石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 學事宗教 第六節 俳諧
千代
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の作は各撰集の採録する所となり、風交大に開け、京に上り伊勢に遊びて乙由を訪ひたる
こともありけるなり。寶暦四年千代齡既に五十二に達し、乃ち髮を剃りて尼となり素園と
號す。『髮をゆふ手の隙明けて炬燵かな』と吟じ...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
極度の衰廢と藩の合力
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
次いで元文・寛保・延享・寛延を經て寶暦に至るときは、刀工の衰廢極度に達し、他業に
轉ずるもの續出し、纔かに家職を維持するものも糊口に窮したる...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀札の停止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
段、心外之至に候。依レ之神保縫殿右衞門を以、委細申遣候事に候。各嘸可レ爲二辛勞一
候。以上。六月朔日(寳暦六年)中將(重教)本多安房守殿〔袖裏雜記〕○家中之人々勝
手甚及二困窮一候處、近年打續不時入用等に而難...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
希因
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發句集を暮柳集といふ。明和三年男後川の撰する所なり。その追悼集に石の聲あり、又こ
とばの露あり。前者は寶暦元年陰曹散人大阜の撰ずる所。後者は天明三年三十三回忌の爲
に後川の著したる所にして六年に刊行せらる。又...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
陀羅尼系
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國平━━━━━━━━━━━━━━━━┳━國平━━━━━━━━━國平━━━━━━┓
┃代享保十七年歿┃代寶暦八年歿代安永六年歿┃┃┃┃┃┃四郎兵衞、國平吉兵衞養子┃
┃┗━家忠┃┃享保頃┃┃┃┃┏━━━━━━━...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
紙幣
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紙幣の加賀藩に發行せられたるは、第十七世前田重教の時に初まり、寶暦五年七月朔日正
銀通用を停止して銀札遣とせるもの即ち是にして、素より財政紊亂の極正貨の缺乏したる
結果に...
第六章 經濟交通 第一節 貨幣
銀札の發行
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二銀五十枚一、以可レ給二犯人之家財一也。』と記せり。後一匁以下の小札なくして不便
を感じたりしを以て、寶暦六年六月七日更に五分札を加へたりき。寶暦發行加賀藩銀鈔男
爵前田直行氏藏寶曆発行加賀藩銀鈔...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
座頭
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
つ施物を受くるが爲に、座頭二人以上の同行すべからざることを規定して、檢校連名の請
書を徴したりしが、後寶暦元年檢校等、先の享保の上書に不備の點ありしとて改定を申請
し、以て永世の規範とせり。於二御當地一座頭並...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
闌更
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
歳の時に當り、千代の物故は五十歳、麥水の遠逝は五十八歳に當る。故に闌更は略麥水と
同時の人にして、夙く寶暦の頃より多數の書册を出せりといへども、その京に上りて名を
爲せるは麥水の滅後に在りとす。闌更姓は高桑、...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
既白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
既白は闌更と最も親交ありし人なり。寶暦九年の菰一重、十年の破れ笠、十一年の夕日烏
は皆既白の著とせらるゝものにして、菰一重は、既白が松島・象...
第四章 美術工藝 第八節 鏤工
水野氏
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白銀職裁許を命ぜられ、寛文七年歿す。次いで三代源次は元祿六年歿し、四代源次は享保
四年歿し、五世源次は寶暦元年歿し、六代源次は寶暦三年歿す。六代源次子なく、その弟
を養ひて七代源次とせしが、安永七年を以て祀を...
第四章 美術工藝 第八節 鏤工
水野支家
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白銀職となり、貞享四年家を繼ぎて元文二年に歿し、三代源六多光は享保九年白銀職とな
り、元文二年家を繼ぎ寶暦十年歿す。多光は當時の良工にして、寶歴元年桑村克久・後藤
久清と共に北野神社寄進の太刀に裝具を施せり。...
第五章 殖産製造 第五節 鑛業
寶達金山の餘勢
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故に、寶達金坑が復興せしことの左劵とすべきものなり。當時金坑の經營は、再び藩の手
を離れたりしが如く、寶暦十四年の調書に據れば、寶達金山は元祿六年に金澤の町人泉屋
傳左衞門といふ者山師たりしも、何れの年より彼...
石川縣史 目次
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九頁金箔請賣所看板九〇六頁―九〇七頁小松絹方預手形九二二頁―九二三頁加賀藩産物番
附九三二頁―九三三頁寶暦發行加賀藩銀鈔九七八頁―九七九頁加賀藩銀札及び錢札九八四
頁―九八五頁金澤商人番附一〇〇二頁―一〇〇三...
第一章 制度法規 第三節 司法
刑の裁量
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は一も之を行ふに至らず。次いで寛政三年、刑の裁量は宜しく寛延以前の例に據り、止む
を得ざる場合の外は、寶暦以後の例を準用すべからずと定めたりき。...
第二章 儀式慣習 第二節 風俗
藤内
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
にして、自ら差別あり。城下の郊外に藤内頭仁藏と三右衞門とあり。加賀・能登二國に亙
る藤内を統ぶ。藤内は寶暦中に於いて千戸を數へたりといひ、その職務は、公事場・算用
場・町會所に於ける囚人に關する事を掌り、或は...
第三章 學事宗教 第二節 漢學(上)
闇齋派 古學派 徂徠派 折衷派
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
より小説稗史に及ぶ。その群書を綜覽して博識宏通するを以て、國卿横山隆達大に之を尊
信せり。次いで寛延・寶暦の際、深山安良の家を擧げて中越より金澤に移るありき。安良
博覽強記、天性特に詩に長じ、格調雄偉構想雅馴...
第三章 學事宗教 第二節 漢學(上)
詩風の變遷
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
は取舍の議なきにあらざりしといへども、今日より之を觀れば彼が先見の明實に賞讃する
に餘ありといふべし。寶暦の頃に至り深山安良あり。その作る所莊典を尚ばず、力めて贍
麗豐蔚、朱明の格調を襲蹈す。一時藝苑の士翕然...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
大地昌言
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して、人に下らざること徂徠と相匹す、而してその推稱すること此くの如し。昌言亦文豪
なるかな。その遠逝は寳暦三年に在り、享年六十一。門人印牧直道・加藤惟寅等、その詩
文を輯して奚疑齋遺稿三卷となす。育王山賦育王...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
中村忠直 中村佺安
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忠直、字は正伯、白峰と號す。浪華の人。享保十一年徴されて侍醫となる。岐黄の道に精
熟し、傍ら詩を好む。寳暦元年職を辭して去る。その子名は佺安、亦詩を嗜む。送三晁粹
夫山孟明之二東江一離歌一曲入二琵琶一。他日白...