石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
備荒貯蓄と窮民激増
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
百十五六匁。批屋米升に付百十三銅極之處百十七銅迄に成る。去秋より當夏まで大飢饉、
下民多死。當年疫病大流行、死人多。ききん翌年食事惡敷に付流行の由承る。五月末高直
下民難儀に付、爲二御救一壹升に付十銅充御引足...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
齊廣と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
子齊慶の時に及びて又大に盛なるものありき。さればその襲封の後久しからざる頃の記録
に、『去秋已來能囃子流行之處段々流行、春來他行之節於二途中一囃子之音聲不レ聞事稀
也。炎暑之頃漸く薄く、秋に至又同斷。』といひ...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
一枚刷の初見
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
既に瓦版の系統に屬する印刷物の行はれたるを見るべし。文化以降盆正月番組類の發刊せ
らるゝに及びて、その流行益甚だしく、天保九年近藤忠之丞が仇討せる際、安政六年八月
虎列拉祭の行はれたる際の印刷物の如き、皆現に...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
富突の流行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
青地彌四郎蕃宣が執政奧村丹後守修古に提出せる稟請書に、近時能登に於ける幕府領及び
富山藩に於いて富突の流行を來し、加賀藩の士民にして之を買入るゝものあるを以てその
實情を精査せしに、藩内の寺社に於いても亦賣買...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
心學の流行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
黒羽織黨が實用の學を鼓吹せしことは前述の如し。而してこの際社會教化の具として心學
流行を見たることも、亦その基因する所、藩學が實踐道徳の上に多く裨益する所あらざ
るを以て、之が缺陷を塡補せ...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
利家の趣味
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
は不定の身ぢやまで。』と唄ひ、以て一座の喝釆を博したりき。こは松永久秀の南都大佛
殿を燒きし時、世上に流行せしものにして、尾張にも亦童幼の間に行はれたるを記憶せし
なりといへり。
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
幸若
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
幸若は室町時代に起りたるものなるが、この頃に至りても尚流行したるを見る。利家もま
たその舞大夫を扶持したりしが如く、羽咋郡押水庄上田村に舞々三郎太夫ありて、承應...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
寳生大夫の祿仕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
家とは時代に於いて一致せざるが故に、必ずや中納言利常を誤傳せしなるべしと思はる。
利常の時一般に能樂の流行したりしは、長連頼が假面を侯に呈して感賞を得たる文書の今
に存するを見ても、亦その一端を察するに足る。...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
伊勢踊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元和元年伊勢踊大に天下に流行せり。金澤に在りては少年等、中町組・新町組等の團體を
組織し、盛裝して躍りながら神明宮より城中に至り、...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
衆道
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
當時衆道の弊風亦熾に流行せるを見る。綱紀襲封の初に當り、御坊主に鷹巣松雲といふ者
ありしが、兒小姓澤田五郎八に執心なりしを以て...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
二ノ丸造營
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
賣畫を家業として渡世。其後父死、安永九年健助上京、子ノ年子日に生れ候由を以大黒天
之繪をば賣弘候處大に流行。其後江州彦根え罷越候處大に畫行はれ、夫より歸京仕、佛光
寺之襖張等畫候處、或時有栖川樣佛光寺へ御出、...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
謠要律
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かくて能樂の流行上下を風靡したりしかば、士人にしてその邸第に舞臺を構へたるものす
ら尠からず。さればこの際、能樂と謠曲...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
亂舞樞要論
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て綏靖帝の朝に興り、推古帝の御宇に又能の面數種を作る。彼の翁を廣益せん爲なり。其
後今樣と稱る者世上に流行し、民間の妓娼之を翫ぶ。又田樂・申樂と號する者、星霜移り
變り申樂の新曲數多出で、今樣・田樂を古曲とす...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
伎藝の者
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この期の初に於いて歌舞伎は尚多く流行せざりしかば、婦女子の嗜好は簡易なる音曲・舞
踊等に向かひ、その藝人を士家に聘して興行せしむるものあり...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
川上芝居の末路
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
上菊五郎等の名優前後に來りしが、天保八年五月市川八百藏の來りし時は、北國未曾有の
飢饉の後を受けて疫疾流行し、彼が妻もまた歿せしかば、八百藏は作善の爲に、茶屋淡雪
に於いて飢民二千人に錢五十文宛を施したること...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
士人の蓄妾
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
るに等しく、然らざるも止る時は則ち士人の妾縢となり、去るときは則ち市井の賣婦たる
もの多く、爲に惡疾の流行甚だしく、遂に餘殃をその所生の男兒に及ぼして、武士たるの
任務を全くすること能はざるものすらありしかば...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
情死
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
遊廓の勃興と演劇の流行とは、その當然の影響として男女の情死を生むに至れり。明和七
年六月串茶屋の妓喜世川は、情人小松町の魚商...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
賭博
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かくの如き際に當り賭博の流行したりしこと亦言を待たず。次に記したる白銀屋與左衞門
の逮捕せらるゝや、諸士中亦與左衞門等と共に賭博を...
第六章 大聖寺藩治一斑
再度の入洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
後數日利鬯遙かに令を領内に傳へしめ、明年に至るまで婦人及び小兒の彩衣を著くるを禁
じ、又少年輩が他藩の流行に倣ひ月代を狹くし髮を長く束ぬるの風を戒む。但し壯士文武
を學ぶの餘暇申樂を嗜みて憂欝を散ずるは、強ひ...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
らざるを思ふ。加賀藩に於ける諸種の文學中、特に注目すべきを俳諧とし、近畿と江戸と
を除けば、かくの如く流行の淵藪たりし地歩からず。抑もこの國の俳諧は、夙く貞門・檀
林の風潮を傳へたるものなるが、芭蕉の奧の細道...