石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
禁闕發炮の變
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ざりき。この日朝議遂に長藩撃攘の命を下しゝかば、長藩は十九日拂曉を以て、君側を清
むるを名とし、進みて禁闕を犯し、蛤・中立賣・堺町の三門に發炮し、又自藩の河原町邸
に火を放てり。加賀藩の邸之に隣りしも防ぎて災...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
奧村榮通の反對
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
し。思ふに長藩過激の徒、之を懇諭するも必ず命に從はざるべし。如かず斷然その周旋を
廢し、今より以往專ら禁闕守衞の任を盡くさんにはと。然るに慶寧は、闕下を護るの道は
即ち長藩の保護を全くするにあることを斷言し、...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
加賀藩と幕吏との交渉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
計に出でたるものなりしが、藩は家老山崎庄兵衞を遣はして閣老稻葉正邦に交渉せしめ、
加賀藩が元來將軍より禁闕の警衞を委託せられたるものなることを主張し、且つその一部
隊を分かつときは、慶寧の左右に侍するものを餘...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰二條關白に上りたる書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
察被二成下一、可レ然樣御執成之程奉二願上一候。以上。〔御用方手留〕○前月十九日長
州家來之者、奉レ對二禁闕一不二容易一及二擧動一候節、筑前守(慶寧)儀病氣に付引取
候始末、奉レ對二朝延曁公邊一無二申譯一次第、...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
再度の出兵命令
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
稱してその期を延べ、次いで十月二十四日家老前田典膳を江戸に遣はし、武門の面目を維
持せんが爲再び齊泰に禁闕の守備を命じ、且つ征長の役に關しては藩が既に準備を終りた
るを以て、幕府の前令に基づき強ひて參與せしめ...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
山崎孝之の建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
平不レ可レ失二機會一。殊に春來薄雪こそ天幸、速に精兵御引率、天機御伺として萬藩の
意外へ出、御尊躰を以禁闕御守護、猶東西和解之御周旋、天下をして鬪爭なからしむるこ
と、拔群之御忠節古今是より大なるは無二御座一...
第六章 大聖寺藩治一斑
元治事變の影響
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
七月十九日長藩の士京師を侵し、禁闕を守衞せる薩會諸藩の兵と戰ひしに、この日加賀藩
の世子慶寧は急に兵を率ゐて大津に退けり。後二日にして變...
第六章 大聖寺藩治一斑
再度の入洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
同年四月十一日、先に幕府再び大聖寺藩に禁闕の守衞を命じたるを以て、利鬯は老臣前田
主計等を從へて國を發し、十八日入洛して本滿寺に舘し、詔を受けて...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
秀吉の九洲征討と利長の從軍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
二十日利長は兵三千を率ゐて先づ九州征討の途に上れり。利家亦從はんと請ひしも、秀吉
は之を許さず、留りて禁闕守衞の重任に當らしめき。既にして秀吉の軍進みて九州に入り
しに、沿道皆風を望みて歸順せしが、獨り秋月種...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
利常機鋒を藏む
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
諸侯に戒むるに及び、四月下旬歸城して暫く政務を視、六月廿九日又金澤を發して大津に
舘し、七月十八日共に禁闕に赴き天機を奉伺せり。この行、世子光高は六月廿三日江戸を
發して京に赴き、八月三日京を發して江戸に歸る...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
關澤房清
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
命ぜられしが、文久三年宥され、能登に移りて在番となり、元治元年京師に役せし時恰も
蛤御門の事變に會し、禁闕の守備に任じて功ありき。これを以て班頭並に進み、復割場奉
行を兼ぬ。明治元年伏見・鳥羽の變に房清適京師...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
長藩の入京禁止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
朝廷は事變の生ぜんことを慮り、諸藩の兵を召して警戒に當らしめしに、加賀藩の隊長岡
田隼人は部下を率ゐて禁闕に宿衞し、二十四日京師の戒嚴を解かるゝに及びて藩邸に歸れ
り。
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
んことを慮りて前議を改め、十二日稻葉美濃守正邦を建仁寺に遣はし、七日既に退京した
る將軍に代りて慶寧の禁闕を守衞すべきを命じ、以て僅かに體面を糊塗したりき。時に慶
寧途より微恙に罹り、入京の後尚癒えざりしが疾...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
同志の退京提議
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
抑へざるを得ず。これ豈加賀藩の堪ふる所ならんや。且つ今世子の病重くして久しく居る
能はざるが故に、別に禁闕守衞の任に當る者を留めて一たび軍を退くるに如かざるなりと
。松平大貳・堀四郎左衞門・千秋順之助等亦之を...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧長藩の爲に尚斡旋す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て周旋を仰がんと欲す。書中記するが如く、我が兵を退くることは竟に從ふ能はずといへ
ども、輦下に侵入して禁闕を動搖せしむる如きは固より爲すを欲せざる所にして、努めて
隱忍自重答命を得る所あらんことを期すと。松平...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧大津に入る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
騷然として慶寧の指揮を待つ隙なかりしかば、大野木仲三郎・青木新三郎相議して、慶寧
の命と稱し、彌十郎を禁闕守衞の士品川左門の陣に潛匿せしめき。左門その兵寡くして發
覺せんことを恐れ、津田玄蕃に謀りて彼が保護を...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
長連恭の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
日着の横山隆淑と共に慶寧の本陣に就きて齊泰の命を傳へたりき。曰く慶寧が事變に臨み
て退軍したるは、啻に禁闕守衞の重責を盡くさゞるものなるのみならず、難を避けて易に
就くの譏を免れず。實に武門の一大瑕瑾たるを以...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の長連恭に與へたる命令
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
當月十九日曉天、長州家來共禁闕に向ひ及二亂妨一候次第、不二容易一形勢之由に候處、
折節筑前守(慶寧)病氣に付、同日京地致二出立一候旨...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の善後策
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
にせり。曰く、前月十九日長藩の徒干戈を輦下に動かしたりとの報、二十二日を以て藩に
至れり。齊泰恐懼直に禁闕に赴かんと欲せりといへども、偶病蓐に在りしを以て即日長連
恭に代りて入朝せんことを命ぜり。次いで二十四...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
長州征討參加命令の取消
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
禁闕發炮の變の終れる後、元治元年八月十三日在京の閣老稻葉美濃守正邦は加賀藩の吏を
招き、幕府が將に長州征討...