石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
佐々成政の利家陷擠説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利家夜話によれば、成政が利家を陷擠せんとしたる計畫は、極めて愉快なる脚色を以て傳
へらる。曰く、この年七月成政は、立山山麓の...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
秀吉軍の越中進撃と成政の投降
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
坂に至り、以て富山城に肉迫す。是に於いて秀吉は呉服山上に布營し、中越廣漠の平野を
一眸の中に收めしに、成政は堅く城中に隱れ、而して秀吉も亦未だ兵を放たず、その刄に
衂ぬることなくして功果の大ならんことを欲した...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
成政の退却
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
坪井山の本營に在りし成政は、利家の既に來援して越中軍が敗衂せる状を聞き、自ら手兵
を率ゐて雌雄を一擧に決せんと欲したりき。然る...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
成政の東海道に出でたる時期
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
甫庵太閤記はかくの如く、成政が濱松に至れるを十二月四日とすれども、家忠日記には『
十二月丁卯、越中の佐々内藏助濱松へこし候。吉良信...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
菊池武勝の投降事情通説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
りて、益前田氏の勢力を加へしめたり。通説に從へば、この事天正十三年四月に在りとせ
らる。曰く、是より先成政は、富山に於いて新たに馬場を造り、その兩側に多く櫻樹を栽
ゑ、諸將を饗して之を觀覽せしめき。この日武勝...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
利家情状を秀吉に報ず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
九月四日利家使を秀吉に遣はし、成政の反状既に顯れたるを告ぐ。時に秀吉美濃に在り。
長湫の失敗以後、到底急に家康を屈服せしめ得ざるべきを知...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
成政の不成功
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
成政と家康との會見が、假令十二月四日に在りたりとするも、將た同月二十五日に在りた
りとするも、そは毫も成政...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
成政軍の末森侵入と田畑兵衞
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
成政の軍は先づ加賀方面を脅し、次いで能登方面を襲ひしも、共に何等の好果をも得る能
はざりしを以て、將に大軍...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
成政家康に會見す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
是より後成政の勢大に蹙まり、獨り南進北出の容易ならざるのみならず、若し手を束ねて
天運に委ぬる時は、中越の膏腴久し...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
秀吉の慣用戰略と成政の體度
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
なるものなりき。彼は鷄卵を摧くにも大石を用ふるを辭せず、必ず萬全を期するものにし
て、後援なく同盟なき成政に對する場合にも、尚その慣用手段たる位押しを忘却すること
なかりしかば、織田信雄・織田信包・丹羽長重・...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
救援の成功
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
日黎明前田軍は羽咋郡今濱に入りしも、敵の川尻を守るものゝ知る所とならざりき。今濱
以北兩路ありて、一は成政の本營坪井山に至り、一は末森に達すべし。村井長頼乃ち利家
に乞ひ、敵本營の不意を撃ちて之を一蹴せんとす...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
利家戰捷を秀吉に報ず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
詳かに戰捷の状を秀吉に具申し、その獲たる敵將の首級を献じたりき。この文中に、七尾
に在りし前田安勝が、成政の敗退せるに乘じ、能越の國界なる荒山城を陷れ、その城主以
下を戮したるのみならず、更に鹿島郡勝山の壘を...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
家康の外交辭令
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
こは老獪なる家康としては、頗る正直なる告白なりと言はざるべからず。若し夫れ成政
して何等か畫策する所あらば、我は一擧手一投足の勞を惜しまじといふに至りては、固よ
り當面の外交的辭令...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
成政の鷹巣攻撃
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
是に於いて成政は、前田軍の蓮沼襲撃に報いんと欲し、三月二十一日の夜、國境を超ゆる
こと一里にして河北郡鷹巣に迫り、そ...
第一章 領主及び領土
豐臣時代に於ける前田・丹羽・堀・溝口・村上諸氏
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越前北莊に移り、且つ秀勝と義明とを己の與力とせり。二人の領有する所亦丹羽氏の時に
同じ。九月秀吉、佐々成政の領越中礪波・射水・婦負三郡を奪ひて、之を前國利長に與へ
しかば、利長の前領松任四萬石は秀吉の直轄する...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
前田利家の金澤入城
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
百八十七年に亙り、北陸の中央に盤踞して、天下侯伯の首班に居るの基礎初めて成る。然
りといへども當時佐々成政の隣邦越中に在るあり、虎視眈々として我が虚に乘ぜんとせし
を以て、未だ枕を高くして眠るを許さゞりしが、...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
小牧役に於ける前田軍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。而して秀吉に對して無二の同盟たりし利家の、自ら馬を東海に進めずして金澤城に晏如
たりしは、越中の佐々成政を監視するの任務を帶びたるによる。蓋し成政の父祖は尾州春
日井郡比良の城主たり。されば身を微賤に起した...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
前田氏の配備と末森城
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
成政が利家の警戒を怠らしむるが爲に、果して前述の如き奇計を用ひたりしや否やは、今
暫らく措き、東海道に於け...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
佐々氏側の配備
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
荒山を以て遙かに七尾城に對せしめ、神保安藝守氏張の家司袋井隼人を置き、守山城には
氏張及びその子にして成政の女壻たる清十郎氏興あり。而して成政は、自ら富山城に居り
て四方に命令せり。
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
末森城攻圍戰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
成政は坪井山に至りて之を本營とし、先づ神保氏張父子を將として川尻に陣せしめ、以て
利家の金澤より來援するあ...