石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
誓文日記
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
事不レ及レ記。乍レ去關ヶ原關東御中之日記に端々記置也。一、某し昔日賀州之太守公に
御奉公相勤候刻、能州末森陣天正十二年にて有レ之。同十一年五月十一日に、加州太守公
前田又左衞門利家公、以二奧村助右衞門尉一能州...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
前田氏の配備と末森
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
して能登の七尾城を守らしめ、長連龍を同國徳丸城に居らしめ、而して加・能二國の連絡
を失はざらんが爲に、末森の壘を固くしたりき。能登・加賀の間、つなぎの城なくては叶
べからず。何れの所か宜しかるべきと評議しける...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
利家戰捷を秀吉に報ず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
末森役の開始するや、利家は十一日を以て第一報を上國に致しゝが、尋いで十三日に至り
詳かに戰捷の状を秀吉に具...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
成政軍の末森侵入と田畑兵衞
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
加賀方面を脅し、次いで能登方面を襲ひしも、共に何等の好果をも得る能はざりしを以て
、將に大軍を動かして末森城を陷れ、加・能二國の連絡を截斷して大に爲す所あらんと計
畫せり。因りて成政の軍は、九月八日の夜に入り...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
末森城攻圍戰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
助・同牛之助・本庄市兵衞・野入平右衞門・齋藤半右衞門・佐々與左衞門・堀田四郎右衞
門・櫻勘助等をして、末森城下に迫りて火を放たしめんとせり。末森城の副將土肥伊豫之
を見て、上下二百餘人を率ゐ突出して悉く戰ひ死...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
末森役に於ける長連龍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
初め利家の成政來襲の報に接するや、直に徳丸城の長連龍、七尾城の前田安勝以下に檄し
、以て末森に救援せしめき。諸將乃ち相會して軍議せしに、利家にして假令金澤より出馬
するも、成政の軍は之を途上に妨...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
利家の遺言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。然者出羽事、せがれより我等側に召仕、心持存候。片口なる律義者にて候の間、城など
預置候て能者候。其上末森之時分、若年に候得共手前殊之外能候。我等致二姪壻一候。關
東陣之刻も八王寺にて能候。然處姪相果候付て、...
石川縣史 目次
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
第二編藩治時代(上)一頁第一章領主及び領土一頁第二章加賀藩治創始期五三頁第一節
の戰五三頁第二節越中平定八〇頁第三節前田利家の晩年一〇四頁第四節大聖寺淺井畷二
役一三七頁第五節三國統...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
前田利家の金澤入城
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
虎視眈々として我が虚に乘ぜんとせしを以て、未だ枕を高くして眠るを許さゞりしが、十
二年九月成政の進んで末森城を襲ひ、敗を前田軍に取るに及び、利家の北陸探題たる地位
は、牢として拔く可からざるに至れり。
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
千秋範昌の寃
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、永福の妻を激賞したるに反して、千秋主殿助範昌の操守甚だ堅實ならざりしを述べてい
ふ。越中勢は、永福の末森城を固守して、容易に之を屠る能はざるを知り、先づ範昌を内
應せしめんと謀れり。範昌は越前の人にして、利...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
救援の成功
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りしも、敵の川尻を守るものゝ知る所とならざりき。今濱以北兩路ありて、一は成政の本
營坪井山に至り、一は末森に達すべし。村井長頼乃ち利家に乞ひ、敵本營の不意を撃ちて
之を一蹴せんとす。利家曰く、不可なり。成政固...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
甫庵の文書假作
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の文中に、今度佐々内藏助が謀叛を企て、能州奧郡に發向するの行(テダテ)を成したりと
いへども、引違へて末森城に推し寄せたりといふは、全然事實にあらず。又首十二到來せ
るととを記するも、十三日附利家の書状に據れ...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
菊池武勝の投降事情通説
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村井長頼こゝに來り、直に手兵を率ゐて敵背を撃ちしを以て、僅かに之を退くることを得
たりと。この説一たび末森記の唱ふる所となり、爾後の諸書皆之に從へり。然りといへど
も、利家が武勝をして我に屬せしめんとせしこと...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を以て起る。當時佐々成政隣國越中の富山に在り、利家の勢力を覆して雄を北陸に稱へん
と欲し突如として我が末森城を襲ひたりしが、企圖空しく成らずして退嬰し、次いで秀吉
の遠征に遭ひて領土の大部を喪ひ、更に易封を命...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
佐々成政の利家陷擠説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
と。越登賀三州志にも亦この説を採れり。然れども甫庵太閤記及び家忠日記によれば、成
政の家康に會したるは末森役後の事に屬せり。加之ならず成政は、利家が信長の小姓たり
し時より惡感を抱けるものなり。假令成政にして...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
永福夫人の勇武
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
石をも欺く計に諸卒の心一致し、たのもしうぞ見えたりける。〔甫庵太閤記〕○成政提二
精兵八千一。攻二能登末森城一。加賀驍將奧村永福所レ守也。成政下レ令曰。利家聞レ圍
レ城必赴援。宜下及二其未一レ至而急援上レ之。...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
利家の出陣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
末森城が包圍せられたりとの戰報は、十日金澤に達せしに、利家は申刻を以て直に甲を擐
して起てり。利家夜話には...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
津幡の軍議
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
在りしが、又來りてこゝに會せり。津幡の城將前田秀繼・寺西秀則等利家に説きて曰く、
機既に遲れたり。公の末森に到るは、恐らくはその陷落の後にあらん。如かず姑くこゝに
留りて更に戰報を待たんにはと。利家色を作して...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
可兒才藏
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
武を以て顧る。才藏はもと美濃國可兒郡の産、年十二にして利家に尾張荒子に仕へ、その
後常に馬廻組に班す。末森の役才藏亦利家に從ひて陣に臨む。時に城主永福は大手角矢倉
(スミヤグラ)に在りて軍令を出し、その子助十...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
成政の退却
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ることなく、鳥越附近を過ぎて馬を納れたりき。是より先、鳥越の城主目賀田又右衞門・
丹羽源十郎は、利家の末森に破れたりとの訛傳を得、直に守備を捨てゝ逃走せり。成政乃
ち城中の空しきを知り、一矢を費さずして之を收...