石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第四章 加賀藩治停頓期 第三節 風教作振
治脩の施政方針
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前田氏第十一世治脩は、越中射水郡勝興寺の住持より還俗して兄重教の世嗣となり、明和
八年四月封を襲ぎたるものにして、時に齡...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
重教の監國
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りたるは、その表面の理由藩の財政窮乏の極に達したるを以て之を整理するに在りたりと
いへども、この時令侯治脩の齡已に四十一歳なりしが故に、特に重教の力を假るの必要を
認むること能はず。思ふに重教は、政務意の如く...
第四章 加賀藩治停頓期 第三節 風教作振
學校創設と新井白蛾
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
治脩が風教作振の第二手段として擇びたるは學校の興造にして、事は寛政三年七月老儒新
井白蛾を招聘したるに起れ...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
治脩の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
治脩は吉徳の八男にして、加賀藩第十一世の主なり。延享二年正月四日金澤に生まる。母
は藤堂侯の臣園田喜右衞門...
第四章 美術工藝 第二節 陶磁
陶業の復興
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
、翌四年木米を招致して陶窯を春日山に開かしめき。思ふに文化四年は前田齊廣の治世に
屬すといへども、先侯治脩尚隱棲して金谷殿に在り。治脩は嘗て學校を起し、又産業を獎
めし人なり。藩臣横山政和曾て治脩が手燒の小礫...
第三章 學事宗教 第八節 科學
宇田川玄眞と蘭法醫術の初試
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
次いで文化五年前田齊廣、前侯治脩の病を診せしめんが爲、宇田川玄眞を徴す。玄眞は作
州津山侯に仕へて江戸に住したる蘭法醫にして、蘭法醫術...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
兼六園
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に招きて饗したるに徴して知るべし。然るに九年四月、城下大火災ありて蓮池御殿亦類燒
せしが、安永三年五月治脩はその一部に瀑布を作り、瀧見之亭を建てたりき。今の翠瀧及
び夕顏亭といふもの是なり。後上之亭・舟之亭・...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
齊廣の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
青山氏の臣山脇守之の女貞琳院。齊廣童名を龜萬千といひ、寛政八年十月初めて江戸に至
り、十一月十五日叔父治脩に養はれて嗣子となる。次いで十二月三日名を勝丸と改め、同
日犬千代と稱し、翌日又左衞門利厚と號す。九年...
第六章 大聖寺藩治一斑
第六世利精
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
するものを擇び、時に或は無頼の徒と鬪諍を構へしことあり。是を以て巷間頗る利精の放
恣を傳ふ。加賀侯前田治脩戒飭を加へしも改めず。因りて利精心疾に罹りて治務を執る能
はずと稱し、天明二年五月四日使者横濱善左衞門...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
前田重教の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
左近衞權中將に進み、明和二年十二月十五日更に諱を重教と改め、八年四月廿三日請ひて
致仕を許され、封を弟治脩に讓り、同月二十七日肥前守と改め、天明五年九月より治脩
請によりて復藩政を監せしが、六年六月十二日(...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
治脩時代の借知と貧民の蜂起
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
明和八年四月治脩、重教の後を享けて藩侯となる。この時藩の收支益均衡を得る能はざる
に至りしを以て、十一月諸士に令し、明...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
天明の凶作
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
べからざるを令せり。次いで同月晦日又頭分以上の士に論示する所あり。曰く、如今在江
戸の老侯重教及び今侯治脩共に藩に歸らんとし、旅費及び日常の費用を要すること大なる
も、去歳の凶作により農商金穀を有すること尠き...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
富田彦左衞門等の專恣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
しが、忠左衞門は未だ發せずして獄死せり。藤右衞門も八月廿八日その父貞悦と共に捕へ
らる。後寛政二年三月治脩は奧村隆振を赦免し、翌三年三月藤右衞門も亦容されしが、貞
悦は是より先天明七年九月廿一日獄中に命を殞せ...
第四章 加賀藩治停頓期 第三節 風教作振
孝義の旌表
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
孝義を旌表するは、從來歴世の藩侯皆之を爲さゞるなかりしといへども、特に治脩の世に
於けるが如く盛なりしものあらず。時人亦之を以て國家を興隆し民心を善導する爲、最適
切の方法なりと...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
治脩夫人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
治脩の夫人は、大聖寺侯前田利道の女にして、初名を俊といひ、後に正と改め、又正(マ
サ)と改む。明和八年婚約...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
九峰事件
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
鼎九峰等の罰せられしは、その最も著しき一例なり。九峰は舊と篤行の譽ありしかば上下
の崇敬淺からず、藩侯治脩の子利命及び治脩の物故するや並びに導師を命ぜられたりしが
、藩士野村傳兵衞の寡婦に惑はされて遂に婬樂に...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
利長の權中納言たりしは、尚豐臣氏全盛の時に屬すとするも、利常・齊泰の共に權中納言
に陞り、綱紀・吉徳・治脩・慶寧の參議に進みし如き、皆徳川氏の執達に係り、柳營に於
ける款待僅かに三家三卿に次ぎ、表高百二萬二千...
第一章 制度法規 第一節 職制
安永の軍役改定
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
る軍裝軍役の標準を定め、子孫歴世之を規範としたりしが、亦遂に實行せられざりしが如
く、安永二年には前田治脩の新たに軍役の法を定めたるを見る。今その一例を擧げんに、
自分知二百石の士に在りては、上下七人・人夫三...
第一章 制度法規 第三節 司法
刑の改定
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
頗る愼重なる體度を取り、列藩中の主要なるものに對して照會し、その宜しきに從はんこ
とを努めたりき。前田治脩が附加刑として入墨を行はんとするや、之に先だちて安永五年
二月幕府及び諸藩の例を調査し、又追放代刑は享...
第三章 學事宗教 第一節 學校
學校創立
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
。十世前田重教に至り、綱紀の遣志を繼がんとの志ありしも亦未だ着手するに及ばざりき
。是を以て十一世前田治脩は、己之を成就せんと欲し、老臣奧村河内守尚寛・横山山城守
隆從・前田大炊孝友等に命じて校舍造營の事に當...