第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下 外總構の掘鑿 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
受けて名古屋城の經營を助け、篠原一孝を金澤に留守せしめしが、諸士の閑暇多きを見、 乃ち彼等に課して之を掘鑿せしめしなりといふ。外總構は之を二區に分かち、東外總構は 八坂より起り、材木町の西を經、小鳥屋橋より淺... |
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣 坑道掘鑿 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
。同日家康は佐渡代官及び甲斐代官を召し、各所屬鑛山坑夫を率ゐて、坑道を藤堂・井伊 ・前田三氏の陣地より掘鑿し、城郭の一部を破壞せんことを命じたりき。是を以て藤堂・ 井伊の二方面は既に土工に着手せりといへども、... |
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下 内總構の掘鑿 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
利家の薨後、慶長四年九月利長大阪より金澤に歸り、幾くもなく越中婦負郡に放鷹せしに 、偶上國に在りては、... |
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下 領内及び金澤城の防禦 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
に連ねて嚴重なる要害と爲し、大手方面にも亦壘塹と塹濠とを設けたり。獨甚右衞門坂方 面に在りては、塹濠を掘鑿することなかりしといへども、尚懸崖峻坂を有するを以てその 不利を償ふことを得べかりき。その他城を距るこ... |
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相 賣女と頼母子 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第二編 |
遊女の初めて記録に見えたるは元和六年に在り。この時淺野川の下流より新川を掘鑿し、 石川郡宮腰・大野・粟ヶ崎等より直に物貨を城下に運漕し得べからしめ、因りて之を堀川 といひ、その終點... |
第五章 殖産製造 第二節 農業(中) 水内六左衞門 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
に住せる十村なり。享保中藩に請ひて同郡徳光・竹松・倉部諸村の海岸砂地を開墾せんと し、數千間の用水路を掘鑿し、十年を經て功を成すことを得、自村の民を移してこゝに居 住せしむ。藩その功を録して賞を與へんとす。六... |
第五章 殖産製造 第二節 農業(中) 鹿野源太郎 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
の水路は山中村なる水無山麓を通ぜざるべからざりしが、水無山は即ち山中温泉の源頭に 當るが故に、邑民之を掘鑿せしむるを欲せず、爲に頭強に反對せり。源太郎乃ち慰撫して 纔かに事なからしめ、三年を經たる後明治二年三... |
第五章 殖産製造 第五節 鑛業 鞍ヶ嶽金山 |
石川県立図書館/大型絵図・石川県史 石川県史 第三編 |
工に着手すること能はざりしなるべく、而して利家は翌慶長四年閏三月三日を以て薨じた りしを以て、實際その掘鑿に從事し得たるは利長の治世に屬し、利長は某年四月四日附の 書状により、定吉が先づ小姓等をして試掘せしめ... |