石川県立図書館/大型絵図・石川県史

本文テキスト検索結果
 
ソート機能:
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
湯治と山中温泉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
行ひしことは間々行はれ、利家の如きも亦遠く上州草津温泉に浴せしことあり。而して藩
内に在りては、加賀の山中温泉・山代温泉、能登の涌浦温泉最も著れたりき。就中山中は
、文明五年蓮如がこゝに浴したるを初見とし、前田氏...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
那谷寺と山中温泉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
芭蕉は、小松を出でたる後那谷寺の觀音を拜して、『石山の石より白し秋の風』と即興の
吟を試み、山中温泉に浴して、『山中や菊は手折らぬ湯の匂』と感歎せり。山中の句は芭
蕉眞蹟拾遺に『菊は手折らじ』に作らる。...
第五章 殖産製造 第二節 農業(中)
鹿野源太郎
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の困難なること名状すべからず。特にその水路は山中村なる水無山麓を通ぜざるべからざ
りしが、水無山は即ち山中温泉の源頭に當るが故に、邑民之を掘鑿せしむるを欲せず、爲
に頭強に反對せり。源太郎乃ち慰撫して纔かに事なか...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
山代温泉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
山代温泉も亦山中温泉と同じく、その發見利用せられたることは甚だ古かるべしといへど
も、文献に見えたるは今枝家譜に『正保四年...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
一門の風騷
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
慶應三年六月廿三日歿。享年不詳。殊に一女ちかに至りては春湖・柳年を師として略その
堂に入り、後病を得て山中温泉に在るや、日夕吟嘯を樂とせり。文久二年六月廿九日歿。
享年二十三。一門の風騷此くの如く盛なるものありし...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
金子雋
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
于闔國一。先人壯歳嘗遊二此地一。創二集義堂一以教二授城中子弟一。去レ今殆五十餘年
矣。友人蘭涯偶浴二于山中温泉一。歸路過二小松一。繋留數日。詩客韻士絡繹訪問。無二
復虚日一。已還。彙二其詩一爲レ卷。名曰二風咏詩草...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
坂井茂喬
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
に通じ、嘗て藩校の會頭代たり。その詩才に於いては草鹿元隆・樫田命眞と並び稱せらる
。梅屋詩集の著あり。山中温泉靈泉使三容會二多方一。送迎往來日々忙。人屋管絃潮二瑞
氣一。梵樓鐘磬靄二斜陽一。消痾自有連湯燠。保壽寧...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
泉屋又兵衞 桃妖
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
山中温泉の浴樓に泉屋又兵衞といひしものあり。諱は武矩、長谷部氏又は長氏を冐す。洛
の貞室曾て一面の琵琶を得たり...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
北枝
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
し、隨つて俳道の蘊奧を極めんと欲する意の熾なること、能く他人の及ぶ所にあらず。さ
れば元祿二年、芭蕉の山中温泉に在りしとき、北枝は師に質したる事項を編して山中問答
といひ、五年附方八方自他傳を記して芭蕉の校閲を得...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
句空
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を編み、十三年艸庵集を出し、寶永元年更に干網集を撰して、地方俳界の爲に氣を吐けり
。正徳二年水無月句空山中温泉に浴す。門下の文志・知角・十九・折青・垠之・百水・松
柳・也水は柳陰軒に集り、上湯を祀せん爲に俳諧の連...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
素然
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
も左近ともいへ雪の竹』『三日月や唐黍の葉にかゝる時』等の吟あり。後支考、越前の伯
兎・昨嚢を拉し來りて山中温泉に澡浴し、金澤より北枝を招きて雅會を開かんとせしに、
北枝は事に妨げられて赴く能はず。乃ち湯見舞の文を...
第三章 學事宗教 第八節 科學
伊藤克孝
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
二年亦加俸を得て十五俵を受け、文化六年正月五十二歳を以て歿す。克孝の門人等寛政十
一年算題十二章の額を山中温泉藥師堂に奉納す。今存せず。
第四章 美術工藝 第二節 陶磁
吉田屋傳右衞門
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を復せんとの意あり。偶平戸の平助及び八幡の儀兵衞共にこゝに在りて製陶の事に從ひし
が、意氣相投じ、遂に山中温泉に浴し、傍ら九谷の遺蹟を探りて再興の方法を議したりき
。一夕三人妓を聘して遊ぶ。時に傳右衞門もこの旅館...