石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
寺島藏人の建議と處罰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
るべけんや。抑國家を保つ者は、民の服すると服せざるとによりて榮辱を別つといへり。
先侯の疾に罹りし時、庶民或は遂に起つ能はざらんことを憂へ、日々白山比咩神社に詣で
ゝ平癒を禱る者ありしに、近臣之を知りて先侯に...
第一章 制度法規 第三節 司法
庶民の連座法
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
犯人の罪状重大なる時は、刑をその子に及ぼすことあり、之を連座と稱す。先づ庶民即ち
名字持ならざるものゝ連座法を案ずるに、前田利常施治の中頃よりは未だ曾て死刑者の男
子を助命せしめし...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
老臣の藩治振興策
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
山山城守隆章・前田美作守孝本・長又三郎連弘・奧村内膳惇叙、藩侯齊泰に上書して曰く
、今や國用足らずして庶民を窮苦の中に救ふこと能はず。然りといへども、今日の凶荒に
當りて之を救ふこと能はずんば、廉耻益亡びて譎...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
將士の行賞と戰死者の供養
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
百石を寄進し、商人越前屋孫兵衞・平野屋半助・越前屋二郎兵衞をして之を管理せしめ、
年々四割の利子を以て庶民に貸附し、その一割を三人の手數料に充つるの外、三拾石は之
を寳寺に與へて陣亡者の供養を行はしむるの制を...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
伊勢踊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
藩侯の觀覽に供し、歸路士大夫の邸を巡歴したりき。後士人も亦之に倣ふものあるに至り
しかば、能登・越中の庶民群至して觀覽せり。これ等の中、城内より邌り出だせる一隊は
扮裝最も華美を極め、先頭には白銀の棒と黄金の...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
凶歉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に達すること數日なりき。幸にしてこの年收穫極めて豐饒にして、歳末には五斗の價九匁
に下落したるを以て、庶民初めて蘇生の思を爲せりといへり。
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
養老の制
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
翌十年綱紀又養老の制を布き、庶民齡九十歳に達するときは、資産の貧富に拘らず之に扶
持米を給し、以てその天壽を全からしむると共に、子孫を...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
府庫の匱乏と儉約勵行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。綱紀之を可かず、自ら老中等に會見して曰く、藩にして若し強ひて命に應ぜざるべから
ずとせば、勢ひこれを庶民に賦課するか、或は士人の食祿を借らざるを得ずといへども、
かくの如きは我が祖宗の決して爲さゞりし所なる...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
士人の救濟徹底せず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の藩士に比して收人の頗る多かりしに拘らず、尚藩末に至るまで窮乏の域を脱する能はざ
りしが、これに反して庶民の貧苦に陷り流離せるものを救助する社會政策は、殆ど比類を
見ざるまでに能く行はれて、荻生徂徠をしてその...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
治脩時代の借知と貧民の蜂起
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を停止する能はず、爾後毎乍之を繼續せしかば、獨諸士をして困窮に陷らしめたるのみな
らず、その影響する所庶民も亦市況の不振を歎ずるに至り、偶物價騰貴して彼等の生活を
脅威したりしかば、六年正月十六日城下堀川の住...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
金澤城の罹災
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に罹りしことは、齊廣の緊縮方針を妨ぐること極めて大なりしも、恰も經濟界の膨脹時代
に當れるを以て、臣僚庶民爭ひて金穀木材を献じ、以て速かに復興を遂げんことを希ひた
りき。齊廣江戸に在りて之を聞き、教を老臣に下...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
齊廣と能樂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
〔野尻次郎左衞門直啓作開口〕次いで同年閏二月十日・十三日・十六日・十九日・廿二日
の五日間、又諸臣及び庶民を召して能樂の陪覽を許せり。這次の興行は御慰能と稱するも
のにして、齊廣自ら老松小書紅梅殿・耶鄲・實盛...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
妙義芝居
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、神社の境内が町奉行の周旋によりて使用せらるゝに至りたるを憤り、神職の舊惡を摘發
して閉門を命じ、以て庶民をしてこゝに出入する能はざらしめしかば、演劇も亦隨つて行
はれざることゝなり、興行主綿津屋政右衞門は全...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
盆正月
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この頃藩侯の襲封・昇官又は嗣子誕生の如き嘉儀あるに際し、城下の庶民をして祝意を表
せしむるを盆正月といへり。蓋し盂蘭盆と正月との歡樂を一時に盡くすの意なるべし。盆
正月を...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
賭博
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
門以下十七人は閉門の後減知せられ、足輕田中喜太夫も亦扶持を召放されたりき。諸士の
濫行此の如しとせば、庶民中に禁を侵しゝものゝ多かりしこと固より推察し得べきなり。
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
藩の財政状態と仕法調達銀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
達銀を以てせんとす。此の法たる上に益ありて下亦利する所少からず。思ふに一撃兩得の
良策とすべきが故に、庶民皆奮つて賛助せざるべからずと。而も藩の所謂仕法調達銀なる
ものは、實は舊來行はれたる取除(トリノキ)頼...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
借知と用銀徴發
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
め、遞次増加して知行三千石以上の者には百石毎に十八石を徴することゝせり。加之なら
ず三月二十八日領内の庶民に五千貫目の用銀を五ヶ年間に上納すべき命を發したりしに、
坊間當局を非難する聲囂然として起り、奸商等そ...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
災後の賑恤
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
民を保護せしめき。因りて諸奉行に諭して曰く、今救荒の政を布かんが爲に、卿等を各所
に分遣す。卿等宜しく庶民の爲に心力を盡くし、以て飢餓に陷らしむることなかるべし。
凡そ事は大小となく便宜に隨ひて處決し、敢へて...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
天保の徳政
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
借上げ、而して之に因りて當然家政の逼迫を増加すべき士人及び士人の債務不履行に因り
て損害を受くべき一般庶民を救濟せんが爲に、翌七月令して、町民の負債は凡べて無利子
となし、既に利子を支拂ひたるものは元本を返濟...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
參覲延期と復元御潤色
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
とを允し給へり。故に余頃者稍閑を得て心を政事に專らにし、先侯齊廣が偉績を追考して
、その士風を正しくし庶民を安んぜんとし給ひし深意を知り得たり。蓋し先侯が有爲の志
を抱きて特に教諭局を開き、能吏を會して政事の...