石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第四章 加賀藩治停頓期 第三節 風教作振
善藏の切腹
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を見る。今君の側に逆臣あり。この逆臣を助けおかば、國家萬民の愁近きにあり。汝この
逆臣を害するならば、治世の忠臣萬代に名を流すべし。如月八日こそ思ひ立つべき時なれ
と、あらたに靈夢を蒙りて候。やう〱今日に相當...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
大に努めざるにあらざりしも、既に江戸文化爛熟の時に際して、効果の之に報いられしも
のあるを見ず。齊泰の治世が四十五年に及びしは、その久しきこと綱紀に亞ぎ、温柔寛弘
、能く大國に君臨するの徳を備へたりといへども...
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下
金澤城の軍事的價値
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
口より五千程有ならば、餘り手間も入間敷、』といひたりと、三壺記に載するも亦同じ。
然りといへども利家の治世は、恰も戰國群雄の割據時代より封建諸侯の領土固定時代に移
るの期に當り、山寨に據りて防守を專一としたる...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
歌舞伎者
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
士風の頽廢は、利長の治世の末期より初りたるが如く、歌舞伎者と稱する侠客めきたる者
を出し、その弊害決して少からざりき。利常の時...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。將軍の偏諱を賜はりて光高と改めしも、亦この時に在り。十六年六月二十日光高父利常
致仕の後を享けしが、治世僅かに七年にして、正保二年四月五日三十一歳を以て江戸に卒
す。その遺骸は之を金澤の天徳院に歸葬し、諡し...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
小松城内外の美觀と梯天滿宮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利常が小松城を修築せしは、その挂冠の年に在りしが、次いで綱紀の治世に至り、正保三
年又城内に新殿を興し、九月に至りて之に徙り、慶安元年には葭島に大亭を造り、傍に花
園を設...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
中興の英主
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
加賀藩第五世の主は即ち前田綱紀にして、治世前後七十九年の久しきに亙り、將軍家光の
末期に始り、家綱・綱吉・家宣・家繼を經て吉宗の初年に及び、獨天...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の薨去
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
御前樣等御對顏、御人佛に付池田玄貞・林伯立・久保壽齋御側に相詰有レ之處、午中刻御
逝去。御年八十二。御治世七十九年。〔政鄰記〕前田綱紀畫像侯爵前田利爲氏藏前田綱紀
画像
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
盛運の極
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前田光高の治世は、寛永十六年に起りて正保二年に至る間に過ぎざりしも、之に次げる綱
紀の世は正保二年より享保八年までの...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
藩治の弛緩
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
たるが、これに代りて藩政を更張し風教を刷新するに足るべき偉材を出しゝことなく、次
いで重凞・重靖二侯の治世はその期間甚だ短少なりしが爲に、政務を顧みるの餘裕を得る
能はず。重教に至りて在職十九年に及びしが、尚...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
齊泰の治世
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
加賀藩主第十三世前田齊泰の施政は文政に初り、天保・弘化・嘉永・安政・萬延・文久・
元治を經て慶應に及ぶ...
第三章 學事宗教 第一節 學校
學校創立
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
事中に、『先聖殿並學校造營事。』と記したるにても亦察すべきなり。その後歴世の藩主
、皆國事の多端なると治世の短少なりしとによりて、之を顧みるの暇あらず。十世前田重
教に至り、綱紀の遣志を繼がんとの志ありしも亦...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
前田綱紀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
以て賢士を待ち、以て書を講じ文を論ぜしむ。故に巨儒踵を接して來ると。實にその言の
如く、松永昌三は綱紀治世の初に於いて退隱したるも、其の次子永三代りて祿せられ、平
岩仙桂・澤田宗堅・中泉恭砧・五十川剛伯・羽黒...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
土橋辰眞
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一束休レ言レ薄。寄去爲レ君防二歳寒一。乾祐直・村瀬克忠等その門に出づ。以上列記せ
るものは、前田綱紀の治世に當り、他より招聘せられて儒職となり、若しくは流寓し來り
て、帷を下せるものゝ最も主なるものなり。今更...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
前田重教
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
一。更懷二國勳名一。一弟無二二諾一。三嬰約二長生一。群臣奉二威武一。遙思事二傑行
一。宗辰より重靖まで治世甚だ短く、多きも七年に過ぎず、少きは六ヶ月に入る。是を以
て吉徳と重教との間五世に及びて、星霜五十を數...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
前田齊廣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
せり。當時又來寓の學士には海保鶴・浦上紀弜・梅辻希聲・齋藤弘美・安井敬英等あり。
然りといへども齊廣の治世は學術の一般に普及したるに反し、宏材碩學の士に至りては漸
く減じ、綱紀當時の如き異能ある學者は復望むべ...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
鴇田忠厚
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
鴇田忠厚、字は敬夫、魯齋と號す。武藏の人。前田治脩治世の初、召して文學となし二百
石を賜ふ。忠厚經史に博通し、天明三年旨を奉じて仲尼始誅講義・孔子始誅辧談・...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
菅野定明
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
也。未レ屠二豺虎一甞二脂膏一。磨盡多年日本刀。愉快今朝那身幸。西從二世子一走二羗
豪一。次に前田治脩の治世以後藩末に至る間に於いて文名の著れたる賈人若しくは緇徒を
擧ぐれば概ね左の如し。
第三章 學事宗教 第四節 國學(上)
雜學
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り、或は史實の雜録に、或は制度の隨筆に、或は地誌の叙述に、各据拮黽勉して筆を馳せ
翰を驅り、以て綱紀が治世を粉飾せり。
第三章 學事宗教 第十節 佛教
東本願寺末寺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
金澤に建設せしは、慶長七年京都六條に於けるその本寺が分立したる後日尚淺く、加賀藩
に在りては前田利常の治世の初期にして、利長の尚生存中に屬したりしが如し。葢し東本
願寺の教如と利長との親交ありしことは、末寺設...