石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
儀なくせらる。天文弘治以降兵馬倥傯の時に會し、興亡成敗の跡恰も走馬燈の觀あるを熟
知せる利家が、臨終の心事果して如何なりしぞや。蓋し以爲く、内府家康の智と勇と忍耐
と幸運と、天下誰か能く之と比肩すべき。如かず...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長の疾病再發と訓諭
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
べきととを教へ、その臣僚に與へたる書にも、亦幕府の法規に遵ふを第一の信條とすべし
と戒めたりき。利長が心事の那邊に存したりやは、是によりて知るを得べし。この書、前
人或は利長の之を手書したるは慶長十六年五月十...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利長の利常に與へたる書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
差越候。雖二不レ及レ申候一、萬端御所樣被二仰出一守二御置目一、諸事家中仕置朝暮無
二油斷一可レ被レ懸レ心事肝要候。將又其方之儀者不レ混二自餘一、偏奉レ對二將軍樣一
可レ糺二奉公之忠一身上之儀候間、成二其意一尤...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
南坊の心事
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
南坊はその信仰を固執せんが爲に、遂に波濤萬里を超えたる異境に配流せらるゝに至りた
りしが、かくても尚彼...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
豐臣民の援を求めたる時期
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
間に馳驅する能はず。况や既に致仕して手兵幾くも存することなく、當主利常も亦將軍の
女壻たるが故に、その心事必ずしも測る可からずと應へたりといへり。この事或は信じ得
べしといへども、尚之を證すべき確實の文献を發...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
大阪方尚秋波を送る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
とする時に際したるを以て、その葬儀に參列し得ざるを恨むといひしが如き、辭令の極め
て慇懃なりしものその心事の何れにあるかを察すべきなり。内々罷下候て可二申上一候と
奉レ存候へども、俄爲二御使一駿河・江戸へ罷下...
第四章 加賀藩治停頓期 第三節 風教作振
高田善藏の忠義
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
森の露ぞかなしき』といへるもの、豫め決意の牢乎たりしを知るべく、更にその母に與へ
たる遺書に於いて彼が心事を忖度すべし。藩乃ち同月十五日八半時を以て、死を竹田氏邸
の庭上に賜はれり。