石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
致富の源因
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
とは斷言すべからざるにもせよ、その巨富を致せる所以は外國貿易に因りしにはあらず。
何となれば當時幕府の海外通商に對する禁令頗る嚴にして、年々定期に輸入せらるゝ清・
蘭二國の商品も、必ず一たび長崎奉行の手を經た...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
世子利嗣の遊學
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
三月十七日太政官令して、諸大藩に士族各二名を出し、之を海外に派遣して政治文物民情
風俗を視察せしめんが爲、その人を銓衡して申告せしむ。因りて金澤藩は岡田雄次郎・...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
内藤好次の歸朝説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
齡なりしなるべく、活きて延寳に至ることは殆ど難し。且つ若し休甫にして好次ならんに
は、彼は國禁を破りて海外の流謫地を脱したる大罪人なり。幕府の之を赦すこと萬一にも
あるべからず。思ふに徳庵若しくは好次の子にし...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
攘夷説と和親説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
衞門千尋あり。千尋は大に竹鞆と説を異にし、外國と親和するを以て我が建國の精神に添
ふ所以なりとし、爲に海外互市適二神旨一歌を詠じたりき。この歌は今之を得る能はずと
いへども、千尋が他の著書なる來舶神旨を見ると...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
國是に關する慶寧の意見
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
如きは固より深く拘泥するの必要なきが故に、宜しく古今の變革を詳かにし、天の時に順
ひ人の情に適せしめ、海外萬國に耻ぢざる最善の制度を興し、以て國家の洪基を立つべし
。その經營に關する諸件に至りては、公議衆論を...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
慶寧の政務に關する意見
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
朝に歸し、府藩縣三治の制を立てゝ海内を統御し、諸侯を改めて藩知事に任ずるの朝旨は
謹みて之を承服す。又海外の交際に關する意見に曰く、隣國相交るに道を以てすれば四海
皆兄弟なり。是を以て朝廷信義を國際に正しくし...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
藩廳設置と給祿改定
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
通に候。時勢とは乍レ申、數代勵精之者をして減祿の沙汰におよび候儀者、實以不レ忍次
第に候得共、政令歸一海外萬國与並立、獨立自主之御政體、確乎不拔之大基礎被レ爲レ立
、三百年來昇平之舊習を御一洗可レ被レ遊ため、...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
廢藩置縣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
書類纂〕○金澤藩知事前田慶寧免本官辛未七月(明治四年)太政官〔舊金澤藩事蹟文書類
纂〕○曩者大政維新、海外萬國と抗立の御目途被レ爲レ立、府藩縣一致之御趣意にて、政
體追々興隆候得共、諸藩數百年之習俗固結難レ解...
第六章 大聖寺藩治一斑
大聖寺藩の京都守衞
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て藩に歸る。これ前月幕府が勅によりて征長軍を止めしを以てなり。十二月利鬯令を下し
て舊來の軍法を廢し、海外の制に從はしむ。是に於いて士卒皆急に銃炮の技を學べり。
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
安井顯比
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
俛二仰風塵裡一。還迎二物候新一。戊辰秋日偶成秋風入レ樹月光涼。不レ識何時得二小康
一。誤載二虚名一傳二海外一。慙無三一事報二君王一。太平時雨中觀レ花千紫萬紅最麗時
。雨絲絲。懶鶯嬌囀尚停レ枝。惱二吟脾一。翠幙...
第三章 學事宗教 第五節 國學(下)
石黒千尋
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
る。同六年米露の軍艦來りて互市を求め、世論紛々たり。千尋乃ち來舶神旨・近世諸蕃來
舶集等の書を著し、又海外互市適神旨歌並びに短歌を詠じ、外國通商が國体の大本にして
列聖の遺猷なる所以を論じ、世人の迷夢を覺醒せ...
第三章 學事宗教 第九節 兵學
青山知次 長谷川 猷 齋藤三九郎
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組に班して祿七千六百五十石を食み、職家老に至る。知次幼より文事に志し、書畫を能く
せしが、文化以降心を海外の事に注ぎ、或は學者を保護し、或は器械を購ふが爲、豐富な
る家産を傾けてその資を吝むことなかりき。時に...
第四章 美術工藝 第二節 陶磁
後藤才次郎の製陶傳習説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
系に類するの點なく、寧ろ支那磁器に酷似し、古赤繪南京に異ならざることを主張し、之
が歸結として才次郎の海外渡航を斷じ、彼が國禁を犯して自から景徳鎭に赴き、遂に製陶
の秘蘊を極めたるも、深くその事實を隱蔽せるな...