石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
備荒貯蓄と窮民激増
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
天保四年齊泰は、凶歉に備ふる常法を確立すべき必要あることを思ひ、八月四日命を算用
場奉行に下して、毎歳農民...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
天保の徳政
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の義務を免除せしことありしが、今亦奧村榮實の進言によりて、第三次の徳政令を發布す
るに至れり。即ち藩は天保八年六月藩臣の秩祿二百石以上のものゝ收納米半額を借上げ、
而して之に因りて當然家政の逼迫を増加すべき士...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
家運復興
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
然るに禍福は糾へる繩の如く、藩が財政の危急を脱する爲天保十一年三月奧村榮實を擧げ
てこれが整理に任ぜしめ、而して榮實が富豪木屋藤右衞門・島崎徳兵衞・錢屋五兵衞...
第三章 學事宗教 第八節 科學
瀧川有乂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
之著、近藤道兌校、文政十一年宇野定根閲。同第十一編年不詳瀧川有乂著、北村儀直・宇
野定根校。同第十二編天保元年中西重行・伊藤保信著、天保二年出口申之校、瀧川有乂閲
。同第十三編天保二年瀧川有乂著、宇野定根・竹...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
寺島藏人等の芟除
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
榮實の藩政を參決するや、先づ積弊を除かんと欲し、本多播磨守政和等と相議して、天保
七年十一月四日寺島藏人の秩祿を褫ひ、能登島に流刑に處し、特に十五人扶持を與ふるこ
とを宣告し、翌日本多...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
近藤忠之丞の復仇
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
めこれを諾したりしも後に意を飜して約束を履行せざりき。孫三郎乃ちかの士家に對して
面目を失へりとなし、天保四年十二月廿九日の夜、忠太夫が金澤市笠市町なる越中屋長兵
衞の家より出づるを待ちて口論を構へ、遂に刀を...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
五兵衞の俳句
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
字の人にあらざるを以て、措辭法を謬り、推敲洗練を缺くものありしは當然なり。湯あが
りのまゝに向ふや夕櫻天保元年眼のだるき折ふし花の散りにけり天保三年六十四年今朝若
水のかる〲し天保七年四海波靜なりけりうたひぞ...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
阿武松緑之助
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
り、長門藩侯毛利齋廣の抱力士として廩米五十俵を得たり。是を以て相撲番附には長州阿
武松緑之助と記さる。天保四年の日記に『當秋淺野川大橋上に而大相撲興行。束關緋縅、
西關阿武松。』とあるる亦これなり。後嘉永四年...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
再度の飢饉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
次いで天保六年冬雪降らず、寒候既に盡き立春の後俄に大雪あり、夏日冷氣甚だしく五穀
爲に登らざりしかば、齊泰は七年...
第五章 加賀藩治終末期 第二節 黒羽織黨及び海防
上田作之丞の末年
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
中に於ても愚父方え罷越候事は出來不レ仕樣と迄申談有レ之、又色々言上之躰も有レ之由
に付、申酉荒飢之年(天保七、八年)段々心附之事共數册相認指上、自分儀學事も相止候
趣其中へ書加へ、江戸へ罷越、戌之七月(天保九...
第四章 美術工藝 第二節 陶磁
彌藏燒
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
彌藏燒は珠洲郡正院に製せらる。天保の初年同村の人彌藏の創めたるものにして、陶土を
蛸島村上田の坂に探り、窯を正院地内觀濤山に設く。その製...
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下
傳説より生じたる史蹟
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の普く喧傳せらるゝに及びて、世人は漸く藤五郎を以て實在の人物なりと信じ、史蹟とし
ての金洗澤も亦生じ、天保十五年藩主前町齊泰の命によりて堂々たる金城靈澤碑を樹つる
に至りたりき。今兼六園に存するもの即ち是なり...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
奧村榮實の登庸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、齊泰は深く榮實を信じ、屢人を介してその意見を徴したりしかば、榮實の言動自ら藩論
の指南たるに至れり。天保五年齊泰又國用足らざるを以て冗員を陶汰せんとの意ありしに
、老臣奧村惇叙は旨を承けて得失を榮實に謀り、...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
米穀缺乏の補填と甘藷栽培
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
と説きたりと政鄰記に載せたれば、尚その頃はこの地方一般に之を栽培することなかりし
が如く思はる。然るに天保中に及びて能登に甘藷ありしは、同七年越中新川郡の無組御扶
持人十村並寳田奈兵衞敬がその地を旅行して著せ...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
參覲延期と復元御潤色
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
天保十年は齊泰參覲の年に當りしが、幕府は特にその期を緩くすること數ヶ月なるを許
せり。蓋し前年の献資に報ゆ...
第三章 學事宗教 第一節 學校
試業
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
試業は、素讀生に在りては天保十年以後、毎年二月・五月・八月・十一月の四次に行ふこ
とゝせり。受驗者の資格は四書五經の素讀を完了した...
第三章 學事宗教 第四節 國學(上)
藩外國學者の來杖
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
文政・天保の頃に奧村榮實あり。老臣にして前田齊泰の知遇を受け、藩校明倫堂の總奉行
となる。榮實和漢古今の書通讀せ...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
一代鍛冶
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
いふ。その子も亦勝光を襲名す。貞享頃の人。又寛文の頃吉長ありて、賀州住藤原吉長と
切れり。下りて文政・天保の頃に至り、信右あつて越中福野より金澤に來住す。元は鑄物
師にして、長井又は永井氏、通稱與三兵衞、又銘...
第四章 美術工藝 第九節 鑄工
村山氏
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
しが、この鑄造に際して藩に請ひ、泉村領の荒地若干を受け、こゝに工場を新設せり。爾
後その地を住宅とし、天保元年に歿す。六代正久は幼名を吉太郎といひ、後に四郎兵衞と
改む。四代正久の遺子にして、五代正久の後を受...
第五章 殖産製造 第二節 農業(中)
改作奉行の變遷
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
しめ、その根役所たる算用場内の舊御郡所に於いては、收納方・高方等に關する事務を執
ることゝせり。次いで天保四年又制度を改め、職名を郡奉行改作方兼帶と總稱することは
尚從來の如くなりしといへども、之を御郡專務と...