石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の薨後僅かに八閲月にして、己も亦早く黄泉に赴くを餘儀なくせらる。天文弘治以降兵馬
倥傯の時に會し、興亡成敗の跡恰も走馬燈の觀あるを熟知せる利家が、臨終の心事果して
如何なりしぞや。蓋し以爲く、内府家康の智と勇...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
成政の退却
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
間、あたまをそり御咄衆之内にも被二召仕一候樣にとの事に候。大納言(利家)樣其時色
々御談義被レ成、惣而成敗をせんとおもふものも、又ゆるす事も有もの也。然共第一城・
とり出などを預、留守をさせ申者の明退事は、侍...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
土民の刀劔沒收
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
仰出一候之間、在々家並に刀・わきざし・鑓・鐵炮有次第可レ出候。若かくし置において
は、後日聞出候共可二成敗一候。給人として急度令二糺明一可レ上レ之候。其上村々之長
百姓お山へ召出、せいしさせ可レ上候也。十一月...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
太田長知の死
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りしなりと。是のこと信ずるに足らざるも、婦人に關する事たりしは疑ふべからざるが如
く、象賢紀略に太田の成敗せられし後數人の女房の刑せられたるもの、亦併せ考ふべし。
後越後の國主堀秀治・新發田の城主溝口秀勝等之...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
大阪冬御陣日記
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
り一日一夜に加州金澤へ御着被レ成。中略。十月十四日、金澤を御出陣被レ成候。門出軍
神の血祭とて御馬取御成敗、其晩小松へ御著被レ成候。雨降り、川(手取川)以の外水出
しかば、夫馬數多流死也。同十五日、雨降り、小...
第六章 大聖寺藩治一斑
主殿の連累
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
山田與三太夫扶持召放。○松本仙平扶持召放。○石黒平七追放。○杉本清右衞門足輕、追
放。○杉本新七籠舍中成敗。○杉本某新七忰、籠舍中成敗。○杉本又八新七弟、越前へ追
放。○村井覺太夫主殿忰、年七歳、村田六郎右衞...
第一章 制度法規 第三節 司法
藩政初期の刑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
段またき者之儀候間可レ有二如何一之由承候。たとひほどけにて候共、爲二以來之一早々
如二申遣一可レ有二御成敗一候。惣別彼者一人に不レ限、舟之儀雖二申付候一不レ出之間
、在々之者成敗可レ仕候。』といへるが如き、實...
第五章 殖産製造 第一節 農業(上)
慶長以後の前田氏檢地
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
米相違之在所於レ有レ之者、此度遂二穿鑿一可二相究一事。一、田畠境目ふみ隱候百姓有
レ之に付ては急度可二成敗一候。若此度隱田之地有レ之者可二申顯一候。爲二褒美一隱田
之地年貢米一作分訴人に可レ遣候。其上踏隱候百...
第一章 領主及び領土
村上義明の政績
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
諱なるが如し。我等領内え、他所より米出人堅相留候。萬一かくし米入候者、聞付次第、
類親ニ相懸、可レ令二成敗一候條、成二其意一べく候。恐々謹書。周防守正月廿五日頼勝
在判湊浦〔能美郡湊村熊田氏文書〕村上頼勝下知...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
末森役に於ける長連龍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
流聞あるを以て、進撃の遂に徒勞に屬すべきを論ずるものあり、爲に逡巡して決する所な
かりき。獨り連龍は、成敗の如何に拘らず、利家の命のまゝに從ふべしどなし、手兵を率
ゐて白子濱に至りしに、戰鬪の已に終れる後なり...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
秀吉の北征宣言と利家の準備
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
肝煎に而も、急度夜中來十二日より毎日尾山へ可二相屆一候。請取を以令二算合一候。無
沙汰之在所、急度可二成敗一者也。八月五日(天正十三年)利家印大のみ(鹿島郡大呑村
)百姓中〔鹿島郡佐々波桑原氏文書〕○如二書状...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
利家渡海せんとす
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
二上置一候。歸陣候節遂二惣算用一、未進をさせ候代官は、自今以後のため、又申遣候事
共違背の間、急与可二成敗一候。後日之爲レ屆申遣もの也。天正廿九月十九日利家印今井
彦右衞門どの三輪藤兵へどの大井久兵衞どの〔拾...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長の軍令
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
義可レ爲二曲言一事。右之趣若相背、猥之作法仕者有レ之候者、誰々に不レ寄、組頭とし
て不レ及二申上一可二成敗一、贔負偏頗仕間敷候旨、組頭として誓詞を上可レ申者也。慶
長五年八月二日利長在判〔軍中雜抄〕
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長の爲人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、三壺記に一侍臣の言なりとして、利長短慮にしてその命ずる所直に之を爲さゞれば意に
滿てりとせず。喧嘩兩成敗は幕府の定むる所たりといへども、利長は理非を正して必ずし
も罰せず。人の出自に關せず、武勇あるものは之...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
出師の命利常に達す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
よらず他家衆、當家の先手へ相加り候事一切停止之事。一、喧嘩口論仕出輩有レ之ば、任
二法度之旨一双方可二成敗一。若手ヲ過者於二見逃一者、其場に有合者可レ爲二越度一事
。一、御當家對二御昵近衆一、若致二慮外一者有...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
祈禱と戒嚴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
座候ば、誰々によらず早速可二申上一候。萬一見かくし聞かくし申に付て者、此連判のも
のども可レ被レ成二御成敗一候。仍門徒中御請状如レ件。慶長拾九年十二月七日うかひ妙
嚴寺在判いゝ田乘光寺在判若山正福寺在判正ゐん...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
再度の出陣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
一他所衆、當家之先手へ相加り候事一切停止之事。一、喧嘩口論仕出輩有レ之者、任二法
度之旨一、双方共可二成敗一、若手を過す者見のがすに於ては、其場在合候者、可レ爲二
越度一事。一、御當家對二御昵近衆一、若致二慮...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
家康利常を賞す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
十四日利常の兄利政、書を江戸の生島主計に致して利常の戰績を稱し、又北堂芳春院の健
在を賀せり。利政世の成敗を度外視し、豐臣氏に應ぜず、徳川氏に仕へざりしも、尚宗家
の繁榮を悦びたりしなり。而して將軍秀忠は閏六...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
幕府加賀藩の行動を疑ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
きか。卿等事務に老いたり、請ふ各其の見る所を悉くせと。政重因りて嬰守の利あること
を主張せしが、長知は成敗を度外視して江戸に至るを得策なりとせり。利常沈吟すること
良久しくして、遂に意を決して曰く、余は長知の...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
喧嘩口論
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
粗語り傳る事共を以て考るに、御家中一体ひたすら武の強をこのみ、少口論の上はや刄傷
におよぶ。或は喧嘩兩成敗の御法に泥む者は臆病なりとそしり、若侍中刀・脇刺を買求て
はむざと手打をして腕をためし、無レ故乞食抔を...