石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第八節 本多政均の遭難
連累の裁判
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
八日には彈正臺より出張したる筧大巡察・大久保少巡察等も亦藩の刑獄寮に臨みて二人を
鞫問し、その事情略闡するに及び九月晦日最終の口供書を作製せり。三等上士山邊沖右
衞門嫡子山邊沖太郎巳二十六歳一等中士井口義...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
關係者の取調
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、錢屋五兵衞詮議留と題して現に保存せらる。而して五兵衞より得たる前後三回の口書は
、この事件の内容を闡すべき最も重要の資料たるを以て、今之を左に録す。宮腰町錢屋
喜太郎父五兵衞口書私儀、先達而御役人御指向...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
吉徳の卒去と怪聞
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
三月三日寳圓寺え御參詣之節御授戒被レ遊候由、此儀御隱密也。右御參詣之節於二御靈堂
一殊之外御拜禮之御間レ之、時刻も移候程にて、寺社奉行初御供之面々も、是はと心付
候程に而レ之候。其以後横山和(貴林)州御...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
二ノ造營
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この時代に於いて大土木を起しゝこと二ありて、その一を二ノの造營とす。二ノは藩
侯の居舘及び廣式のある所にして寳暦九年新造せられしが、文化五年正月又災に罹りし...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
秀吉の關東征伐と利家利長の從軍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
政宗以下東北の數侯伯ありしのみ。秀吉即ち先づ小田原を略せんと欲し、天正十七年十月
十日命を諸將に傳へ、十八年三月を以て出征の期となせり。是を以て利家は、前田安勝
・村井長頼・前田長種をして尾山城に留守せし...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
太政官廳舍造營建議
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を記して之を太政官に上る。同月十二日藩知事亦上表して、宜しく太政官の廳舍を造營し
て宮中と府中との別をらかにすべしとの意を建議し、之と同時に米二萬石を献納して費
用に充てんことを請ひたりしに、同月十五日之...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
名田をすること多きものを大名とし、寡きものを小名といふことは、夙く王朝の末期よ
り史籍に見えたり。鎌倉將軍の...
第五章 加賀藩治終末期 第七節 北越戰爭
加賀藩の軍費調達
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
二月四日更に糧米二千三百石・草鞋十七萬五千二百六十三足・空俵六萬九千五百二十枚を
本營に致し、その他藩の汽船豐島形も官軍の徴發する所となれり。豐島形とは李白里
をいふなるべし。錫懷も同じく徴せられしが...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
奧村榮頼の致仕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
萬石の資格を以て軍に從はしめしを以て、榮頼は多く浮浪の徒を驅りて士卒の數を充たし
、その戰に臨むや兄榮の言を用ひず、昧爽進みて眞田を攻めしが、天くるに及び謬
りて餘りに敵城に近接したるを知り、且つ銃...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
寳暦の大火災と財政難
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かくて銀札發行によりて受けたる創痍未だ毫も癒えざりし時に當り、不幸にして前古未曾
の祝融に遇ひ、いやが上にも苦境に陷るに至りたりき。この火災は寳暦九年四月十日城
下泉寺町舜昌寺より起り...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
家運復興
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ち彼の請ふ所に任せ、天保十四年四月大船二隻を新造して五兵衞に附せり。新船の一は二
千五百石積にして慶安といひ、一は二千石積にして常安と稱す。次いで翌弘化元年四
月更に常豐・常盤を加ふ。五兵衞因りて之...
第一章 制度法規 第三節 司法
閉門
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
が給與を停止せらる。閉門人、先年は門前垣を結、隣家より往來仕、用事相違候處、其以
後被(綱紀)二仰出一レ之、相改候趣如レ左。一、閉門被二仰付一候者、表裏共に門を
打、其合目を外より板を打付可レ申事。一、出...
第三章 學事宗教 第一節 學校
鉤深館
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
鉤深館は治二年壯猶館内に附設せられたるに起る。初め壯猶館に於いては航海測量等の
學術を講じたりしが、文久二年に...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
治の俳風
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
元祿に開拓せられたる俳風は、治に至りて消滅す。是を以て、本編は藩治時代の文化を
討究するを目的とすといへども、亦爾後の沿革を附載す...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
救援の成功
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
十一日黎前田軍は羽咋郡今濱に入りしも、敵の川尻を守るものゝ知る所とならざりき。
今濱以北兩路ありて、一は成政の...
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下
慶長の火災
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
なるべし。然るに慶長七年十一月晦宇賀祭の夜、天守閣に雷火起り、烈風の爲に大臺所に
延燒したるを以て、本の屋宇悉く烏に歸し、火藥庫も亦爆發せり。常時城南の壘側に
三十三間の的場あり、その外に櫻の馬場あり、...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
將軍綱吉の臨邸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
踐みて本郷邸に臨みしが、隨行するもの上は老中より下は幕府に出入する工商の輩に至る
までその數凡べて五千餘を算し、六千疊の御成御殿も之を容るゝに足らず、綱紀の居舘
より臣隸の屋舍に至るまで悉く之に當てたりき...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
降人の交付
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
人より至ての馳走の趣にて、私共へも硯蓋まで出で御馳走之れあり。翌廿九日には御尋の
旨之れありとの風聞にレ之候。廿九日に相成候處、締り入口へ役人參り、武田初め組々
にて十人づゝ罷出づべき旨申入候に付、夫々用...
第六章 大聖寺藩治一斑
利治の爲人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
んと思へり。是に於いて利治自ら馳せて小松に抵り、山井の爲に罪を謝し、且つその生命
を請ひしも聽されず。日又往きしも同じく利常の拒む所となれり。利治愁然として歸り
、途月津村を經て馬を佛寺の門前に飮ましむ。...
第一章 制度法規 第二節 祿制
夫銀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
亦之に倣へり。慶長十四年前田利長新たに越中高岡に築くや、多く郡夫を用ふといふ。郡
夫もまた平夫、又は夫と記さるゝものに同じ。是に於いて百姓その農事を妨ぐるを憂へ
、錢を以て代へんことを請ひしに、遂に侯の廳...