石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第四章 美術工藝 第三節 描金
五十嵐喜三郎
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
稱せらるゝ硯箱は彼の遺したる意匠にして、之が製作は五十嵐系の描金工が秘傳とせし所
とす。喜三郎の歿後、正徳五年古道甫の妻玉遊二孫女を携へて京都に還り、その後五十嵐
氏の正系金澤に斷絶せり。この時玉遊の藩に提出...
第六章 經濟交通 第四節 交通
浦方の高札
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
之上可レ被レ行二罪科一。不吟味之子細も候はゞ、其所支配之御代官又は地頭迄可レ爲二
越度一者也。辰八月(正徳二年)〔宮腰町高札寫〕○條々一、浦々におゐて舟を借り候て
、異國舟之ぬけ荷を買取候もの有レ之由相聞え候...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
豪奢寛濶
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に足らずとするも、尚その手段の紀文・奈良茂輩に類似するを覺ゆるにあらずや。政敏の
子に政質あり。政質は正徳五年十二月安房守に任ぜられたるを以て、翌年將軍に謝せんが
爲江戸に赴くや、その行裝の華麗なること眞に人...
第六章 大聖寺藩治一斑
正徳の凶歉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
正徳二年八月十日大風ありて作物を害ふこと甚だしかりしかば、農民等同月末より十村・
肝煎を以て免切の訴を藩廳...
第一章 制度法規 第三節 司法
禁牢
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
改定したる年月は詳かならず。又長期の禁牢にして、刑の殘餘僅かに二三ヶ月の頃に至り
重病に罹りたる者は、正徳四年以降特に年寄の許可を得て出牢せしめ得るの制を開けり。
又初は藩侯の裁斷に、二三ヶ月禁牢といふが如く...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
支考の再現
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
かくて支考の名聲益籍甚たりしが、彼は正徳元年秋自ら終焉の記を作りて踪跡を晦まし、
故老亦相繼ぎて凋零せしかば、加賀の俳壇稍寂蓼を感じたりしが、...
第三章 學事宗教 第八節 科學
庶物類纂叙
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
一。若使三君能用二力於誠意正心之學一。其爲二世道重一者。豈一部書而止哉。於戲稻君
其勉レ之哉。歳壬辰(正徳二年)元月三韓東郭題〔庶物類纂叙〕前記の序文に庶物類纂が
千卷の多きに及べりといふは、尚未定稿に屬する...
第四章 美術工藝 第九節 鑄工
金澤鑄物師
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を受けたることは、啻に中居鑄物師にのみ限らるゝにあらず。されば金澤鑄物師たりし村
山四郎兵衞の如きも、正徳中上京して鑄物師職たるの許可を得しこと、その家傳の文書に
見えたり。他の諸氏に在りても皆之と同一の手續...
第五章 殖産製造 第七節 製織
小松附近の製絹
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
。絹道組頭は、小松に於ける織物業を取締る機關にして、その事務所を絹道役所又は絹道
會所といへり。而して正徳五年閏正月の絹及び絲判賃に關する規程、享保七年二月の絹肝
煎の執務規程等は、この前後に於ける法交中最も...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
牛首風嵐村民と平泉寺との爭論
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
爭議纔かに一段落を告ぐるや、牛首・風嵐の村民と從來之を支持したる平泉寺との間に内
訌を生ずるに至れり。正徳元年三月落雷ありて御前の神祠を破りしかば、平泉寺は之を修
營せんことを幕府に請ひしに、牛首の村民にして...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
直姫と二條吉忠の結婚
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て直姫入輿の期近からんとするに及び、綱紀藩臣を京師に遣はし、二條家の爲に悉くその
殿閣を新造せり。直姫正徳二年七月上洛し、同月廿六日内大臣吉忠に嫁す。直姫の尚藩に
在りし時、綱紀はその臣前田孝行の女を養ひて子...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
直姫は二條家に入りし後、名を改めて榮君といひ、正徳三年六月三日辰君を生み、五年八
月二十四日又永君を生みしかば、祖父綱紀が上京の希望は勃々として禁ずる能...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
今春流の繼續
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を食み、啻にその技に優秀なりしのみならず、亦學を好みて博識の譽あり、關白近衞氏以
下搢紳の門に出入し、正徳五年歌舞名物同異抄を著して本邦舞樂の沿革を叙せしことあり
。その書今尚世に行はる。
第六章 大聖寺藩治一斑
第四世利章
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
十二月十八日從五位下に叙し、備後守に任ぜらる。次いで七年十二月利直病に寢したるを
以て養ひて嗣となし、正徳元年正月二十九日その遺領を受く。利章乃ちこの年九月を以て
初めて入部せり。
第六章 大聖寺藩治一斑
神谷守應の退藩
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
正徳三年八月十五日前田利章江戸を發し、二十五日金澤に着、二十六日金澤を發して歸邑
の途に着けり。この日神谷...
第六章 大聖寺藩治一斑
利章の晩年
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
るべし。特に利章の近臣に野口兵部といふものあり。利章の金澤に在りし時側小姓に身を
起し、大聖寺に從うて正徳五年新知百七十石を受け、漸く祿を増して享保十七年千石に至
りしが、殊遇に慣れて主君に對する禮を備へず、...
第六章 大聖寺藩治一斑
利鬯の薨去
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
東京府下雜司ヶ谷に葬る。利鬯の夫人を祉子といひ、富山藩主前田利保の女なり。大正七
年七月二十二日歿し、正徳院と諡し、亦雜司ヶ谷に葬る。
第一章 制度法規 第三節 司法
累犯者の死刑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
又寶永以前に在りては、禁牢三回に及ぶときは、罪の輕重に拘らず死刑に處するを例とせ
り。然るに正徳三年、先に窃盜犯によりて御領國追放に處せられし者、歸國して窃盜せし
を以て三ヶ所御構追放を命ぜしが、幾...
第一章 制度法規 第三節 司法
死後に於ける死刑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
死刑に當する者、その判決前文は刑の執行前既に死したる時は、その死屍を處刑するを例
とせり。例へば正徳五年十一月六日斬刑に處すべきもの、當日拂曉牢獄に於いて縊死せし
を以て、その死屍の首を打ちたる如き是な...
第一章 制度法規 第三節 司法
士分の連座法
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
て存命せば死刑に當るものなりしを以てなり。死刑以下の者に在りても、亦その男子を連
座せしむることあり。正徳二年定番御馬廻組の士堀口彌太郎の追放せられしとき、男子も
同じく追放に處せられしが、他家に養はれたる犯...