石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 學事宗教 第十節 佛教
獨住制の採用
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
し、且つ住持の本山に在る間自院の役務を執る能はざる所以を述べ、以て獨住制の繼續を
希望したるに拘らず、政府は之を峻拒するの奇觀を呈したりき。而も一派内の實情は到底
政府の命に盲從すること能はず、政府も亦敢へて...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
加賀藩發行の錢札
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
加賀藩が嘉永四年八月より銀仲預銀手形を御算用場取扱の銀札とせしこと前に言へる如く
なるが、明治元年政府は銀の通用を廢したるを以て、五月藩は錢札を發行し、錢札百文を
銀札一匁に相當することを定め、漸次銀札の...
第一章 領主及び領土
能登の加賀藩領と幕府領
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
とを請ひしに、幕府は年額金一萬五千兩を上納すべき條件により、七月二日之を許容せり
。されば明治元年三月政府が、改めて舊幕府領を土方氏領と共に前田氏に寄田となしたる
は、理に於いて稍疑ふべしといへども、かの六十...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
士人の蓄妾
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
在りても尚同樣なりしごと、之を文久二年豐島安三郎毅の建白に徴して知るべきなり。寳
暦元亥之秋。本藩金澤政府。命下令代二金銀一以中楮幣上。世俗謂二之銀札一。倡而不レ
和。大躓不レ行。不二期年一而熄焉。君子曰。此...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧の閣老に呈せる建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
人を制すれば却而百人奮起し、終に制し盡候期は有レ之間敷候。彼輩之所行を論じ候へば
、天下之法憲を犯し、政府之典刑を竊み、殺戮を恣にいたし候等之罪は有レ之候へ共、其
元者正義を旨といたし候者に而、無罪之者を切害...
第五章 加賀藩治終末期 第七節 北越戰爭
鎭撫總督の出發
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
百五十人を隨へ、正月二十日京師を發して大津に次し、二十五日小濱に至りて、慶喜征討
の令と舊幕府の領邑を政府の直轄と爲すべき布告とを北陸道諸藩に頒ちしが、二十九日朝
廷は更に鎭撫總督に令し、舊幕府領の北陸道に散...
第五章 加賀藩治終末期 第七節 北越戰爭
加賀藩能登の舊幕府領を管す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
改めて朝廷より同藩に委託することゝし、これに對する租額を金一萬五千兩として年の豐
凶に拘らず加賀藩より政府に輸さしめ、又同國内の舊幕臣土方兼三郎に上京勤王を命ずる
と同時に、その態度明瞭となるに至るまで假に慶...
第五章 加賀藩治終末期 第七節 北越戰爭
朝廷の賞賜
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
祿高壹萬五千石を賜ひ、支藩富山侯にも亦五千石を授けられき。然るに慶寧は、王政復古
の大業創始の時に當り政府の出費莫大なるべきが故に、自ら賜與を甘受するに堪へずとな
し、同月賞典祿を返上して國家財用の一端を補は...
第五章 加賀藩治終末期 第七節 北越戰爭
軍費賠償
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この役加賀藩が官軍の爲に軍費を支出すること甚だ多かりしは、前に言へる如くなりしを
以て、政府はその後略之を賠償する所ありき。即ち明治二年四月十二日會計官より、去年
北陸道の先鋒隊及び鎭撫使等が領...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
慶寧東幸に供奉す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
しが、後改めて壹萬俵は精米を以て大坂に輸さしめ、その餘は代償を以て貢せしめ給へり
。葢し新政日尚淺く、政府の收支未だ相償はざりしを以てなり。次いで三月七日車駕東幸
の途に上り給ひしを以て、慶寧は半大隊を率ゐて...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
藩廳設置と給祿改定
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、同日金澤藩職制を定め、尋いで藩政に關する諸改革の要目及び租税・物産・戸口・公廨
の經費等を記して之を政府に致せり。參事中え今般大御變革に付、我等自俸舊祿十分一被
二仰付一、藩士之給祿も右振合に基き、適宜に改...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
横山隆平家祿奉還を請ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
所なきは臣民たるの途にあらず。隆平不敏にして文武共に公に奉ずる所なきを以て、願は
くは家祿を擧げて之を政府に奉還し、以て聊か微衷を表することを得ん。若しこれに代ふ
るに一夫相當の給與を以てせられなば、實に望外...
第一章 制度法規 第四節 租税
藩末の雜税
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
る雜税と不定額なるものとの區別大に整理せられたり。その税目と税額とは、明治二年版
籍奉還の後金澤藩より政府に報告したる舊領地租税録によりて、頗る詳密に知るを得べし
。この文中に洩物とあるは、輸出入物貨の口錢を...
第三章 學事宗教 第一節 學校
醫學館 卯辰山貧病院
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
び長崎病院教師マンスルト氏の講義録を購ひて歸り、新たに醫學館設立計畫主任を命ぜら
れたりき。此の時恰も政府の布告を發して醫學を奬勵するに會せしかば、藩は三年二月醫
學館を大手町なる津田玄蕃の舊邸に創立し、養生...
第三章 學事宗教 第一節 學校
大阪兵學寮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
明治二年政府は兵學寮を大阪に設け、生徒を諸藩に募りて士官を養成せしが、岡田秀之助
聘せられて教師となり翌三年に及べ...
第五章 殖産製造 第五節 鑛業
金平銅山
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
せしめんとせしが、時恰も廢藩に際せしが故に、未だ着手するに及ばずしてデツケンは解
雇せられ、銅山は自ら政府の有に歸せり。
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
御算用場の預銀手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
み。この銀札は明治元年五月以降錢札と引換へ、三年四月を限り通用停止を告示したりし
も尚殘存し、六年五月政府の新貨幣と交換するもの總數四十一萬二千五百九十三枚、この
銀價九百六十三貫百九匁なりき。
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
預銀手形の相場
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
見る。而して明治四年七月廢藩の際に於いては、金一兩に銀札百九十七匁九厘に下落した
るが故に、同六年五月政府が舊銀札を新貨幣と交換したる時には、金一兩を新貨幣金一圓
に宛て、前記四年七月の相場に基づきて、銀札一...