石川県立図書館/大型絵図・石川県史

本文テキスト検索結果
 
ソート機能:
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
大阪城の修築
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て大阪城を修築せしめしを以て、利常は本多政重・横山長知二人をしてその役を督せしめ
き。既にして工竣るや幕吏之を檢して、前田氏の築く所石壁に凹所あるを理由として改め
作らしめんとせり。長知乃ち幕吏に謂つて曰く、...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の善後策
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
右に布く。冀はくは殿下齊泰の苦衷を憐み、その異心なきを諒察せられんことをと。次い
で五日、齊泰は在京の幕吏に對し謝罪の爲上京の許可を請ひ、且つ若しその請の許さるゝ
ときは宜しく速かに途に就くを欲すといへども、...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
降人の交付
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
正月二十九日拂曉、甚七郎等諸般の準備を整へて幕吏の至るを待つ。この日各寺院の門前
には竹柵を結びて出入を停め、福井・彦根・小濱三藩之を警戒し、その鎗を...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高の卒去
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かくて一門の繁榮、前途益刮目して見るべきものあらんとせしに、翌々正保二年四月五日
老中酒井忠勝以下幕吏數人を江戸の辰口邸に招き饗せしとき、宴半ばにして光高は卒倒せ
しまゝ卒し、人をして眞に皇天の無情なるを...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
幕吏地理を知らず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
首・風嵐の名の最も著しかりしが故に、遂に誤りて牛首何ヶ村・風嵐何ヶ村なりと思惟す
るに至りしなるべく、幕吏がこの重大事件を解決するに當りて深くその地理をすら研究す
ることなかりし辻濶を見るべし。後果して豐前守...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
府庫の匱乏と儉約勵行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
代償を年賦償還とすべきことに定めたりといへども、後幾くもなく彼等の中に一時仕拂を
切望するものを生じ、幕吏に請託し、綱紀に告げてその賠償を速かならしめんとせり。綱
紀之を可かず、自ら老中等に會見して曰く、藩に...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
外國貿易説 其一
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
弘化・嘉永の頃、加賀藩の留守居役某幕吏と會談せしことあり。時に幕吏問ひて曰く、貴
藩宮腰の商人に錢屋五兵衞といふ者ありて、外國貿易を爲せりと...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
浪士加賀藩の軍門に降す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の軍議を開くや、主戰・降服二樣の論頗る紛々たるものありて、山國兵部等は、若し彼等
にして降伏するときは幕吏が必ず刀鑊を以て之に臨むべきを以て、寧ろ死を決して諸藩と
戰ひ、幸にして生存し得たるものあらば直に長藩...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
南坊等の長崎滯在
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
中に在りて名士の第一に屈指せらるゝものなりき。その後南坊の一族は、東上町鳥の羽屋
敷に拘置せられしが、幕吏間宮權左衞門の下向するに及び、内藤徳庵と共に南蠻遠流を命
ぜられ、遂に唐船造の船舶に搭して、浦五島町の...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
隱忍韜晦を藩是とす
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
レ存候。』といへるによりて知るべし。然りといへども大坂の役後、利常何の見る所あり
て陰謀を企圖せんや。幕吏の他を強ふるも亦甚だしといふべきなり。而して是より後加賀
藩は隱忍韜晦を以て終始一貫せる藩是となしたる...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
鋭鋒時に露はる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
如く、その鋭鋒時に突如として露るゝことなきにあらざりき。初め利常に異圖ありとの流
言府下に行はれし時、幕吏頗る之を危疑せしに、井伊直孝獨揚言して、萬一前田氏にして
反旗を飜さば、余をして之が討伐の任に當らしめ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
加藤藤兵衞の末路
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
するの事業に著手せしが、その費莫大にして支ふる能はざるに至りしかば、私に貢米を割
きて之に當てたりき。幕吏乃ちその罪を正さんと欲し、藤兵衞を逮捕せんとせしに、延寳
元年藤兵衞は逃走してその所在を晦ませり。是を...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
幕府の裁決
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、乃ち前田氏が高野山天徳院の大檀那たる關係によりて、金剛峰寺の勢力に倚頼するに至
りたるが如く、隨つて幕吏も亦双方の面目を傷つけざらんことを欲し、前に言へるが如き
判決を與へしなりと思はる。
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
御前岳及び別山平泉寺の管轄に歸す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
麓牛首・風嵐領との境界、及びその入會權に關しては頗る不明瞭の點多く、紛擾尚絶ゆる
ことなかりしを以て、幕吏内山七兵衞は享保十六年六月十二日江戸を發足して親しく論地
の視察を遂げ、その報告に基づきて翌十七年三月...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
一柳直興の禁錮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
内寵多く淫行盛なりとの風聞ありしを以てなり。綱紀幕府の命を得て、藩臣淺井政右等を
評定所に派し、直興を幕吏より受けしめき。直興時に四十一歳、擧止度を失はず、大に藩
臣をしてその平靜常に異ならざるを嘆稱せしめた...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
高山屯戍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、而して伊左衞門は更に之を加賀藩に交付すべしとせり。然るに加賀藩にありては出張の
準備已に整ひたるも、幕吏は尚その途に上らざりしを以て伊左衞門に督促して授受の期を
定めしめ、九月十日綱紀は總將永井正良等に軍令...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧鎖港の決行を促す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。是に因りて慶寧の志益堅く、六月五日遂に自ら閣老水野和泉守忠精に至りて建白書を呈
し、以て鎖港の決行を幕吏に促せり。その書に曰く、頃者處士横議し、往々天下の法憲を
犯し、敢へて殺戮を擅にするが如きは、その罪決...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
加賀藩と幕吏との交渉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
初め長藩士の大坂に集合するや、幕府は加賀藩をして伏見の警衞に從はしめんとせしに、
加賀藩の之を辭したる...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
加賀藩の努力
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
敢へてしたるを見るに及び、加賀藩の幕府を信頼するの念漸く薄からざるを得ざりき。南
越從軍の我が將帥が屢幕吏に論難抗辯し、監軍附屬の士石黒堅三郎の手記に彼等を目して
奸吏と書したる如きは、皆この思想の發露たるに...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
齊泰の豹變せる理由
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の西上を企て、各藩が南越に之を防止せんとしたるに際し、餘りにその非力無能なるを暴
露したるのみならず、幕吏の浪士を罰したる體度も亦全く常軌を逸したるを見、この幕府
と諸侯との弱兵羸卒が、士氣欝勃たる長藩と干戈...