石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧の閣老に呈せる建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
奉レ存候。然上者一向に先達而勅答被二仰上一候通、鎖港之御所置急務と奉レ存候。今度
勅命之御文中、無謀之攘夷者有レ之間敷旨被二仰出一候者、幾重にも攘夷之道に策略を盡
し成功を奏すべき儀を被二仰出一候御儀と相心得...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
加賀藩の體度稍硬化す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
我が國は諸外國と交易を開始するに至りしが、文久二年に至り朝議一變し、十一月勅使三
篠實美を東下せしめて攘夷の決行を幕府に命じ給へり。將軍家茂乃ち命を奉じ、その手段
に就いては之を明年將軍上洛の時まで保留し、一...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧鎖港の決行を促す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ならずといへども、彼等多くは憂國の徒にして正義を重んじ、未だ曾て無辜を害せしを聞
かず。將軍にして尊王攘夷の實績を擧げなば自ら鎭靜すべきなり。且つ方今の急務は先づ
横濱を鎖すに在りといへども、若し之が爲に賠償...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
攘夷説と和親説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
米艦來航の事ありしより後、藩論頗る囂々として沸騰したりしが、その多くは鎖港攘夷
主張するものにして、書を著し文を作りて慷慨せり。狩谷金作竹鞆は即ち其の一人なりし
が、彼は駁蘭長賦を...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
行せられざるに至りしが、十一月朝廷再び中納言三條實美等を勅使として東下せしめ、勅
を將軍に降して速かに攘夷の實を擧ぐべきを命じ給ふに及び、家茂は謹みて叡旨を奉じ、
且つ明年將軍上洛の時を期し、諸侯をして悉く闕...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の朝幕調停
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
疾あるを以て辭し、青山將監悳次を京師に遣りて書を上らしめき。その略に曰く、曩者朝
廷屢書を幕府に下して攘夷の擧を促し、而して幕府が常にその期を遷延せしめしは臣の窃
かに嘆ずる所なり。臣以爲く、攘夷の基は海内の...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の幕府へ建白書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
處、其以來麁暴成所行度々有レ之、公武を不レ憚重々不屆之至奉レ存候。乍レ然其基元を
觀察仕候に、實は尊王攘夷を心といたし、國内一致叡慮貫徹いたし候樣盡力可レ仕と存込
、彌攘夷期限天下え布告に相成候に付、初而於二...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
浪士の陳情書等提出
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に不レ被レ行、臣子之至情遺憾無二此上一、尚中納言(慶篤)殿も去亥年(文久三年)上
京之砌、公邊を輔佐し攘夷之成功を奏候樣との蒙二勅命一、天盃・眞之御太刀迄拜領被レ
有レ之歸府被レ致候得共、何等之効顯も無レ之に...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
慶寧の入朝と王政復古
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
ひて直に歸國せんと欲すと。蓋し慶寧の意、元治元年長藩と連衡したるものは、彼を輔け
て幕府の爲す能はざる攘夷を決行せしめんとしたるに存し、徳川氏そのものゝ運命を左右
せんとする如きは夢にだに想はざりしなり。然る...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
へども、米艦渡來以後の活舞臺に馳騁するの活氣横溢せりとすべからず。元治の變に藩論
二派に岐れしが、急進攘夷を唱へたる長藩の京師より撃退せられたる結果、之を支持しつ
ゝありし我が幾多の志士をして冥府に歸せしめ、...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
外寇の警報初めて至る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
して大に論議したりしとき、對外的には外寇の警報荐りに達せしかば、人心漸く恟々たる
ものあり、遂に延きて攘夷論の勃興となり、海岸防備の實行となれり。今少しく遡りて之
を叙せんに、外寇の警報が初めて藩民の心膽を寒...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
ペルリの來航と加賀藩
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
易を拒絶するの勝れるに若かざるが如くなれども、武人偸安輭弱の弊今日に於いて極れる
を以て、我にして卒然攘夷に從はんとするも、到底成功を萬一に期すること難きに似たり
。是を以て今は則ち轡を緩くして之を駕御し、而...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
軍備不振の自覺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
是等の諸論、或は攘夷を叫び或は和親を唱ふるも、我が國軍備の振はざるを自覺し、海防
を修め兵器を充たし、戰法を變じ士卒を練る...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰父子幕府の徴命を辭す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
加へ、四月には孝明天皇男山行幸の事ありしも家茂は之に供奉せずして大失態を暴露し、
次いで朝廷に迫られて攘夷の期限を五月十日と定めたりき。かくて家茂は六月九日東歸を
許されたるを以て遽かに大坂に下り、軍艦に搭し...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
長藩の入京禁止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
既にして長藩は、幕府が優柔にして攘夷を斷行せざるを以て、親征の典を擧げ給はんこと
を朝廷に請ひしに、天皇は先づ大利に行幸したる後決行し給は...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧上洛の志を決す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
此の時に當り薩藩は幕府を佐けて攘夷を決行せしめんとするを主義とせしを以て、幕府の
京師に於ける信望漸く恢復し、朝廷との關係また緩和するに...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
征長の議と加賀藩の反對
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
といへどもその眞意を察するに、單に尊攘に感奮し、闔藩一致して叡旨を貫徹せんとする
に在るのみ。故に去年攘夷の令海内に布かるゝや、直に外舶を炮撃して實行の急先鋒とな
れり。爾來長藩の士氣益熾烈を加へ、動もすれば...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧の齊泰に致せる稟議
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
付熟考仕候處、素より暴成所業者度々有レ之、幕府之命にも違、當時之處亂賊之樣に相見
え候得共、其實は尊王攘夷の決心に而、國民一致叡慮貫徹いたし候樣に盡力可レ仕存込之
處、八月十八日の動搖、忠と存込候而仕候件々、...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
力めて命を受け、且つ使者に對へて、守護の職は外舶襲來の難に備へんとするものなるが
故に、幕府にして先づ攘夷を決行するに非ずんばその職務を遂行する能はずといへり。加
賀藩が幕府の意に逆ひて事を爲せるもの前後此く...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
千秋順之助
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
應申上候。元來五月下旬筑前守(慶寧)樣御建白の儀は、中納言(齊泰)樣より既に御建
白も有レ之候通、鎖港攘夷の御實行相顯れ、並長州御父子御赦免の御取扱、浪士の取靜方
を本文と被レ遊候事。其後六月五日會津・彦根御...