石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
江戸城の天守築造
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
なる好感を惹き、以て相互の關係を親密にせざるべからざりき。偶明暦三年九月二十七日
幕府は、諸侯に命じて江戸城の諸門及び橋梁を修營せしめ、又加賀藩をして前年災に罹り
たる天守臺を築造せしめき。利常これを以て報効の...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
課役の沿革
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
是より先、寛永十三年正月幕府は利常及びその他の諸侯に課し、江戸城の外郭闉闍及び石
壁を作らしむ。利常、世子光高及び三子利治を伴ひ、親ら場に臨みて工を督し、石材を伊
豆よ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
綱紀その夫人を迎ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
得難きの佳壻なりとし、直に利常の交渉に應じて、七月廿七日摩須姫を入輿せしめたりき
。この日綱紀、出でゝ江戸城の天守臺築造を監したりしが、晡時に至りて邸に還り、次い
で合巹の大禮を擧ぐ。時に綱紀は十六歳にして、摩...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
本郷邸の興造
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元祿十四年十二月廿二日綱紀江戸城に登りしに、將軍綱吉は老中をして明年綱紀の本郷邸
に臨まんとするの意あることを告げしめき。是に於いて綱...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
綱紀と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
食みたるは、實にその端を綱紀の時に發したるなり。綱紀自身も亦舞謠を能くせることは
、元祿四年四月廿五日江戸城の演能に、水戸光圀・甲府侯綱豐・紀伊侯光貞・尾張老侯光
友・尾張侯綱誠・紀伊侯綱教等と共に與り、自ら葛...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
豪奢寛濶
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
人の喝釆を博したりと三壺記に載せたる如き、亦士風の一面を窺ふに足るべきなり。元祿
中本多安房守政敏が、江戸城の女中にして父母の法會を營まんが爲に伽羅を賣らんと欲す
るものありと聞き、僅かにその一小片を得て小判百...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
士人の絶望と農村の窮乏
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
藩の財政が此くの如き苦境に在りし際、同年三月江戸城西ノ丸祝融の災に罹り、幕府が造
營の費を諸侯に課したりしために、加賀藩も亦十五萬三千七百五十兩を献納せ...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
軍備不振の自覺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
たゞ余の左右及び後庭の費用に於いて抑損すべきものあらば、勉めて之を直言すべしと。
然るにこの年幕府は、江戸城が前年の震災によりて破損したるを以て、これが修補の經費
を諸侯に課し、加賀藩に對しては五ヶ年間に金十五...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
細民の困窮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
暴民、富豪の邸宅を破壞する等のことあり、藩の財政亦隨ひて困難なるものありしのみな
らず、更に六年十一月江戸城の炎上したるが爲に、十二月幕府より五萬兩の上納をさへ命
ぜられしかば、萬延元年には安政四年以降諸士に課...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
藩治の積弊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かなること能はず。特に嘉永以降幕府の基礎漸く動搖せる機微の如きは、彼等の概ね窺ひ
知らざりし所にして、江戸城の外觀尚儼然たるを見、將軍の威力舊に異ならずと思惟し、
佐幕を以て最も安全にして且つ正當なる藩是なりと...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
前田慶寧の譴責解除と襲封
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
不破彦三爲儀等を率ゐて途に上り、三月十三日江戸に達せしが、この時大坂に在りたる家
茂は令を慶寧に傳へて江戸城留守の重任に就かしめ、四月四日先に齊泰の請ひたる退老を
許し、慶寧をして封を襲がしむるの命を下せり。昨...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
慶寧の歸藩
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に鑑み、鋭意内治を勵み、百度更新の實を擧げんと欲したりき。是を以て慶寧は老臣を江
戸に置き、己に代りて江戸城警備の任務に從はしめ、自ら國に還りて老侯齊泰の教を受け
、以て封内の庶政を親裁し、然る後京師に朝せんこ...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
齊泰の在京任務終る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
日その許可を得たり。因りて銃隊馬廻頭原七郎左衞門及び銃隊物頭・炮隊物頭の兵員等皆
國に歸る。この月王師江戸城を收めて慶喜を水戸に幽し、閏四月八日車駕京師に還幸し給
ひしかば、齊泰は藩士をして七條より東寺に至る間...
第五章 加賀藩治終末期 第七節 北越戰爭
加賀藩能登の舊幕府領を管す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
三月六日東征大總督は駿府に次し、東海・東山・北陸三道の先鋒總督に令を發し、十五日
を期して齊しく江戸城に向かひ進撃せしめんとせり。この日北陸道先鋒總督は金澤城を巡
閲し、又能登に於ける舊幕府領にして從來加...
第六章 大聖寺藩治一斑
利章の晩年
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
へず、爲に加賀藩の老臣奧村伊豫守有輝の來りて利章を苦諫するに至りたりき。而して利
章が享保十七年閏五月江戸城虎之門の修築を命ぜられたるは、益その財政を紊亂せしめた
りしこと言を待たず。利章元文二年九月六日享年四...
第三章 學事宗教 第十節 佛教
加賀藩の總持寺援助
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
人田中太左衞門・老女濱岡あり。夫人は將軍徳川家齊の女にして、太左衞門は先に幕府の
奧右筆たり、濱岡も亦江戸城に仕へしものなるを以て、藩はこの二人に由りて大奧に運動
し、この事件を加賀藩に好意を有する安藤信正一人...
第三章 學事宗教 第十節 佛教
一喝爭議
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
派して書を與へ、互に辯難して是非を決せんごとを求め、又之を藩吏に謀れり。藩吏、こ
の年利常・光高二侯が江戸城修築の爲に在府し、且つ宗論は幕府の禁ずる所たるのみなら
ず、濟度利生を職とするものゝ爲すべき所にあらず...