に家康の軍職を秀忠に讓りて、家門の基礎全く確立するを見るに及びて、己も亦
の女婿たる弟利常を藩主たらしめ、秀頼が賢君...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
妥協成立
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
慶長五年正月、利長は別に使を江戸に發し、書を秀忠に送りて、去年以後の矛盾に就きて
分疏し、秀忠も亦答書を與へて之を慰籍したりき。三月利長、横山長知及び...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長江戸に拜謝す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利長已に珠姫に於いて舅氏たり。是を以て七年正月八日啓行して江戸に赴き、公女の來嫁
を謝せんとせり。秀忠乃ち利長に許すに、途次放鷹を禁ずる所に於いて擅に之を試むるこ
とを得しめ、その板橋に至りしときには自ら...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
利常の上洛と將軍の臨邸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
直豐後に流されしが、その嬖臣五人は幕府命じて之を能登に錮し、前田氏をして監視せし
めき。七月十三日將軍秀忠の世子家光京師に朝し、利常も亦これに從ふ。尋いで秀忠は、
その職を世子に讓らんととを奏請せしに、後水尾...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
秀忠の薨去
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
加賀藩が幕府より難詰せられたる翌寛永九年正月、前將軍秀忠は遂に薨じたりき。時に江
戸の物情頗る恟然、將に異變の生ぜんとするが如く喧傳せられしが、市人加賀藩邸の...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
班軍は豫定の行動
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の蜂起したるを以て、之が鎭定の爲に援軍を發せんとするにあるを表面の理由としたるこ
とは、後九月十五日に秀忠が信濃より利長の老臣横山長知に與へたる返書によりて、明ら
かに之を知るを得べし。被レ入レ念、大久保加賀...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長の加封と利常の婚約
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
なる。是の月利長は大阪に於いて家康の盛饗を受く。蓋し利長の弟にして嗣子と定められ
たる利常は、曩に徳川秀忠の第二女珠姐の佳壻たるべきを約せられたるを以て、家康と利
長とは互に姻戚の關係を有するに至りしも、當時...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
利孝七日市侯に封ぜらる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
年家康は駿府に在りて病みしを以て、三月利常往きて之を訪ひしが、四月十七日に至りて
遂に薨じ、尋いで將軍秀忠は、家康の遺物として貞宗の刀一口・玉澗の畫一幅を利常に贈
れり。この年十二月十六日、秀忠は利常の庶弟利...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
利常の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
重は封を失ひたるも、猿千代尚こゝに留りて、長種は小松城代となれり。十一月猿千代兄
利長の世嗣として徳川秀忠の佳壻たるべきを約し、六年九月犬千代と改め、諱を利光とい
ひ、同月婚儀を擧ぐ。十年四月後陽成天皇秀忠を...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
雅筵を本郷邸に開く
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りしが、この夏當世の名儒を本郷邸に招きて宴を張り、一代の盛事と稱せられき。抑本郷
邸は、大阪の役後將軍秀忠がこの地を利常に與へたるに始り、寛永三年建築の工に從ひ、
成るに及びて利常の母壽福院を居らしめしことあ...
第三章 學事宗教 第四節 國學(上)
前田利常と連歌
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
又元和八年藩侯前田利常以下の詠じたる連歌一卷あり。その發句に御上とあるは將軍秀忠
にして、この連歌を興行したる六月十七日は、秀忠の女にして後水尾天皇の女御たりし和
子が深曾木の祝を擧げ...
第一章 領主及び領土
前田氏の三州統一
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
一、永不レ可レ有二相違一。然上者守二此旨一、彌可レ勵二忠勤一之状如レ件。慶長十九
年九月二十三日在判(秀忠)松平筑前守(前田利常)殿〔越登賀三州志〕○加賀・越中・
能登三ヶ國百十九萬二千七百六十石[目録在別紙...
第一章 領主及び領土
前田綱紀の所領
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の所領を繼ぎしが、更に萬治元年十月祖父利常の薨ずるに及び、十二月二十八日その養老
封と、別に利常の將軍秀忠より與へられたる近江の内今津・弘川の二村も亦綱紀の有に歸
し、合計百二萬五千石を算することゝなれり。加...
第一章 領主及び領土
近江領の増加
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この二邑を利家の室芳春院の化粧料とし、芳春院の元和三年に歿するや、所屬暫く不明と
なりしが、同六年將軍秀忠は改めて之を前田利常に與へ、次いで寛文八年加賀能美郡の尾
添・荒谷を幕府に收め、その代償として近江海津...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
利家の名護屋出陣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
レ成候へ共、とかくの御意も無二御座一候所に、事濟候已後榊原康政御前へ被レ川候へば
、其方當陣見舞として秀忠より遙々被二差越一候に付、馳走の爲めづらしき喧嘩をさせて
見せたれば、大きに骨折たるなど有レ仰て御笑ひ...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
丹羽長重の蟄居
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
して、深く之を穿鑿するの要を見ず。長重乃ち潛かに上洛して大徳寺に入り、次いで鳥羽
に住みしが、六年二月秀忠の内旨を受けて江戸に至り、高輪泉岳寺中に蟄居す。左右の士
十三人、皆小松より隨從せるなり。後同八年初め...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長の退老
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
月十二日家康征夷大將軍に任ぜられ、徳川氏は豐臣氏に代りて全く覇業を成したりき。次
いで十年三月、家康は秀忠と共に西上して伏見に入れり。これその將軍職を讓らんとした
るに因る。是に於いて利長も亦嗣子利常を伴ひて...