石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第六章 經濟交通 第一節 貨幣
紙幣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
紙幣の加賀藩に發行せられたるは、第十七世前田重教の時に初まり、寶暦五年七月朔日
通用を停止して銀札遣とせるもの即ち是にして、素より財政紊亂の極正貨の缺乏したる
結果に外ならざるなり。...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀仲預銀手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
次右衞門・酒屋宗左衞門と記され、通用期限を十一月十日限とし、同日以後晦日までの間
に、御算用場に於いて正銀と引換ふべきことを條件とせり。かくの如く當初極めて短期を
限りたるは、發行を容易ならしめんとするの權宜...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀仲預銀手形の繼續
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
然るに十一月に至るも、到底この銀仲預銀手形を回收して、正銀を仕拂ふの準備なかりし
かば、交換の爲に新手形を造りて之を發行したるのみならず、翌十年三月更に百目手形...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
大聖寺藩の札遣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
幣發行の沿革を考ふるに、加賀藩よりも早く、元祿十四年九月廿三日より銀十匁以下二分
までの銀札を發行して正銀と混用せしめ、一分九厘までは錢遣を命じたるに起る。然るに
寶永四年十月十三日幕府は各藩に紙幣の停廢を命...
第六章 經濟交通 第二節 物價
藩の財政窘迫
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を救濟するの手段なかりしを以て、五年七月初めて銀札を發行せり。この時銀札の流通を
圓滑ならしめんが爲、正銀の使用を停止し、錢貨も亦惡紙幣によりて市場より驅逐せられ
たりしかば、米價忽ち向上して、六年三月二十七...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
帳簿目録と其の序文
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
大切ニ一、朝夕忘れ不レ申樣に相心得候事。一、金銀出入毎日相調理可レ致事。一、當時
當國銀札遣相成候故、正銀一向無レ之、尤金相庭(サウバ)次第高直に相成、金澤町人衆一
流道具張込被レ成候。前々高料器不レ可レ好と...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
金銀錢貨の交換比例
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の量目が四十三匁内外なりしに依る。而して文政以降、加賀藩に銀札の發行せられし後銀
何程と稱するは、多く正銀にあらずして、銀札による計算なることを忘るべからず。
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀札の發行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
・銀掛二人・算用方二人・銀包方二人・錢調方五人・入口方二人を置き、七月朔日その通
用の初に當りて、直に正銀を停止して假札を發行し、次いで十月十八日に至りて本札を發
行し、札座に於いて先の假札と交換せり。その種...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀札の停止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
仰出一候に付、今日より指止候事。一、右被二指止一候付而は、町方・御郡方等之者、札
所持之高に應、不レ殘正銀を以、一時に引替可レ被二仰付一儀候へ共、御勝手御難澁至極
に而、何共可レ被レ成樣も無レ之に付、不レ被レ...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
御算用場の預銀手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
かくて銀仲預銀手形の正貨に對する相場常に良好にして、恰も正銀同樣に通行せしが、嘉
永四年八月初めて銀仲淺野屋次郎兵衞の引替所たることを止めしめ、御算用場直接取扱の...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
預銀手形の相場
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
預銀手形の相場は正銀よりも稍廉にして、金一兩に對し預銀手形六十八匁を普通とせり。
然れどもその甚だしく低下せる場合にありて...
第六章 經濟交通 第二節 物價
安政の財界恐慌
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
にありては金融の圓滑を缺きしかば、資産の薄弱なりと認めらるる兩替店に對し、その發
行したる手形を齎して正銀の交付を求むるもの多く、爲に破産したるもの七戸を出したり
き。是等破産者の一なる天王寺屋彌七は、加賀藩...
第六章 經濟交通 第二節 物價
米穀の買占
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
占・賣惜を以て利を射んとするもの多かりしに基づく。當時仲買業を營みたる松任屋勘兵
衞の説に、往時藩内に正銀のみを通用せし頃は米穀の買占を行ふもの少かりき。これ貨幣
の質量大にして、その運搬が他の注目を避くるこ...