石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 學事宗教 第二節 漢學(上)
前田綱紀の紹述
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
是に於いて異才の士諸方より集り、封内の文物亦彬々として盛に、絃誦の聲日夜絶えざる
に至る。即ち萬治三年木下順庵は京都に在りて加賀藩の祿を受け、次いで松永昌三の子永
三も同じく我に仕へ、平岩仙桂も亦褐を釋き、寛文五...
第三章 學事宗教 第二節 漢學(上)
詩界の革新
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
木下順庵あり。學問該博にして、その文を作り詩を賦する清麗雅健、唐調を鼓吹して門
人を警醒せり。其の作るところ未...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
綱紀の詩學
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
崎の亭子に題する詩に曰く。百尺凌レ雲碧玉樓。蒼波涵レ影鏡中流。帝棧數濺江天色。織
出檻前錦樹秋。此の時木下順庵・平岩仙桂・澤田宗堅等に宴を賜ひしに、各秋日扈二從粟
崎別舘レ應教七律を賦せり。順庵の詩に曰く。華舘高...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
木下順庵
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
木下順庵諱は貞幹、字は直夫、通稱平之允。平安の人なり。錦里・敏愼齋・薔薇洞は皆そ
の別號とす。業を松永昌三に受...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀書を幕府に講ず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
綱領を講じたる後、綱紀中庸の首章を敷衍せり。後林鳳岡が綱紀の命によりて加賀中將講
本中庸章句跋を作り、木下順庵の加賀菅侯奉レ旨進講中庸記を作りしもの皆之に因る。是
より後綱紀の江戸に在る時は、屢將軍の講筵に陪し、...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
て視るの價値ありとす。利常光高は素より儒術を尊信し、祖宗の遺傳性、綱紀に及びて最
高潮に達せり。されば木下順庵・室鳩巣以下の儒士にして、褐を我に釋くもの甚だ多く、
奎星一時北陸の天に聚まるかの觀を呈せしめしのみな...
第三章 學事宗教 第二節 漢學(上)
性理學の祖述
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
向かへり。既にして昌三の子永三聘せられて加賀に下り、家學を繼紹して聲譽を隕さず。
昌三の門下より出でし木下順庵も、亦博覽強識にして能く朱註を遵奉し、後進を誘掖して
倦まず。寛文十二年前田綱紀室鳩巣に命じ、順庵に就...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
松永昌三
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
人を魅するの類にあらず。以て當時の詩風を窺ふに足るべし。昌三門人多く、我が儒臣に
して最も重きを爲せる木下順庵亦その一人なり。昌三晩年官を辭し、京に歸りて教授し、
明暦三年歿す。年六十六。長子昌易洛に在りて家學を...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
前田綱紀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
黒成實・小瀬助信・稻宣義・伊藤由貞・兒島景范・小瀬良正・木下廣孝等の諸儒、相次い
で褐を繹くあり。特に木下順庵の寛文四年を以て金澤に來るや、諄々として門生を教養し
、伊洛の教をこの土に廣め、室鳩巣の貞享元年を以て...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
綱紀の講經
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の首章を敷衍す。將軍讃嘆の聲を止めず。講終りて綱紀を饗し、且つ嘉賞の言を賜ふ。退
廳の後綱紀林鳳岡及び木下順庵をして其の事の顛末を記さしむ。鳳岡即ち綱紀の講説に用
ひたる中庸章句に跋す。曰く。
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
加賀中將講本中庸章句跋
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
聽く。將軍復綱紀に命じて論語爲政篇を講ぜしむ。次いで將軍自ら徳不孤の三大字を書し
て綱紀に賜ひき。時に木下順庵詩を上り、謹みて盛藻の徳を頌す。曰く。三朶雲章筆有レ
神。鳳翔龍躍瑞光新。聖心爲示諸侯守。敬義工夫徳有...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
松永永三
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
歸り、明暦三年を以て歿するや、永三加賀に來りて侍講となり、父の業を紹ぎて家聲を墜
さず。初め前田綱紀の木下順庵を登庸せんとせし時、順庵之を辭して曰く、余は尺五先生
の門人なり。今先生の次子永三の在るあり、請ふ先づ...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
澤田宗堅 澤田菖庵
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
澤田宗堅は訥齋と號す、平安の人にして、教を石川丈山に受く。寛文五年十二月前田綱紀
に聘せられて、木下順庵・平岩仙桂等と共に藩の文學となり、祿三百石を食む。その子道
玄は菖庵と號し、翌年亦出仕して儒臣に列す。...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
室 直清
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
文十二年二月十五歳にして前田綱紀に仕へ、二十人扶持を得て小坊主となり、次いで侯の
命により京師に往きて木下順庵に學び、業成るに及びて儒者に列せらる。時に貞享元年二
十七歳なり。鳩巣元祿十年より金澤に來り住し、學を...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
奧村庸禮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
悳輝・女婿古市務本等相謀りて爲に壽宴を設け、弘文學士院林鵞峰・林鳳岡・林晋軒・林
欑・人見竹洞・狛庸・木下順庵・木下順信・木下順倫・五十川剛伯・源弼・小瀬順理等の
學士を始とし、平敬與・平易武等八十餘人を招請して...
第三章 學事宗教 第五節 國學(下)
關屋政春
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
又儒佛神三教一致の理を講じ、以て子弟を誘掖せり。著す所、乙夜之書物三卷・政春古兵
談あり。古兵談には、木下順庵・平岩仙桂・澤田宗堅等の言説を録すること多し。寛永十
年初めて來仕し、貞享二年歿す。
第三章 學事宗教 第五節 國學(下)
九里正長
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
年を經て則ち成り、前田綱紀の閲覽に供せしに、綱紀之を賞して物を賜ひき。實に貞享二
年三月二十四日なり。木下順庵其の書に跋す。元祿七年五月歿。
第三章 學事宗教 第八節 科學
稻宣義
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を知りて欣慕措かず。以爲く、侯の封境の大にして資財の豐富なる、能く我が志望を達せ
しむるを得んと。乃ち木下順庵を介して仕を綱紀に求め、元祿六年金澤に來遊す。事侯の
聽く所となり、遂に儒員に加へ歳俸二百俵を與へらる...
第三章 學事宗教 第十節 佛教
道顯
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
道顯、字は隱之、加賀金澤の人、藤岡氏。七歳始めて詩書の句讀を習ひ、八歳京師に入り
木下順庵に學び、十二歳周易を覆講す。明年郷に歸りて道心を發し、十九歳攝津禪定寺
に月舟に從ひ、後諸宿徳に歴參し...