石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
五箇山配流
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
延は人持組に班し、八千石を領するものなり。次いで朝元の家財を闕所を附し、その家族
は親類に責附せられ、寛延元年四月十八日朝元を金澤より出發せしめて、五箇山の内祖山
村に移せり。内藏允へ可二申渡一趣。護國院(吉...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
眞如院の死亡
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
身禁錮することゝせり。而も當時眞如院の病重くして居を移す能はず、舊の如く金谷殿の
廣式縮所に置きしに、寛延二年二月十五日四十三歳を以て死せり。これ長瀬五郎右衞門が
諭して縊死せしめしなり。今の尾山神社の北方に...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
雲蝶
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
雲蝶は俳僧なり、伊勢の産。寛延二年雲蝶『荻の戸や雁に渡して笠の風』と吟じて草庵を
出で、越前より加賀に入り、桃妖を山中に訪ひ、千代に...
第四章 美術工藝 第三節 描金
五十嵐喜三郎系
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
儀、蒔繪細工仕罷在候處、大應院樣(前田宗辰)御代、江戸御參勤御土産等蒔繪御用被二
仰付一相勤罷在候所、寛延三年十二月病死仕候。〔描金事歴〕こは喜三郎家の由緒の一部
分なり。こゝに言ふ道甫は喜三郎道甫にして、本...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
親王の妃となり、永君は後櫻町天皇の中宮となる。榮君元文元年八月二十七日從三位に叙
し、名を利子と改め、寛延元年十二月六日五十六歳を以て薨ぜり。
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
朝元の自殺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
朝元の五箇山に流謫せられたるは寛延元年四月に在りしが、彼はその年九月十二日に於い
て縮所内に自殺したりき。享年四十六。葢し一は玄冬幽囚の...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
眞如院
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て女總姫は富山侯前田利幸の室となり、楊姫は未だ嫁せず、益姫は早世なり。朝元の五箇
山に謫せられたる後、寛延元年六月二十一日眞如院、八十五郎を伴ひて江戸を發す。これ
八十五郎が執政村井主膳長堅の嗣子たるべきこと...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
淺尾の最期
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
淺尾は前に言へる如く、朝元邸側の御貸小屋に禁錮せられたりしが、藩は寛延二年十月二
十一日毛利總次郎を遣はして窃かに殺害せしめ、武田杢左衞門・牧彦左衞門これを檢屍せ
り。稗史に...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
眞如院の子女
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
眞如院の生める利和は江戸に在りしが、藩は寛延二年二月六日病羸と稱して金澤に歸住せ
しむべきことを幕府に請ひ、次いで四月二日江戸を發し、十三日金澤に...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
宗辰の病状
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
澤に於いて蟄居中なりし大槻朝元一派の陰謀によると解せしものなきにあらざりしが如く
、大野木克寛日記にも寛延元年七月十九日の條に、是より先本郷邸に於いて置毒の陰謀發
覺したるごとを述べたる後、『先君大應公(宗辰...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
前田重凞の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
二月四日加賀守と改め、同月十九日將軍家重の偏諱を賜ひて重凞と改め、正四位下左近衞
權少將に進む。次いで寛延元年十二月二十一日左近衞權中將となり、寳暦三年四月八日享
年二十五歳にして江戸に卒し、十二日發喪、諡し...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
重凞夫人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
重凞夫人は高松侯松平頼泰の女長姫なり。寛延元年六月婚約し、未だ入輿せずして重凞の易
簀に會す。後に剃髮して鎌倉の英勝寺に入れり。
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
前田重靖の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
善良院。重靖享保二十年十一月八日金澤に生まれ、童名を嘉三郎といひ、延享四年五月十
一日諱を利見と稱す。寛延二年三月初めて江戸に出で、寳暦元年十二月二十八日將軍家重
に謁し、從五位下上總介に叙任す。三年四月七日...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
重凞時代の儉約
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に何等の効を奏せざりしのみならず、時弊滔々として上下に浸染し、藩侯の號令すら頗る
徹底せざりしことは、寛延三年十月二十八日重凞の訓諭に、我が藩の士風が日に月に消耗
廢頽するを歎き、自暴自棄の徒多く佚遊宴樂を事...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
富突の流行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
る慾望の増長する時、恒に一攫千金を夢想する投機心の勃興を見る。富突の盛に起りしも
の亦實に之が爲なり。寛延三年四月町奉行青地彌四郎蕃宣が執政奧村丹後守修古に提出せ
る稟請書に、近時能登に於ける幕府領及び富山藩...
第六章 大聖寺藩治一斑
第五世利道
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
延享二年二月に至り初めて將軍吉宗に謁したりき。四年十二月十九日利道從五位下に叙し
、壹岐守に任ぜられ、寛延二年五月初めて入部し、三年四月二十五日備後守と稱し、寳暦
四年十二月十八日從四位下に陞る。次いで安永七...
第一章 制度法規 第三節 司法
刑の裁量
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
することあるべしと布告したるに止り、他の刑罰は一も之を行ふに至らず。次いで寛政三
年、刑の裁量は宜しく寛延以前の例に據り、止むを得ざる場合の外は、寶暦以後の例を準
用すべからずと定めたりき。
第一章 制度法規 第三節 司法
累犯者の死刑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
赦あるも死刑とすべきことを宣告せり。是に至りて禁牢三回にして尚助命せらるゝことあ
るの例を開く。しかも寛延元年には、越中戸出村出生の乞丐與三右衞門といふもの、窃盜
三回に及びたるを以て斬に處せり。次いで天明六...
第一章 制度法規 第三節 司法
里子
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
へて町方借屋に住せしめき。期間は概ね二年より五年に及び、特に精勤なるものは刑期を
減ぜらる。前田重凞の寛延中に至り、里子を廢して禁牢に代へ、里子二年に當る者は禁牢
四五ヶ月に當つることゝせり。
第一章 制度法規 第三節 司法
足輕の連座法
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
數の男子を連座せしめざるべからざるが故に、父の罪に對する刑の裁量に就きて臨機の處
置を採りしことあり。寛延二年足輕林市左衞門が斬刑に當る罪を犯しゝ時、その男子三人
を連座せしむるに忍びずとなし、父を三ヶ所御構...