石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
寄合政治の改善
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ふ。然るに老臣等の爲す所、間々藩侯の權力を侵すことなきにあらざりしを以て、利常薨
じて保科正之が綱紀の政務を攝したる時より、條目を定めて寄合に對する委任權限を明瞭
にしたりき。當時寄合に參加する所の老臣八人あ...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
本多政重政務顧問となる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
決行せしむることゝし、且つ政重が家康・秀忠二人に謁見を許されて、所謂日蔭者たらざ
るに至らば、藩内外の政務を指揮すべきことを命じたりき。覺一、書付何れも御聞屆被レ
成候。こまかなる義は安房守には似合不レ申候と...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
教諭局
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
齊廣の退老後に在りては城外竹澤殿に隱棲し、新たに側用人以下數十の職員を專屬せしめ
政務を掌らしめしが、文政七年春更に教諭局を殿内に設け、組頭中より十二人を擇びて
之に屬せしめき。時に局中三...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
寺島藏人の建議と處罰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
慾望を達せずんば已まず。余輩嘗て見聞せし所のもの往々にして是の如きものありき。况
や今日幼主國を率ゐ、政務の統一を缺き易き時に於いてをや。若しこの際先侯規定する所
の款條に率由せず、玉を改め又行を改むるが如き...
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
とすることは、府縣か行政區畫を形成せざりし以前に在りて、甚だしく有意義ならず。然
りといへども、府縣の政務に與り、若しくはその自治體を構成する者にありては、須らく
府縣を單元とする種々相に通曉するを要し、啻り...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
時たるを思はざるべからず。次世吉徳の時、財政漸く紊亂に赴きたるもの、時代の推移に
伴ひたる生活の向上と政務の激増とに因れりといへども、亦以て綱紀の時に於ける收支の
均衡を失ひたる結果たりしなり。而して吉徳の才...
第一章 領主及び領土
幕府領を加賀藩に寄田とす
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
能州之内土方領壹萬四千石餘、日野小左衞門(日根野カ)御代官所、向後御領地(前田氏
)に被二仰付一候條、政務之儀無二遠慮一被二仰付一、刑罰に可レ被レ行者は、領國之如
二人民一而、尤不レ及レ被レ達二上聞一候。然ば...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
利家國に歸る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
り。是に於いて利家も亦歸り、閏九月二十二日秀吉に謁し、尋いで十一月に至り、暇を得
て金澤城に入り、自ら政務を監せり。
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
横山康玄の辯解
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。然らば大阪從軍の士を再び賞したるは何の故ぞや。對へて曰く、往年大阪の役起るや、
加賀侯年齒尚弱くして政務に慣れず、爲に悉く戰功者を擧げて賞賜すること能はざりき。
その後天下昇平久しく、優遊年を閲して既に兵馬...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
利常機鋒を藏む
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に就かざりしが、十一年家光の將に京師に朝せんとして、その期を諸侯に戒むるに及び、
四月下旬歸城して暫く政務を視、六月廿九日又金澤を發して大津に舘し、七月十八日共に
禁闕に赴き天機を奉伺せり。この行、世子光高は...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
利常の讓國と三藩鼎立
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て緩急相援くるの計を爲し、自ら致仕領廿萬石を領せり。是を以て光高の領する所は八十
萬石餘を殘し、而して政務の重大なるものは必ず先づ老侯に問ひて後之を處決したりき。
今二十日御城え我等・筑前守(利常・光高)被レ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
稻葉左近の所罰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
でず、利常亦棄てゝ顧みることなかりき。既にして利常老を告げ、光高之に代り、こゝに
至り初めて國に就きて政務を視しが、左近の事尚懸案の儘なるを知り、その事情を詳かに
したる後、左近に賜ふに茶及び雁を以てし、多年...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
綱紀の襲封
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
紀は六月十三日將軍家光の命によりて遺領を襲げり。時に綱紀年纔かに三歳なりしを以て
、祖父利常は特にその政務を監すべきを諭されき。小松老侯の監國時代は是より初る。今
十三日爲二上使一酒井讃岐守(忠勝)殿・松平伊...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
尾添の邑民嶺上神祠を修營せんとす
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に注進せしに、老臣は状を具して在江戸の老侯利常に報じたりき。蓋しこの時藩主綱紀は
纔かに十三歳にして、政務は一に祖父利常の決する所たりしによる。有時御在(利常)江
戸の時分、晩日に御露地へ御出被レ成御座候處、...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
福井藩の抗議
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
又大工太郎兵衞の調書によりて福井領民の亡状を證し、且つ方今將軍幼冲なるを以て、敢
へて彼と爭ひて幕府の政務を多端ならしむるを欲せずといへども、他日その成長するに至
らば必ず正當の裁斷を仰ぐ所あるべしといへり。
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の退隱
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
被二相願一に依て其通被二仰出一、且又若狹守(吉徳)家督被レ願之通、目出度被二思召
一候。先以八十有餘迄政務無レ悉、領國之人民朝暮安堵之思を成、其業を不レ忘事、誠以
近代天下に無二其例一、御羨敷被二思召一候。此...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
大槻朝元の一大疑獄
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
きたるは、その側近に侍する大槻朝元なりしなり。朝元は初め龍陽の寵を得たるより身を
起したりといはれ、後政務の諮詢に與るに及び、節用富國の策を献じ、法規の改變を圖り
、その施設常に侯の意に適したりしかば、連りに...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
青地禮幹の本多政昌に與へたる書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
頭並より去々年組頭並、夫より人持組に被レ命候。日夜御側に相勤、御寵遇重過し、去年
以來は於二御國一も御政務に預候。御家老之前田大學は、父修理以來縁者と成、玉井市正
は佞諛を以取入是も羽翼と成、御數寄の儉約を事...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
繼嗣問題
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
上述の如く重教の時には財政甚だ困難を極めしも之が整理を爲すことを得ざりしが、侯は
多疾にして鋭意政務を視ること能はざりしのみならず、齡已に二十七歳に達して繼嗣なか
りしかば、明和四年將軍の子を養ひて領國...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
重教の監國
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の時令侯治脩の齡已に四十一歳なりしが故に、特に重教の力を假るの必要を認むること能
はず。思ふに重教は、政務意の如くならずして一旦國を讓りたりといへども、治脩より長
ずること僅かに四歳なりしかば、流石に欝勃たる...