石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
佐々成政の利家陷擠説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
京師の商賣油屋某が利家の臣村井長頼と舊あるを以て、彼をして長頼に謂はしむるに、成
政の後を嗣がしむべき男兒なきが故に、利家の子又若を養ひて女婿たらしむるの意あるこ
とを以てせしめき。長頼聞きて之を利家に告げし...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
喧嘩口論
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
目付等之を偵知せしを以て、五人を擧げて藩に歸らしめ、後長三郎は極樂寺に於いて切腹
を命ぜられ、長三郎の男兒二人亦連座し、他の四人は祿を褫はれたりき。是を以て之を觀
るに、利常の代に至るまでは、放縱なるも柔弱な...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
利常の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
行營を定めしとき、利家往きて之に參畫し、小幡氏亦從ひて箕帚を執りしが、二年十一月
廿五日金澤に於いて一男兒を擧げしもの即ち侯にして、幼名を猿千代といへり。襁褓にし
て老臣前田長種に養はれ守山城に在りしが、慶長...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀夫人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
夫人は會津侯保科正之の女摩須姫なり。摩須姫萬治元年七月二十七日入輿せしが、寛文六
年四月二十一日胎死の男兒を生みたる後病を發し、二十四日を以て逝去せり。享年十八。
諡して松嶺院信巖宗正といひ、下谷廣徳寺に葬る...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
士人の蓄妾
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
士人の妾縢となり、去るときは則ち市井の賣婦たるもの多く、爲に惡疾の流行甚だしく、
遂に餘殃をその所生の男兒に及ぼして、武士たるの任務を全くすること能はざるものすら
ありしかば、寛政二年七月法令を發してこの種の...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
窃盜白銀屋與左衞門
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
品を選擇し、家人喫飯の間を徐歩して遁れ去りしことすらありき。明和元年四月二十七日
生胴に處せられ、その男兒の十三歳にして前田孝昌の臣木村惣太夫に仕へし者も、亦連座
して刎首に處せらる。堀樗庵の著越廼白波の中に...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
錢屋の子孫
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
越中城端の善徳寺に詣でんとする途次、その乘輿中に自刄し、佐八郎も慶應二年相尋いで
死せり。初め喜太郎一男兒を擧げしが、土俗四十二の二つ兒として忌憚するものなりしを
以て、之を余計松と名づけたりき。余計松長じて...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
不破富太郎
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の藩論を却くるにあるが故に、不慮の禍に罹らんこと實に旦夕を測られざるものあり。是
を以て感懷偶一姊と兩男兒とに及ぶときは常に斷膓に堪へずといへども、區々一身一家の
安危を顧慮するは我が屑しとせざる所なりと。元...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
書初 賣初
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
正月二日、少年等書初を爲し、之を歳徳神に捧ぐ。男兒の試筆は『春風春水一時來』の如
き佳句を撰み、傍に歳徳大善神と記し、女兒に在りては『新玉のとしの始に一...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
稻荷祭 孔子祭 彼岸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
三歳となりたる幼童に髮置を行ひ、男には兩刀・紋服・上下を、女には紋服を與へて着初
を爲さしめ、又五歳の男兒に袴着を、七歳の女兒に紐落(ヒモオトシ)を行はしむ。紐落と
は、衣服の付紐を廢して帶を結び、初めて裲襠...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
雛祭
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
種々の人形を置き、御厨子黒棚・挾箱・貝桶等を飾り、膳部に蜆の汁を用ひ、桃・柳・椿
等を挿花とす。この日男兒は女兒ある家の玄關に至りて、その雛壇を見んことを強請し、
若し拒絶せらるゝ時は『ひんなちよつこし(少)...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
端午 笹粽 菖蒲打
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
五月五日を端午とし、俗に菖蒲の節句又は蓬の節句とも稱す。男兒出生して初めてこの佳
辰に會する時は、幟・吹貫・小旗等を庭上に樹て、高祿の士家に在りては飾兜を作るもの...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
年の市 門松 注連繩 餠搗 歳暮祝 天神堂 除夜
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
どを運び來りて餠を製し、その賃錢を受くる者をいふ。この頃知人の間に、歳暮を祀して
物品を贈答す。幼年の男兒は、歳末より天神堂を飾りて正月に及ぶ。葢し藩侯の祖先を天
滿天神なりとするに因るなるべし。晦日、孟蘭盆...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
師走狐 てんや尾右衞門 チヨロケン坊主 シイヤイナ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
たるを全身に被り、兩側より腕を貫きて兩手に扇を持ち、他の一人は太鼓を以て囃し、シ
イヤイナは十五六歳の男兒にして、菅笠・呉蓙を着し、四ッ竹を囃す。皆唱詞あり。
第三章 學事宗教 第一節 學校
啓蒙舍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
啓蒙舍は男兒七八歳の者より入學せしめ、漢學の素讀を授け、傍ら習字をも教ふ。教科用
書は孝經・四書・詩經・書經・禮記...