石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
山崎孝之の建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
可レ失二機會一。殊に春來薄雪こそ天幸、速に精兵御引率、天機御伺として萬藩の意外へ
出、御尊躰を以禁闕御守護、猶東西和解之御周旋、天下をして鬪爭なからしむること、拔
群之御忠節古今是より大なるは無二御座一候。自...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
長連恭の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
慶寧退京の報藩に達したる日、藩侯齊泰は急に長大隅守連恭に命じ、上洛して聖安を奉伺
し、禁裏を守護せしめき。因りて連恭は、即夜その弟雅樂介連賢(後九郎左衞門成連)及
び家士五百四十五人を率ゐて發せり。...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
前田慶寧の譴責解除と襲封
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
書を呈し、慶寧の赦免に盡力せんことを請ひしに、幕府遂に之を容れ、その譴責せらるゝ
に至りし理由が禁闕の守護を全くせざりしにあるが故に、二十九日書を以て朝廷の内意を
窺ひたりき。この書四月十日京師に達せしが、即...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
豐島毅の建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て、專ら朝廷を重んじ、側ら幕府をも不レ棄之御良策、自然可レ有レ之奉レ存候。一、當
時薩土二侯專ら京師を守護し、既に此間伏見之一戰、一橋・會津共に敗走の樣子承る。依
而御當家に於ても此節議論紛然、或は薩土を奸猾...
第四章 美術工藝 第一節 繪畫
初期の畫界
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
きものあるを見ず。唯僅かに臨濟の僧恭應運良が、暦應の頃河北郡傳燈寺に住して丹青の
技に長じたる、能登の守護畠山義統が、應仁・文明の頃に出でゝ菅公の圖を遺したる、加
賀の守護富樫氏の族晴貞が超月と號し、好みて馬...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
福井藩の覺書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
レ下就二歸國一申達候へば、御立願と有レ之上は、いづれの國の社頭造營も可レ有一之事
か。然共古來より國之守護修覆申付來儀、其上今程は從二公儀一御預け領之事に候へば、
左樣之儀越前守年若に而難二心得一候間、寺社奉...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
今枝近義の在藩老臣に與へたる覺書
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
は越前の白山とおぼえ、加賀之衆は加賀の白山とおぼえ申候故、互の違逆有レ之候。越前
之白山と存上は、國之守護修理仕來る社頭に候。加州より御建立に極り候はゞ御馳走可二
申入一との口上、指而おつかけたる申分にても無...
第三章 加賀藩治恢弘期 第三節 白山爭議
大工太郎兵衞書付
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
御建立被レ成付、杣取之儀此方へ案内もなく、尾添村の者杣取仕儀如何と申越候之處に、
尾添村之者共、其國之守護より被二仰付一御建立事に候へば、杣取之儀何とて右へ案内可
二申入一候哉と返事仕候へば、尤加賀國白山とは...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
慶寧の上洛
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
糊塗したりき。時に慶寧途より微恙に罹り、入京の後尚癒えざりしが疾を力めて命を受け
、且つ使者に對へて、守護の職は外舶襲來の難に備へんとするものなるが故に、幕府にし
て先づ攘夷を決行するに非ずんばその職務を遂行...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
同志の退京提議
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
幸にして加賀藩には江州今津の所領あるを以て、願はくは先づかの地に軍を退け、鳳輦の
至るあらば迎へて之を守護せらるべく、又若し戰状我に不利にして援軍を貴藩に求めば敢
へて一臂の力を假すを吝む勿れと。富太郎等之を...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の指令
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
之點には後れ可レ申處、在京中に而一段之幸不レ過レ之事に候。如レ斯切迫之場合に臨候
而者、無二二念一禁廷守護奉レ安二宸襟一候儀を大本に相心得、何れも勇氣を蓄へ、如何
に茂靜謐に有レ之、筑前守下知を相守一致有レ之...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
禁闕發炮の變
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を嘉し、野宮中納言をして勅を傳へて榮通を勞はしめ給へり。その後榮通は、二十一日に
至るまで禁闕にありて守護し奉る。二十四日幕府は加賀藩の蛤門の宿衞を解き、轉じて清
和院門を守らしめ、晦日朝廷は傳奏をして我が將...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の長連恭に與へたる命令
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
王之趣意度々之建言も水上之泡と相成、家之瑕瑾とも可二相成一儀に候。今度御手前儀(
長連恭)、禁裏爲二御守護一急速差遣候條、於二途中一筑前守え右之趣被二申聞一、假令
病氣に而下知は成り兼候共引返し、京師守衞之任...
第五章 加賀藩治終末期 第四節 元治の變
齊泰の奧村榮通を賞したる親翰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
なき次第に候。大將たる筑前守右之族に而、衆卒心意不二相立一可レ及二紛亂混雜一所、
御手前直樣出張禁廷を守護被レ致候段、其上之滿足不レ過レ之存候。大隅守(長連恭)儀
も組共爲レ致二出立一候間、御手前儀者筑前守名...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
再度の出兵命令
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
を蒙るべき危機を脱し得たるなりと解し、同月十八日再び親翰を連恭に下してその發奮を
促せり。齊泰また禁闕守護の任務を果さんが爲その代理として老臣横山三左衞門隆平を派
し、隆平は翌年四月に至るまで京に止まれり。
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
征長反對第二次建白
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
言行はれ人心動搖して、天下別に異變を生ずるなきを保する能はず。是を以て將軍今京師
の事情に通ずる總督・守護職・所司代等を召し、親しく朝意の在る所と長防の動靜とを審
問し、然る後將軍の所見を奏し叡旨を仰ぐべし。...
第五章 加賀藩治終末期 第五節 征長の役と南越の陣
加賀藩の越前出兵
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
時に水戸侯徳川齋昭の子一橋慶喜は京都守護總督の職を奉じたりしが、耕雲齋等が沿道諸
藩と戰ひつゝ上洛の途に在るを聞き、一はその職責を盡くし、一は...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
慶寧幕命を拒む
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元治元年慶寧の尚世子たりし時朝暮の命を奉じて入洛せしが、恰も病篤きに會したるを以
て士卒を留めて禁闕の守護に當らしめ、齊泰も亦別に老臣を派し慶寧に代りてその任務を
盡くさしめたり。次いで慶應元年幕府の長藩に兵...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
慶寧の入朝と王政復古
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
摩・土佐・安藝三藩を以てせしかば、都下の人心頗る恟々たるものあり。慶寧乃ち原七郎
左衞門を遣りて禁闕を守護せしめ、次いで十二日本多播磨守政均を二條城に派し、書を慶
喜に與へて速かに退京せんことを慫慂せり。その...
第五章 加賀藩治終末期 第六節 藩末の改革
鳥羽伏見の役と加賀藩の出兵
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
となし、正月十日上書して、普天の下率土の濱悉く王臣ならざるなきを以て、藩侯は須く
自ら精兵を擁して禁闕守護の任に當り、東西の間に周旋して黎民を塗炭の苦より免れしむ
べく、而も不幸にして兵端を開くに至らば專ら王...