石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
慶寧の入朝と王政復古
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
二條城に派し、書を慶喜に與へて速かに退京せんことを慫慂せり。その略に曰く、閣下曩
に政權の奉還を請ひ、朝廷は列侯を召してその可否を諮詢し給はんとせり。これ實に國家
の重大事なるを以て、余は疾を力めて勅を奉じ、...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
進軍中止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を以て、乃ち斷乎としてその提携を絶ち、直に命を小松に駐れる村井長在に傳へて藩の先
鋒隊を召喚し、次いで朝廷の爲に粉骨碎身して微忠を致さんとの意を上疏するに至りたり
き。一、當三日夜、幕府方の一手間道を經、山崎...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
朝廷慶寧を召す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
是の月朝廷再び齊泰を召し給ひ、且つ齊泰にして若し疾みて入朝する能はずんば、慶寧を
して代らしめんことを命じ給ひき...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
征長反對第二次建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
齊泰は二十一日また書を閣老に致して將軍の輕々しく征長の役を起すべからざる理由を述
べたりき。曰く、去年朝廷の更めて兵馬の權を幕府に委任し給ひし時、將軍條奏して上旨
を承けたりしが、その中長藩の事に就きては、將...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
慶寧が徳川慶喜に與へたる書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
今度御政(慶喜)權を朝廷へ被レ爲レ歸候に付、私儀(慶寧)從二御所一被レ爲レ召候段
被二仰渡一、不二容易一御時節之儀乍二病氣一忍...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
慶寧の歸國
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、慶寧は書を以て、備にその意のある所を告げ、前田内藏太孝錫を留めて在京せしめ、十
二日歸途に就きしに、朝廷は十四日を以て加賀藩の禁裏警衞を解けり。然るに十八日に至
りて朝議一變せるものゝ如く、再び命を慶寧に傳...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
豐島毅の建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ならざれば、毫釐之違ひ千里の謬りと相成可レ申与奉レ存候。方今薩長を始として西國諸
侯勤王を唱へ、政權を朝廷へ歸し、天子を挾んで諸侯へ號令す。最も薩長等之心測りがた
く候得共、名義は一通り相立居申候。今妄りに是...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
加賀藩東北征討の先鋒たるを請ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前將軍徳川慶喜は江戸に遁れたる後、正月十九日加賀藩の重臣を招きて、專ら朝廷に對し
て恭順謹愼を表すべきを告げ、且つその罪を謝するが爲に斡旋せんことを請へり。次いで
二十七日齊泰入...
第五章 加賀藩治終末期 第七節 北越戰爭
東本願寺法主遊説の計畫
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
今次の戰役に於いて東本願寺は自ら進みて王事に竭くさんことを乞ひたるに因るといへど
も、又恐らくは陰かに朝廷の慫慂せし結果たらずんばあらざるなり。然るに朝廷より北陸
の各藩に不日東本願寺法主の出發せんとするを報...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
慶寧の政務に關する意見
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
謹みて之を承服す。又海外の交際に關する意見に曰く、隣國相交るに道を以てすれば四海
皆兄弟なり。是を以て朝廷信義を國際に正しくし、卓爾として獨立自主の權を保つを以て
、最も時勢に適するの處置となすべし。又歳入歳...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
直姫と二條吉忠の結婚
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
いて上洛せし事も、亦異數として之を記せざるべからず。蓋し幕府に在りては諸侯の公卿
と親昵し、之に因りて朝廷と近接するの結果を來すことはその最も忌む所なりしを以て、
諸侯も亦この方針に從ひ、參覲の途次にありてす...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の上洛
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その後朝幕の形勢一變し、將軍家茂上洛の事は全く實行せられざるに至りしが、十一月
再び中納言三條實美等を勅使として東下せしめ、勅を將軍に降して速かに攘夷の實を擧
ぐべきを命じ給ふに及び...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の朝幕調停
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を召し給ひしも、齊泰は疾あるを以て辭し、青山將監悳次を京師に遣りて書を上らしめき
。その略に曰く、曩者朝廷屢書を幕府に下して攘夷の擧を促し、而して幕府が常にその期
を遷延せしめしは臣の窃かに嘆ずる所なり。臣以...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
長藩の入京禁止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
既にして長藩は、幕府が優柔にして攘夷を斷行せざるを以て、親征の典を擧げ給はんこと
朝廷に請ひしに、天皇は先づ大利に行幸したる後決行し給はんとし、八月十五日後齊泰
を召し給ひしも、齊泰は之を...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
征長の議と加賀藩の反對
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の朝議を得るに至りたるは、眞に叡慮に出でたるに非ざるが故に、之を匡救して力を王事
に竭さしむるを以て、朝廷に對する忠貞の擧といふべきなりと。因りて二月二十日親ら書
を裁して齊奏に請ひ、侯をして征長中止の議を幕...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
長藩の出京と加賀藩との交渉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
しかば、慶寧は使を二條齊敬・一橋慶喜及び松平容保の邸に至らしめ、長藩の爲に周旋す
る所ありき。二十七日朝廷勅を慶寧に傳へて速かに入朝せしめんとせしが、慶寧は病を以
て之を辭せり。是の日慶寧は長藩が輕擧妄動して...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧長藩の爲に尚斡旋す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
悉く水泡に歸すべし、豈遺憾ならずやと。織江之を謝して、福原越後と議したる後恩命に
應へんといへり。七日朝廷稻葉正邦をして命を慶寧に傳へしめて曰く、長藩は元と勤王の
志深きものなり。然るに今哀訴に託し大兵を率ゐ...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
長藩の再擧兵と齊泰の長州再征反對
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
その事固より已むを得ざるに出でしなるべしといへども、時機の甚だ不可なるものあるを
思はざるべからず。抑朝廷の幕府に對するや、一に委するに兵馬の權を以てし給へり。是
を以て朝廷と幕府とは相待ち相扶けて初めて全き...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
本多政均の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を告げ、遂に薩長二藩協同して徳川氏を排斥したるを以て、將軍慶喜は十月十四日上表し
て軍職を辭し、政權を朝廷に奉還せんと請へり。明治天皇乃ち詔して、凡そ事の諸侯に關
するものは朝廷直にこれを裁斷すべしといへども...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
慶寧の朝廷に對する屆書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、先暫下坂之儀申勸、將亦私儀多人數召連居候に付ては、自然心得違の者相生じ可レ申哉
。然時は先以奉レ對二朝廷一恐縮奉レ存候次第にて、折角朝規御一新之折柄、滯京仕候詮
も無レ之、却て御爲にも不レ成儀に奉レ存候。旁...