石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 殖産製造 第四節 林業
小塚藤十郎の自記
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
秀得其職(小塚藤十郎)に有し時、封内(大聖寺藩)の松次第に薄くなることをなげきて
、越前の松の植樣を尋問して、封内の山々男松を多くせんと欲...
第一章 制度法規 第三節 司法
窃盜の死刑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
したる後追放するを可とすと指令せられたるが如きもの即ち是なり。此等疵付追放となり
たる小賊にして、再び封内に入り窃盜を爲したる時は、固より直に死刑に處せられ、封内
に入るも罪を犯さゞるときは再び追放し、若し赦...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
丁銀豆板銀の通用
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
かく封内通用の金銀貨は、前田利家以來常に銀座の發行する所なりしが、綱紀の寛文七年
に至り、幕府鑄造の丁銀・豆板...
第一章 制度法規 第三節 司法
累犯者の死刑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
窃盜犯によりて御領國追放に處せられし者、歸國して窃盜せしを以て三ヶ所御構追放を命
ぜしが、幾くもなく復封内に入りて窃盜せり。依りて公事場奉行は、法令に照らして斬せ
んことを稟請せしが、時恰も將軍徳川家宣の一周...
第三章 學事宗教 第二節 漢學(上)
前田綱紀の紹述
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
け、その晏息の處なる江戸の育徳園に優游し、禮を厚くして學士を待てり。是に於いて異
才の士諸方より集り、封内の文物亦彬々として盛に、絃誦の聲日夜絶えざるに至る。即ち
萬治三年木下順庵は京都に在りて加賀藩の祿を受...
第三章 學事宗教 第九節 兵學
河野通義
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
り、弘化三四年には主家に勸め江戸浪人松下健作を聘して大炮三門を鑄造せしめ、通義そ
の事を幹す。嘉永三年封内海岸に臺場を築造するの議ありしとき、通義は藩の諮訽に應じ
て献替せり。當時外舶漸く我が國の近海を遊弋せ...
第三章 學事宗教 第十節 佛教
妙成寺の定書發布
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
寶永四年三月廿四日妙成寺の主僧日體は、領内日蓮宗の寺院に對して定書を發布せり。こ
れ妙成寺が封内の觸頭たりしが故にして、その内容は、近時一致派と勝劣派と和睦したる
を以て、今後自讃他毀を避くべしとな...
第四章 美術工藝 第一節 繪畫
久隅守景
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
りに他の需に應ずるものにあらず。是を以て故らに彼をして貧ならしめしのみ。今や既に
烏兎を經、その畫必ず封内に多かるべしと。依りて厚祿を給して平生の勞に報ゆといへり
。この譯實に先に掲ぐる所の守信に對するものと...
第四章 美術工藝 第二節 陶磁
古九谷窯の廢絶
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
しかば、乃ち盡く之を返送し、この年更に肥前伊萬里の工人に命じて作らしめたりといふ
ことありて、當時年々封内に於いて製作したる刀劍・蒔繪等を他に進物としたるに拘らず
、獨陶器のみその製作を京都若しくは肥前に命じ...
第五章 殖産製造 第一節 農業(上)
村上頼勝の檢地
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能美郡の領主村上周防守頼勝の如きは、天正十九年に於いて尚秀吉の法に據らず、その獨
自の標準を以て檢地を封内に行ひたるを見る。以下の計算は凡べて五捨六入の法に據る。
加賀國能美郡内長田村檢地帳(表紙)加賀國能美...
第五章 殖産製造 第七節 製織
小松附近の製絹
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
石川・河北二郡にも多數の製絹業者ありしことは、之を第一編に述べたるが如く、慶長三
年六月三日前田利長が封内に於ける織物の尺度を定め、絹は長さ京尺二丈五尺、布は京尺
二丈八尺、幅は並びに舊の如くし、七月以後この...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
金澤以外の銀座
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
金澤の外、封内各地にも亦銀座を設置して、地方に通用する貨幣の眞贋を鑑定せしめ、他
國の金銀引替を爲し、贋造貨幣の防止...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
灰吹銀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
寛永七年加賀藩に於いて灰吹(ハイフキ)銀を製せしめ、從來封内に通用したる極印銀に交
へて之を通用せしめき。灰吹銀は俗にこまがねと稱し、又きりかねともいへり。この銀...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
本位貨幣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
上記の如く、封内の通貨は慶長の頃より多く銀貨を用ひ、次いで幕府の發行する丁銀・豆
板銀を使用したるが故に、物價も亦銀貨...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
錢貨
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
賀藩より、幕府の法に從ひ、鐚錢の中甚だしき惡貨に非ざる限りは、之を選擇して通用を
妨ぐべからざることを封内に諭したることあり。同年六月又小賣の酒肴・青物・菓物・炭
薪の賣買には錢貨を用ふべく、その他の商業にも...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
錢貨の實際流通
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
貨に關して屢布達する所ありしといへども、こは單に幕府の意を禀けて之を下達したるに
止り、事實に於いては封内に於いて吹立たる灰吹銀の切かねを以て小額の取引に當て、若
しくは上代よりの慣習に隨ひて、米穀等を交換の...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
町會所發行の預錢手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
預銀手形の外、別に預錢手形といふものあり。文政八年六月封内に錢貨尠くして融通の便
を缺きしを以て、金澤町會所に於いて御算用場の加印を得之を發行したるを初とし、一...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
兩替商發行の預錢手形
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
天保四年以降封内に飢饉あり、七八年に至りて最も甚だしく、錢貨の相場漸く上昇して、
預銀手形百目に對し錢六貫文餘となる。...
第六章 經濟交通 第二節 物價
享保の米價變動
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
甚だしく、七月二十日遂に一石銀二百三十目に達し、實に前古未曾有のことなりと稱せら
れき。然るに十四年、封内風水の害甚だしく、減收四十五萬二千石に上れるに拘らず、米
價は非常に低下して、一石銀二十八匁六分となり...